台風19号の教訓と見えてしまった日本の闇 | misaのブログ

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台風19号は、各地に甚大な被害を及ぼしただけでなく、様々な問題点を露呈させました。


都心方面の堤防が高めに設計されているのに対し、江戸川区方面は都心方面の堤防よりも低めに設計されていたのです。


この設計だと荒川の堤防が豪雨で限界ラインまで達した時、川から溢れた水が都心ではなく、江戸川区に流れ込むことになります。


この構図は、都会の電氣を作るために、危険な原発は福島に置かれたというのと同じだと感じました。


これだけ巨大な台風が来ているという時に、なぜダムの中の水を事前に空にしておかなかったのでしょうか。
これ、わざとじゃないですよね?



浄水場が洪水の被害を受けるような場所にあると、断水の期間が非常に長引き、生活に多大な影響があります。


マンションの地下に電氣の配電盤があり、それが水没した為、停電や断水が起きています。
高層階ではエレベーターも使えず、生活に支障をきたしています。
マンションの構造で、明暗を分けました。


長野市の車両センターが水没して、大きな被害を受けています。
ハザードマップによると、この場所は水没の危険性が大きい所でした。


元大阪市長の橋下徹氏の発言で、治水行政の考え方が明らかになりました。
下流の都市部を氾濫させないために、上流部を氾濫させてしまうという考えで、上流部の狭窄部を拡大工事しないのはその都合のためだというのです。
実際に今回の川の決壊も、急に川幅が狭くなった場所で起きていました。


自民党の二階幹事長が台風19号の被害状況を「まずまずで収まった」などと評価した発言が国会でも追求されました。
被災地の現状を全くみていない態度、危機意識の欠如に国民は呆れています。


首都圏はこうして守られています。


住所がないと言う事で、避難所に入れてもらえなかった路上生活者の方がいたようですが、命はみんな平等であることを忘れてはいけないと思います。


神奈川県の山北町で町側が初期に要請していた陸上自衛隊の受け入れを県側が拒否し、結果的に到着した陸上自衛隊の給水車が引き返してしまう事態がありました。
それにより、給水車到着まで山北町の水道水が約6時間にわたり利用出来ませんでした。
町と県の双方の連絡の食い違いがあったようですが、緊急事態には県側の意向を無視してでも、町は人々を守って欲しかったです。
今後は、市町村単位で自衛隊に災害派遣要請が出来るように改善が必要です。


加計学園に176億円
吉本興業に100億円
サモアに25億円
イヴァンカに57億円
イージス・アショア2基で総額6千億円超
台風15号に13億円
台風19号に7億円。。。
一機150億円する戦闘機などの防衛費を削って欲しいです。 

<終わり> 

ほんの一部ではありますが、主なものをあげてみました。

今回、被害を大きくしたのは治水です。

景観は損なわれるかも知れませんが、川の堤防を高く頑丈にしたり、狭い部分を広げたりの工事が必要です。

ダムの管理こそ、最大限に注目して欲しい点だと感じました。

ハザードマップが、かなり的確に浸水地域を表している事も分かり、浸水想定地域は今後に向けて何らかの予防策を練る必要があるでしょう。

今回の災害で、都市を守るために田舎が犠牲になるという闇も浮き彫りにされました。

命は平等と言う点で、こんなことはあってはならないと感じるのですが。。

日頃から、防災意識を高めておきたいと思いました。

カセットコンロは、必需品です。今回売り切れで買えなかった方は、しばらくしたら是非ゲットしておいて下さい。

4時頃に、めっちゃ珍しい場所で地震がありました!


震源の深さ20キロ。

何が起こったのでしょう?富士山が近い場所だから、氣になります。


被災地の1日も早い復旧を願っております。

そして今も避難所での生活を余儀なくされている方々へ、心からお見舞いを申し上げますと共に、1日でも早く平穏な生活に戻ることができますようにと心よりお祈り申し上げます。