食物アレルギーを伝えるためのポスター | アレルギーっ子と双子といっしょ

アレルギーっ子と双子といっしょ

東京都から岡山県に移住し、重度の食物アレルギーを持つ子と双子の3人の男子を育てる母のブログです.

アナフィラキシーショックを

起こす重度の食物アレルギー

を持つ高3長男が自身の

食物アレルギーをテーマに

ポスターを制作し、

完成しました!!!!

 

完成前の卒業制作の

最終プレゼンの様子は

コチラから下矢印

「食物アレルギーと卒業制作」

をご覧くださいウインク

 

長男の許可をもらいましたので、

是非、見てやって下さい爆  笑

 

5枚のパネルから一つの

ストーリーになっています。

 

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①「正体不明の怪物」

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②「体を蝕む恐怖」

 

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③「見えない重り」

 

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④「僕を避けないで」

 

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⑤「いつか必ず・・・」

 

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実物はB1サイズ(728×1030ミリ)

と、かなり大きく迫力がありますおーっ!

 

皆さんにも是非、実物を見て頂きたい!!!!

 

実際に見ると、長男の想い、気持が、

身近で長男を見てきただけに

痛いほどに伝わり、

自然と涙が溢れてきていましたえーん

 

実際に当事者にしかわからない

ネガティブな気持ちを正直に

表現したものだと思います。

 

作品にコメントを入れる際に

先生からは、お母さんがショックを

受けるのではないかと心配された

そうです。

 

しかし長男は「たぶん大丈夫です。

それにショックだったとしても、

替とえるつもりはないです」

と答えたと私に話してきました。

 

私はショックというより、

普段、アレルギーを感じさせないくらい

飄々としており、アレルギーを

めんどくさいとは言うものの、

その事で私を責めるようなことや

困らせるようなことを

言ったことはなかったので、

本当の心の叫びはこれだったのだ、

今まで理解をしていなかったなと

感じると同時に、

私だったら耐えられなかったかもしれない、

私より、よほど大人だし、

我が子ながらすごいなと素直に

思いましたびっくり

 

①から④枚目までがかなりの

ダークな感じだったので、

⑤枚目が光や前向きさを感じられる

ものになっていたのが

正直、ホッとしましたチュー

 

私は⑤枚目が一番好きドキドキ

 

しかし、長男に対しては、

しなくてもよい辛さや、苦しさを

経験させてしまったとは思っていますショボーン

 

長男が自分自身に例えているカラスの

羽が片方だけ鋼で描かれているのは、

それこそが、食物アレルギーであり、

重りであるそうです。

 

いよいよ、来週から牛乳負荷増量し、

100ccになります。

目標は200ccです。

 

少しずつですが前に進んでいます。

 

これからも、アレルギーと共に

歩んでいきますが、最後の⑤枚目の

絵にあるように、食物アレルギーであり、

重りであった鋼の羽を

ネガティブなマイナスの物と捉えていたが、

それを武器に変えて、

一緒に飛び立つように・・・宝石ブルー宝石緑宝石紫

 

宝石紫ここで言う「武器」とは、

決して戦う為の物ではなく、

アイテムとして、自分が

マイナス、足枷として、

ネガティブに捉えていた物でも、

使い方、見方によっては、

自分を助けたり、他人を助ける

事が出来るという意味で使いました。

「武器」=「道具」に近いのかな・・・

怪物など出てきて、

ストーリー性があり、

少しロールプレイングゲーム的な

要素があった為、このような表現を

してしまいましたが、

現実には武器は持つべきでは無いし、

そもそも戦いはしない方が良いと

思っています。

 

長男も、あえて最後の飛び立つ

前のシーンでも羽は鋼で

重りのままで、それは、

すでに自分の一部となっていて

鋼と共に飛び立つと言っていました。

 

つまり、アレルギーと付き合うことを

意味しているのだと思います。

 

長男、この絵をかいている時、

とても楽しっかったそうですほっこり