9月〜10月は、沢山のイベントが入っていて、なかなか進まないシャスタ報告ですが、3日目(9/13)です。
その日はまず「パンサーメドウズ」に連れて行って頂きました。
前日にも通ったシャスタ5合目の登山口「バニーフラット」で一旦、車から降りたのですが、そこには1日で全く違う景色がありました。
あれ〜、いつの間に雪降ったの?
前日はこんな感じでした⬇︎
富士山もそうですが、やはり雪があるとステキですね。
車で少し行くとパンサーメドウズです。
ここは、シャスタの中腹(約2316m)にあるネイティヴアメリカンの神聖な場所です。
メドウ(湿原)に、セントジャーメインの変わり身であったパンサーが現れたことからその名が付いたそうです。
パンサーメドウズ、なんかカッコイイ響きが好きです。
アッパーとロウワーメドウとに分かれています。
ここのトレイルは、泉に繋がっていて、マクラウドリバーの源泉になっているそうです。
しかし、ここは冬は雪で閉ざされてしまう為、7月〜10月中旬頃の短い間しか訪れることは出来ないようです。
期間限定の聖地、絶対おすすめの場所です。
パンサーメドウズでは、自然をリスペクトしながらトレイルを歩きます。
一度踏みつけられた植物が育つまでに、200〜400年もかかるんだそうです。
一年の半分以上を雪の下に閉ざされている高山植物は、回復までに時間を要するのです。
神聖な場所なので、湧き水を飲んだり、大声を出したり、10名以上の集団で入ることは出来ないとの事。
神聖なる湧き水が噴出している場所に出ました⬇︎
そこからすぐの所に「ナイントゥリー」という九頭龍のような木がありました。
9本の木の中にいだかれて祈りを捧げます。
残していいのは祈りだけ。持ち帰っていいのは山からの祝福だけだそうです。
パンサーメドウズの静寂と、神聖な氣を充分に堪能してから、私たちはメドウズを後にしました。
途中、車から道路の脇を見ると、何かが立っていました。
おお!リスちゃん♡
バニーフラットの登山口でも、リスがたくさんいました。
バニーなのに?
刻々と姿を変えるシャスタ。
もう雲で見えなくなっていました。
「パンサーメドウズ」。。
私は、ここがいっぺんで好きになってしまいました。
何故か、私たちをとりこにする場所です。
続きます。