世にも不思議なものがたり | misaのブログ

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富士の写真館さんより↓





🟠大阪から意外な場所へ 序章

カットとカラーリングの為に、大阪・箕面市のムッシュさんを訪ねた私。

パーマはかけていません↓



その日はムッシュさんのお宅に泊めて頂いたのですが、奥さまの美智代さんから「明日は福井の明通寺に行きましょう」と言われました。

「え?なぜに福井まで?」

「ムッシュが助けてもらったお寺に久しぶりにご挨拶に行こうと思って。」

「おお!そのお寺ね!!」


実は、そのお寺に関しては、不思議な事が沢山あり、私は図らずも偶然、2組のご夫婦から明通寺の話を聴いていたのでした。

お一組目はムッシュさん。

ムッシュさんは10年ほど前、数体の霊に取り憑かれ、暴れるなど奇妙な行動をし始め、ついには家に帰って来なくなってしまったそうです。

バイクに乗ってあちこち彷徨った時に、高野山にも行ったそうですが、そこではないと再び大阪方面に戻り、そこから北に向かったそうです。


寒い3月に、ムッシュさんは半袖だったそうで、暖かいお茶をもらおうと、立ち寄ったコンビニで、口から出た言葉は「お水下さい」だったそうです。

これにはさすがにコンビニのスタッフも、怪しいと思ったようで、ムッシュさんに暖かい飲み物をあげながら、警察に電話をかけていたようです。

それを察知したムッシュさんは、早々に店を飛び出しました。

途中、正面から大型トラックがやって来るのを見て、ムッシュさんはもう楽になりたいと対向車線に出て、目をつぶりながらトラックにぶつかって行ったそうです。

……

しかし、、目を開けたら、トラックははるか後方に走り抜けていたそうです。

その頃、ムッシュさんの安否を氣づかっていた奥さまは、霊能者さんにムッシュさんの居場所を探してもらっていたそうです。

その時、検知するムッシュさんの消息が消えた瞬間があったそうで、その事から霊能者さんは残念ながらムッシュさんはもう亡くなったと感じたそうです。

奇跡的に、命を取り留めたムッシュさん、そこから、どう走ったか、若狭湾にあるお寺にたどり着いたそうです。

明け方の3時ころだったそうですが、山門にひとりの男の人が立っていたそうです。

その方は、明通寺の副住職さまでした。

そして、ムッシュさんを見るや、「よう来なさった。貴方の他に3名いますね。」と言ったそうです😱

そこから、1週間、明通寺でムッシュさんは修行をする事になったそうで、憑依していた二人は、自然と成仏して行ったそうですが、おじいさんの霊はこの世にかなり執着があり、最後まで残っていたようです。

このおじいさんのおかげで、ムッシュさんは色々な物を食べさせられたそうです。

しかし、このおじいさんの霊も、やがては光の世界に帰って行ったそうです。

この時のご恩を忘れず、ムッシュさんは時々、明通寺を訪れているそうなのです。


そんな凄いお話を何度かムッシュさんから聴いていたのですが、何と、もう一組のご夫妻からここ明通寺のご住職さまのお話を聞くことになるのです。

ご住職さまと副住職さまは、ご兄弟だそうです。

ご住職さまのお話をして下さったのは、なんと、大飯原発の運転差し止めを、事故後初めて命じた元裁判長樋口英明さまの奥様でした。

名古屋でご夫妻にお会いした時に、原発が立ち並ぶ福井に、原発村にひとり立ち向かうご住職さまがおられると言うお話を、奥様が熱く語って下さったのでした。

そのお寺は、蝦夷(えみし・アイヌ民族)討伐を行った坂上田村麻呂が、朝廷への助命嘆願を行うも、認められずに殺されてしまったアテルイたちを弔うために建てられた所だそうです。

なんだか、そのお寺のお話、どなたからか聴いたことがあるような。。

実は、ムッシュさんの奥さまは、2012年の11月に明通寺のご住職・中嶌哲演氏の講演会を福井で主催されていたのでした。


その事を、2019年末に樋口裁判長さんの講演会を私が主催した頃に、美智代さんから初めて伝えられてはいたのですが、あまりの忙しさに、頭が回っていませんでした。

原発反対運動をされているご住職・中嶌哲演さんのお寺と、ムッシュさんを憑依から救ってくれた副住職さんのおられるお寺が、まさかの同一の明通寺であることに氣がつかなかったのです。

それが、ついに結びついたのが樋口さんの奥さまが、昨年の7月に送って下さった一冊の冊子だったのです↓


最後のページにあったご住職さまの記事に、何故か引き寄せられました。

このお寺とご住職のお名前、見覚えがある。。そう言えば、、と美智代さんからの過去のLINEを見返しました。

そしたら、見事に一致!!

ムッシュさんとご縁のあるお寺も、ここだったんだ!!!

その時が、ようやくお二方のご夫妻が関わっている明通寺の存在がどお〜んと頭に収まった瞬間でした!!


急いで樋口さんの奥さまに連絡しました。

奥さまは

「繋がっている!!
私たちを導いて下さっている大いなる方がいらっしゃる!!」

と、とても喜んで下さいました。

なんか、お会いした事があるようなお顔。。

と思ったら、私、中嶌哲演さんのお話、2012年7月に、聴いたことがあるじゃ〜ありませんかっ!!


全てにおいて、氣づくの遅いよ。。😭

しかも、明通寺の名前を聞いてもピンと来ていなかった私。。😅

そして、実際に明通寺を訪れてみたら、素晴らしい癒しの場所で、私の祖父が住職をしていた丹波のお寺に、雰囲氣がなんとなく似ていたのでした。





そして、驚いたのが明通寺は、お大師さまの真言宗でもあったのです。

高野山〜四国への旅の続きで、ここに来てまたしてもお大師さま繋がりとは!!



序章が長くなりましたが、明通寺の素晴らしさは、明日からじっくりとお伝えしたいと思います!