道について考え始めて、初めは、心から感謝することができませんでした。
現在の道というと、アスファルトで固められた道路を思い起こしてしまいます。
でも、アスファルトの道路は、環境を破壊し、人間の便利のためだけに作られたもののように思ってしまうのです。
たしかに、草木が行く手を阻んでいるジャングルに比べたら
アスファルトの方が歩きやすいです。
これに関しては、確かに、ありがたいです。
でも、やっぱりアスファルトの道路は心から感謝できません。
そこで、頭を切り替えるために、
歩きやすい草原で、全く道が無い状況を想像してみました。
自宅から目的地まで、全く道がない状態です。
これは、迷ってしまいますね。
目的地にたどり着くのに、とても苦労しそうです。
歩数を数えたり、コンパスで方位を確認したりと、なかなか大変です。
そうか、やっと気がつくことができました。
道とは、目的地に到達しやすいように、先人たちが作ってくださったもの
だったのですね。
そう考えると、やっと感謝の念が沸いてきました。
道よ、ありがとうございます。
これからは、先人たちの叡智を感じながら、感謝して道を歩ませていただきます。
- -- --- ---- ----- ------ ------- -------- --------- ----------
ひふみ祝詞の順番にテーマを設定しています。
次回は「よ」から始まるものに感謝いたします。
<ひふみ祝詞>
ひふみ よいむなや こともちろらね
しきる ゆゐつわぬ そをたはくめか
うおえ にさりへて のますあせゑほ れけ