木曽の浦島太郎伝説のある場所に行って来ました! | misaのブログ

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木曽路をゆく ④


『王滝村自然湖』を訪れた後、何処に行こうかと悩んでいたら、こまみこさんが聞きなれない言葉を放ちました。


ネザメノトコ 行こうか?


は?なんだって??


それは何語??


なんか分からないけど、そこに行ってみることにしました😊


『臨川寺』に拝観料を払って行くのが最短ルートだそうです。



ねざめのゆか?


いえ、寝覚めのとこだそうです🤣


お寺の突き当たりから見下ろすとこんな感じ↓


眼下の線路は、JR東海の中央西線だそうです。


『寝覚めの床』へ行くには、中央西線の線路の下を通って行きます。

(帰りはここ、猿がいました。)


ちなみに、中央西線の特急「しなの」では、列車によっては車掌が近くを通過する際にアナウンスをしたり、乗客に景色を堪能してもらうために列車の速度をやや落として運転することもあるのだそうです。



『寝覚めの床』は、中山道の景勝地として、また木曽路のランドマークとして親しまれてきた奇勝なのだそうですが、私は全く知らない場所でした。



上松町周辺は、花崗岩地帯で、その地形を木曽川の流れが削って出来たのが『寝覚めの床』だそうです。



花崗岩特有の割れ方が、大きな箱を並べたような不思議な造形をもたらしています。



『寝覚の床』の地質は、中生界の粗粒『黒雲母花崗岩』で、露出岩盤には方状節理が見られています。


岩盤は約1.2万年前のものだそうです。


ちなみに、私が毎日飲んでいるミネラル水『希望の命水』は、数億年かけて風化した阿武隈山系で産出される『黒雲母花崗岩』を、特殊製法でイオン化抽出したものです。



民間伝承によれば、寝覚の里には『三返りの翁』という、長寿の薬を民に供していたされる伝説上の人物が住んでいたそうです。


長寿の薬のことを耳にした延喜当時の天皇が、その風聞を調べてくるように寝覚の里まで勅使を遣わすと、翁が医王仏の権現であると名乗り、その秘薬を献上しました。


翁はすでに千年来、寝覚の床に住んでいましたが、薬を使って3度若返ったので「三返りの翁」と呼ばれるようになったのだそうです。



また、ここには何故か、浦島太郎伝説が残っているのです。


浦島太郎は竜宮城から玉手箱と弁財天像と万宝神書をもらって地上へと帰りましたが、これまで暮らしていたまわりの風景は変わってしまっており、知人もおらず、旅に出ることにしたそうです。


日本諸国を遍歴したのち、木曽川の風景の美しい里にたどり着いたのです。


ここで釣りを楽しみ、霊薬を売るなどして長年暮らしていましたが、あるとき里人に竜宮の話をするうち、つい玉手箱を開けてしまいました。


すると、玉手箱からは白煙が出て、白髪の300歳の老人と化してしまったのでした。



浦島太郎には、今までの出来事がまるで「夢」であったかのように思われ、そこで目が覚めたのです。


このことから、この里を「寝覚め」、岩が床のようであったことから「床」、すなわち「寝覚の床」と呼ぶようになったと言われています。



ある頃から、寝覚の床の『浦島太郎』と『三返りの翁』は同一視されるようになっていったそうです。


以前は、この『浦島堂』まで行けるような木の道が作られていたそうですが、川の氾濫で水かさが増した時に、何度も橋が流されてしまうので、もう作らなくなってしまったそうです。


浦島堂↓


そっか、『三返りの翁』は、若返りの薬を飲んで3度若返ったなら、300歳くらいまで生きたことになり、『浦島太郎』も玉手箱を開けて300歳になってしまったのだから、同一人物と言われるのも分かりますね。



まぁ、伝説は別にしても、ここの場所は素晴らしかったです💕



長野県にお住まいの方々には、超有名な場所らしいですが、静岡県に住む私には全然ウワサが流れて来ていませんでした💦



今まで、こんなすごい所を知らなかったなんて。。。



こまみこさん、教えてくれてありがとう💓




この黒いものは。。魚の群れ??



全然、予定に入っていなかったけれど、『寝覚めの床』に来れて、本当に良かったです♪



自然が創り出す景観って素晴らしいなぁ💕


あ、この時から既に『フタを取れ!』『目覚めよ!』って言うメッセージが来ていたのかもしれません。


木曽路の旅は続きます。。