「コスタリカ・メキシコツアー」の続きです。
ウシュマル遺跡の次に訪れたのは、メキシコでのハイライト・ハートチャクラのピラミッドがある「チチェンイツァ遺跡」です。
私たちは夜に「Mayaland Hotel & Bungalows」というホテルに到着しました。
異国で泊まる最後の夜でした。
同室になる人は毎晩違っていたのですが、私は、最初からなぜかマヤの地で、にいにいさんとペアになると確信していました。
そしてその通りに、まだ一緒の部屋になっていないのは、ウシュマル遺跡で前世を思い出したにいにいさんのみとなっていたのです。
ところが、まだ「にいにいさん」と同室になっていない人が、もう一人いたのです。
そこで、にいにいさんをめぐりジャンケンでの争奪戦となりました。
私は何故か「負けるわけにはいかない!」と氣合いが入り、勝つことが出来ました。
相手の方は、私の氣迫に押されたのか、エネルギーが弱くなるのを感じたそうです。
しかし、にいにいさんと同室になったのには、意味があったことが翌日分かるのでした。
私たちの部屋は、デラックスルームだったようで、5人くらい入れるような大きな浴槽があって驚きました。
湯船にゆったりと浸かり快適に眠りについたのですが、翌朝、にいにいさんに異変が起きていました。
「ウシュマル遺跡」での体験が、にいにいさんの身体にも影響を及ぼしていたのでしょうか。
にいにいさんは、激しい腹痛に襲われていたのです。
朝食を食べるどころではないとの事なので、部屋で休んでいてもらう事にしました。
部屋に戻ると、にいにいさんがお腹の痛みで辛そうにしていました。
「今日は、ピラミッドに行けないかも。。」
「そんな弱氣にならないで、せっかく来たのだから」と私は久々の龍神レイキをにいにいさんにやり始めました。
窓の外にはカラコル天文台が見えています。
普通、龍神レイキは宇宙のエネルギーを降ろすのですが、この時は「カラコル」からのエネルギーを感じていました。
マヤの遺跡を直接見ながらレイキをするなんて状況は、なかなかできないレアな有り難い体験だと思いました。
ホントに目の前にちょうどカラコル遺跡があったのですよ。
「にいにいさん、カラコルからのエネルギーが入ってきているよ!」
と、自分でも意味不明な言葉を発していました。
しばらくすると、カラコルエネルギー?のおかげがあってか、にいにいさんの腹痛が和らぎ、出かけられるようになったのでした。
「カラコル天文台」は、大きな基壇9mの上に円形13mの建物があり、建物の内部は螺旋状になっている事から、カラコルというスペイン語で「巻き貝」を意味する名前がついています。
カラコルには観測用の3つの窓が残っていて、この天文台でかつてのマヤ人は、月、太陽、金星などの星の運行を丁寧に観測することにより、驚くほど正確な暦を作り上げていました。
カラコルの最大の特徴は、天文台の台座の正面が真西から27.5°北に傾いている事で、これは金星が最も北に沈む方向だそうです。
マヤの人々は、金星の1年が220日であることを知っていました。
金星が重要視されていたのは、ククルカンがケツァルコアトルと同じように、金星の神として崇拝されていたからだそうです。
今は、カラコルのドームの半分近くが崩壊し、中に立ち入ることも出来ませんが、当時にこれほどまでの天文知識を用いて建設されていた事は驚異的なことでした。
チチェンイツァでは、ふたつのセノーテ(泉)がとても重要な意味を持っているとトビーさんから教わりました。
そして、帰国してから、セノーテを撮った動画を見たら、なんだか謎の飛行体がいっぱい写っている事に氣づいたのでした!
なんだ、こりゃあ?!
もったいつけて次回に続く。。。