SNSには限界がある。文字だけのコミュニケーションは、全体の3割しか伝わっていない。 | 「命を描く」描く命家、TOH(とう)~うつ病、いじめ、ヘルニア、自殺願望の経験を通してあなたに贈りたい命の言葉~

「命を描く」描く命家、TOH(とう)~うつ病、いじめ、ヘルニア、自殺願望の経験を通してあなたに贈りたい命の言葉~

うつ病、いじめ、自殺願望などで苦しんでいるご本人やご家族にそっと心の支えになれるような「あおいぼく一枚絵本」を使った活動をしています。
僕自身、25歳の時にうつ病に、30歳の時に椎間板ヘルニアになりました。
イラストレーター、絵本作家。2児の父。

おはようございます。
 
描く命家、TOH(とう)です。
 
僕は文字が苦手です。
「そういう仕事をさせて頂いているのに何を言ってるんだ?」と思われちゃうかもしれませんが、文字だけの会話が特に苦手です。
過去に、文字だけの会話で友達との仲が悪くなった経験があります。結局その友達とは縁が切れました。
こちらが思って書いた文章が、受け取る側思いと違ったら、自分が思っていたこととは違う方向の文、言葉として伝わってしまいます。それはフェイスブックやツイッター、ブログも同じことです。
2回リアルで逢って1回SNSで会話する。くらいの関係性が良いなんて聞いたこともあります。
 
先日、録画しておいた「実録まさかのオーメン」という番組を観ました。
 
「旦那さんはアスペルガー」と言う本を紹介しながら、専門の先生が話されていました。
 
人と人のコミュニケーションは7割が言葉以外
 
 
表情 身振り 手振り 姿勢 声の調子 そこが読めない
 
と話されていました。
これって、SNSでも言えることではないでしょうか?文字だけでは全然足りない…んです。
 
会話とは「会って話す」と書きます。
もしSNS系のことのやり取りが「会話」または「文字会話」と言われるのなら、きっとそれは「筆談」に近いかもしれません。しかも手書きではなく、ボタン一つで文字が打てる「機械の文字」です。しかも一方的な会話になりがちだと思います。
 
僕は大事な事をお伝えする時で、その人とお逢いできない時は電話でお話をするようにしています。
それは実家の両親の考えなのですが「大事な話はメールじゃダメ、電話、もしくはちゃんと会って話しなさい」と教えられました。
相手にちゃんと向き合って話しなさい。顔が見えない、声を聞かないとわからない、伝わらないことが沢山有るからと。
言葉などの微妙な意味合い、ニュアンスを感じ取ることが大事ですよね。
と言っても僕はそう思うだけなので、それが全てではなく一個人の一考えにすぎませんが…(^_^;)照
 
伝えることよりも伝わることの方が大事
これは尊敬する作家、中谷彰宏さんの講演会をDVDで観た時に話されていた言葉です。
これって、チラシ作りや、マーケティングにも言えますよね。
今までは会社は自分のことや商品を言えば良かったんですが、果たして消費者にはそれが届いているのでしょうか?
大事なのは伝えることではなくて伝わること。だとしたら一方的に言うのではなく、ちゃんと相手のことを考えて話すことも大事だと僕は思うんです。
ってこういうことを家族の前で話すと「また仕事の話に持っていくぅ、頭の中はそればっかりかい!」と妻にいっつも嫌がられますが…(^_^;)
 
文字だけでは伝わらない部分が多々にあるんです。
大切なのは文字意外にあると思っちゃうんです。
こんな仕事をさせていただいてるからこそ思うんです…。
 
ありがとうございます。