こんにちわ
アラフィフブロガーの
にゃおです🐾
難病サルコイドーシス
と診断されるまでの経緯のお話
エピソード②の続きです。
↓エピソード②に戻る方はこちらから
と、その前に
緊急事態だから
病院へ行きたい
と言ったワタシに
と不満げだった
あの
【旦那サマ】について
今回は
お話したいと思います。
緊急受診した
休日診療担当の病院で
医師に
『今からすぐ行って下さい』
と大学病院 への
紹介状を手渡されたワタシは…
よく状況が飲み込めないまま
病院を出ました。
でも・・・
実はワタシ
すぐに大学病院 へは行かず
ここで一度
帰宅しました。
なぜなら
旦那サマに預けてきた
赤ちゃんの様子が
気になるからでした。
ママー
今だったら
LINEとかで
簡単に連絡を取り合えるだろうけど
ガラケー超初期のその頃は
メールはできず、通話のみ
しかも通話料金が超高額だったので
夫婦間とはいえ
そこまで頻繁にやり取りをすることは
あまりしませんでした。
(時代を感じますね〜)
ワタシがすぐ帰ってくると思い
しぶしぶ顔で了解した
旦那サマ…
でも、なんだかんだで
家を出てから
すでに3時間ほど経過していたので
そろそろ限界かもしれない
きっとグズる赤ちゃんに
って
イライラしてるはず・・・
そう思ったら不安で
自分の病状はさておき
一度帰らずには
いられませんでした
・・・・・
と、こんなことを書くと
えイライラしてるから
そこは『心配してるだろうから』
とかじゃないの
と思う方もいらっしゃるでしょう。
ここからの話をすすめるにあたり
この旦那サマについて
触れないわけにも
いかなくなりそうなので
ちょっと話は逸れますが
今回は軽く
ご紹介させていただきます。
(サルコイドーシスとは関係ない話になるので
興味がない方はスルーしてくださいね)
まず
前提として
当時のワタシは
この旦那サマに対して
不満に思ったことはなく
夫婦喧嘩をした事もありませんでした。
そう思って
読んでいってくださいね
ワタシは23歳で結婚したのですが
旦那サマは7つ年上の
同じ会社の先輩サラリーマンでした。
真面目で温厚な彼に対して
何も不安に思うことはなく
たった半年のお付き合い期間の末
結婚に至りました
結婚後はすぐに妊娠し
出産するその時まで
ワタシは疑うことなく
これから始まる幸せな家庭風景を
思い描いていました
でも・・・出産後
ワタシも、そして彼自身も
知らなかった事が
判明しました。
彼は子どもが
好きではない。
実際に産まれるまでは
そんなことは感じませんでした。
でも、今思えば確かに
妊娠した時の喜びようは
それほどでもなかったし
避妊しないとやっぱできるなーと言われたり…
産婦人科に
ついて来てくれる事はなかったし
エコー写真や
大きくなるお腹に
一緒に喜びを感じてくれることも
・・・なかったし
病院からもうすぐ産まれる
って連絡をしたときにも
どうせ間に合わないでしょー
って、実家でゆっくりお茶を
飲んでいたと義母から聞いたし・・・
実際間に合わなかったし…
赤ちゃんの顔を見ても
わりとクールだったし
オムツ替えも、授乳も
見てるだけだったし
泣けばオロオロ
泣き続ければイライラ
だから当然
赤ちゃんも彼にはなつかないし
抱けば泣くようになってきて…
ママじゃなきゃイヤー
虐待とかはしないけど
可愛いと思ったりは・・・
できないように
なったんだと思います。
最初はワタシ
その間に入って
おふろ一緒に入れてみよ〜よ〜
この可愛さを分かってもらおうと
いろいろ試してはみたけれど
そう上手くはいかず・・・
ぎゃーーこのひとイヤー
そのうち ・・・
彼のイライラを見るのが
ワタシ自身
怖くなってきてしまって
育児はワタシがやればいいんだって
その方がお互い楽だし
丸くおさまるって
彼に頼らなくなってしまったんです
妻役も母役もワタシが頑張れば
家庭円満で
みんな笑って過ごせる
彼は毎日、家族のために
仕事をしてくれているわけだし
きっと世の中みんな
そうやって頑張ってるんだ
って、疑うことなく
思うようになっていきました。
だから最初に書いたとおり
その当時のワタシは
彼を不満に思うことはなかったし
ケンカにもなりませんでした。
でもね、それが
いけなかったんです。
今思うとですけどね
もっと頼って
彼をしっかり
父親にしてあげるべきだったし
家庭的な夫としての幸せも
感じさせてあげるべきでした。
確かに彼は
もともと
子どもが
好きではなかった
けれど
それを変えるチャンスを
ワタシが奪ってしまってたなぁと
今はそう思っています。
ま、時すでに遅しで・・・
結局15年後に
子どもを理由に離婚となりました。
(その話はオイオイと・・・笑)
とまぁ
そんな家庭状況だったので
病気の話に戻りますが
ワタシは一度
帰宅せずには
いられなかったわけです
自宅の前で
赤ちゃんが泣いていないか
耳をすませて確認しましたが
静かですホッ
ドアを開け
中に入ると
出かけた時のまんまの状態で
旦那サマも赤ちゃんも
まだ寝ていました
心底ホッとしました
ワタシの気配で目覚めたふたり。
ワタシは赤ちゃんに
ミルクをあげながら
旦那サマに
病院の報告しました。
そして・・・
今からまた別の病院へ
行かなければならないこと
その間また
赤ちゃんを見ていて欲しいこと
を伝えました。
ま、そうなりますよね笑
でもさすがにそこで
ダメだと言うような
悪人ではありません(笑)
しぶしぶ了解してくれました
しかしえらいもので
帰宅してから
再度出かけるまでの
こんなバタバタした状況の間は
痛みを
点滴のおかげもあると思いますが
痛みを忘れて優先してた
家族への変な遠慮
でも、体力はもう限界で
場所の分からない大学病院まで
また右往左往しながら行くのか〜
・・・と考えると
ちょっとしんどくて
と恐る恐る
聞いてみましたが・・・
赤ちゃんを見ててもらう事すら
危うくなると思ったワタシは
素直に従いましたとも
あれしかし、これ…
今、あらためて思い返すと
不満はありませんでした!
と書いた自分の言葉に
思わず疑問を感じてしまいそうに
なりますね〜👅
自覚はありませんでした。
↑に訂正しておきましょう(笑)ということで
無事に自宅を再脱出
気持ちが必死すぎて
自分の事は何にもできず
のどカラッカラで
お茶ぐらい
飲んでくればよかったなー
と後悔しながら
病院へと向かいました 電車でね・・・
次回はやっと
【大学病院】へ到着します
※病気や医薬品等については、あくまでも患者である私個人の主観で書いておりますため、医学的な根拠を示す事はできません。誤ったご理解を促すものではありませんので、その点どうかどうかご理解下さいませ。