能登半島の海岸線は見どころがいっぱい! | misaのブログ

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能登半島をゆく⑦


しばらく間があいてしまいましたが、こちらからの続きです↓


能登半島の先端『ランプの宿』『禄剛崎灯台』から、海岸沿いを西へ車を走らせていく中、さまざまな絶景が私たちの目を楽しませてくれ、長距離の移動も氣にならなかったです。


この距離を1日で帰ります↓


日本海が美しく、所々で車から降りて景色を愛でました。


まずは、この辺り↓




次は、このあたり↓


垂水(たるみ)の滝↓


白糸のような滝が、山から海へと直接流れ落ちる全国的にも珍しい滝です。


落差およそ35mのこの滝は、別名「吹き上げの滝」とも呼ばれているそうです。



厳冬期の強い海風が吹く日は、滝が重力に逆らって空に向かって上り始め、時には、滝口からそのまま真っ逆さまに吹き上がるのだそうです。


そのまま凍結することもあるそうです。


ネットより画像をお借りしました↓


またの名を「逆さ滝」とも呼ばれるこの滝は、まるで白龍が天へと昇っていくように見えるのだそうです。


でも、それが見れる日は、めっちゃ寒いんだろうな💦💦💦



窓岩↓


『垂水の滝』からすぐの所に、変わった岩が見えてきました。


曽々木海岸の『窓岩』は、その名の通り、直径2mほどの穴がぽっかりと空いた岩です。


岩自体は、は中新世中頃(1200万年〜1500万年ほど前)に噴出した「岩倉山流紋岩」で、波食で穴が空いたようです。


「岩倉山流紋岩」とは、マグマが地表に噴出して急激に冷却され固まった岩です。


岩倉山の流紋岩が形成するダイナミックな海岸線は、「能登の親不知」とも呼ばれ、かつては人の往来を阻んでいた場所なのだそうです。



また、晴れて空氣が澄んでいる10月~11月頃の夕暮れには、運が良ければ窓のなかに夕日がピッタリと納まった瞬間を見ることができるそうです。


ネットより画像をお借りしました↓


プリウスが色味を添えていました〜😆




日本海と白波に癒されました。




白米(しらよね)千枚田↓



『白米千枚田』は石川県輪島市白米町にある棚田です。


小さな田が重なり海岸まで続く絶景は、日本の棚田百選、国指定文化財名勝に指定され、奥能登を代表する観光スポットとして親しまれています。



急斜面に、幾重にも段になり海へと広がる田んぼの数は全部で1004枚もあるそうです。


一つ一つの田んぼは小さく、耕運機も入らない狭さのため、栽培は昔ながらの手作業で行っているのだそうです。



ここにも、海からの強風に絶えず吹かれ続け、曲がってしまった木がありました↓


展望台は、『道の駅千枚田』のすぐ隣りにあり、駐車場から千枚田を見下ろせます。




『白米千枚田』から50分ほど走ったあたりで突然、風変わりな岩に目が止まりました。


通り過ぎて振り返ったら!!


トトロだ〜〜‼️



ちょうど近くに無料駐車場があったので、車を止めてもらいました。


トトロ岩↓


正式名称は「剱地権現岩」と言うそうですが、観光客には『トトロ岩』と呼ばれているそうです。


地元では「立岩の権現さん」の愛称で呼ばれているそうです。


縄で目がつけられていました〜😊もう、トトロにしか見えない〜!



そこからさらに南に進むこと約20分↓


機具(はたご)岩↓


能登金剛の代表的な奇岩の一つである「機具岩」は機織りの神様の伝説を生んだ夫婦岩です。



機織りの道具のような岩々からなっている所から名付けられたそうです。


高さ16mと12mの美しい2つの岩が寄り添うように並び、しめ縄で結ばれた姿は伊勢の二見岩によく似ていることから、別名『能登二見』とも呼ばれています。


しかし、能登の『機具岩』は、大きい岩の方が女岩、小さい岩の方が男岩なのだそうです。



🟢機具岩の伝説 🟢


その昔、能登の地に織物の業を広めた鹿島郡能登比咩神社の祭神、渟名木入比咩命(ぬなきいりひめのみこと)が織機を背負って山越えの折、途中で山賊に遭い、思わず織機を海中に投げたところ、忽然としてそれが岩に変じたと言われています。。。



また、『機具岩』は西向きに立っているため、能登の中でも屈指の夕焼けスポットとなっているようです。


ネットより画像をお借りしました↓


めっちゃキレイですねー😍

(でも、便利な世の中ですね。ネットで探せば見たい写真が出てくるのですもんね。)


そして、そこから10分ほど走っていると、突然現れました!


志賀(しか)原発↓


めっちゃのどかな場所にあるんです。


🔷 志賀原発、廃炉から一転して再稼働させるようです💦


同原発の敷地内を走る10本の断層は「活断層ではない」とする、ですと。

規制委が重要施設直下の活断層評価を変えたのは初めて。


北陸電力は28日、富山市の本店で株主総会を開いた。


運転停止中の志賀原発の再稼働に反対する株主が廃止措置推進本部の設置や廃炉を求める議案を提出したが、反対多数で否決された。


北陸電は「十分な安全性を確保した上で、再稼働の早期実現を目指す」と説明した。


石川県珠洲市で先月、震度6強の地震が起き、株主から「リスクはないと言い切れるのか」などと安全性を疑問視する声が上がった。


<抜粋終わり>


めっちゃ悲しい氣持ちになりました。


氣多大社のそばの『地震石』がせっかく大地の大きな揺れを抑えてくれていると言うのに、人間のエゴで原発を再び稼働させようとしています。


能登半島は、地下から流体が上がって来ており、地震は断続的にずっと起こると言われている危険な場所だと言うのに、なぜ、危険な原発を動かそうとするのでしょうか。


最近は、電氣代も高くなって来ており、原発再稼働に賛成する人が多くなって来たとニュースでやっていました。


それこそが値上げをした電力会社の狙いなのでは、と考えてしまいます。


「喉元過ぎれば熱さを忘れる」のように、福島の原発事故のことを皆んな忘れてしまったのでしょうか。


原発は、どこも風光明媚な場所にあるんです。


せっかくの美しい景色が台無しなのです。


能登半島の海岸線で出会った沢山の素晴らしい絶景の中で、志賀原発は、ただひとつの残念な場所でした😭



あと1回続きます。。