究極の田んぼの姿 | misaのブログ

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遊びに来てくださって ありがとうございます!

今日は、私の大好きなブログをご紹介したいと思います。

それは、レムリアンヒーラー・トビーさんのブログです。

彼が木内鶴彦さんの講演会を主催されていたのが、出会いのきっかけでした。

その後、トビーさんご夫妻は伊勢にお引っ越しされ、なかなかお会い出来なくなってしまいましたが、ブログでのシャスタの美しい風景にいつも癒されています。

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前回、生き物たちが農薬によって数を減らしていることを書きましたが、トビーさんのブログには、理想的な田んぼや畑の姿があります。

いつかご紹介したいと思っていたのですが、ようやく実現しました。

是非、彼からのメッセージを受け取って下さい。

無農薬、無肥料、そして耕さなくても野菜は出来る!

去年から奥伊勢宮川に引越しをしてから、自然農をベースにしたオリジナル農法で野菜やハーブを育てています。

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農薬はもちろんのこと、肥料はあげません、そして耕しもしません。草も必要以上にとりません。

虫は完全に無視(笑)。いてもいいのです。

うちの畑の土は地力が弱かったので山の黒土をもらったり、腐葉土化している山の土をいただいたり、そのおかげでだいぶ、土が良くなってきました。

黒土が欲しい、欲しいと言っていると次の日に、うちの隣の家の畑にダンプ1台分の黒土がど~と入りました。

「それ少しください!」というと「持っていっていいよ」と返事が返ってきました。

1輪車で10杯くらい頂けました!引き寄せ、引き寄せ!

そして野菜作りのときには、畑や土、野菜の声を聞き、月のリズムを考えこの土地にあったやり方で、最後は直感に任せる!

そして愛情を注ぐことが何よりもの栄養です。

今年は去年自家採取出来た種をまきましたので、結構良い野菜が出来るかな?

自然農での野菜作りは最もスピリチュアルな活動の一つだと思います♪

土の中は耕さないことで微生物が生態系を作り、土の上では虫も取らないことで虫たちの生態系が出来、それらによって畑のエネルギーは活性化していきます。

そんな畑には何よりも目に見えないディーバたちが野菜作りを手伝ってくれるのです。

ですので物凄くパワフルな野菜が出来あがり、それを摂取する。

自分の愛情や野菜の高いエネルギーが自分の体の中に入ってくるのですから。。。

自然農の野菜作りは自然界との共同創造です♪

こんな畑が増えれば、人間も、自然界も調和していき、地球の波動が上昇すると思います。

ですので、最もスピリチュアルな活動の一つだと思うのです。

☆スピリチュアリティを高める方法は?

秋の野菜の種まきをしています。家の前の畑の整理をしています。なんたって草ぼうぼうでしたので。

しかし雨が少なかったのにも関わらず、草をはやししていたため、野菜が守られていました。

苗を買わずに、種から蒔いた野菜が雨、風、夏の水不足などの近年まれにない過酷な状況のもと、少しばかりではありますが去年出来なかった、かぼちゃ、スイカ、とうもろこしが収穫出来たことは嬉しいことです。

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僕たちは自然農という農薬はもちろん肥料をも与えず、耕さない農法をベースにした野菜作りをしています。

そして動物や鳥、虫、微生物たちと共存はもちろん、畑のディーバたちにもお手伝い頂いて楽しんでいます♪

動物に食べられたら食べられた、鳥に食べられたら食べられた、虫に食べられたら食べられた、と思い、自然に任せています。

取られたくないと思っていると、どうやら取られてしまうことを引き寄せ、それが現実化するのだと思います。

ほんとですよ~

ですので、僕たちは、「食べたければ食べていいよ~」という思いを発信しています。

だってこの土地には人間よりも先に動物たちや鳥たちが先にいたわけですから。。。

そして虫たちが受粉のお手伝いをし、微生物たちが土を耕し、働いてくれているのですからね~

分け前をあげないとね~

働かせておいて、一つもあげない、食べちゃだめなんて、勝手な話だと思うのです。

だから食べたい人?は食べていいのだ!これでいいのだ(笑)

でも不思議と動物に取られないし、虫にも食べられていません。

色々と野菜作りから学ぶことは多いです。

ほんとスピリチュアリティを高めるにはこれが一番です♪

なんたって地球や自然界と繋がるのですからね~

田んぼの水が及ぼしている影響

「岩澤信夫さんの究極の田んぼ」を読んだことを書きたいと思います。

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一般的な今の田んぼには農薬、化学肥料や動物性の有機肥料を入れます。

すると田んぼの中で硝酸態チッソという発がん性物質が発生します。

ヨーロッパなどでは厳しく「硝酸態チッソ」は管理されていますが、日本では管理されていないのが現状です。

その田んぼの中の「硝酸態チッソ」は雨が降ったり、地下水から染み出たりして田んぼの外側に流出します。

そして河川、湖沼を汚してしまいます。

この一般的な田んぼをすればするほど河川を汚しているわけです。

日本では戦前の水道水は「緩速ろ過」の水でした。

「緩速ろ過」とは、沈殿された池に川の水を引きます。

池の上澄みの水をろ過するための池に流します。

ろ過池の砂の上には太陽の光が入るので、珪藻(ケイソウ)という植物、藻(も)が発生します。

珪藻は水中で光合成をして酸素を作ります。

この酸素によって池の中の砂の表面に沢山の生き物が繁殖して、生物資源を作ります。

この池の水の中にチッソやリンなどの栄養素が増え、生物の循環が起こります。

水中の中に例えば、コレラやO157のような有害物質が入ったとしても、水中の微生物たちが全部食べてくれるように生態系が出来上がっています。

最終的に池の中の残りの水を砂でろ過すると綺麗な飲める水になります。

これが「緩速ろ過」という水です。

戦後水道に塩素が入るまでは日本ではこの「緩速ろ過」という生物ろ過を使っていたんです。

今は「スーパー急速ろ過」という塩素などで消毒する水道システムですね。

この「スーパー急速ろ過」を一基作るのになんと1000億円かかっているそうです。

戦前の「緩速ろ過」という水道システムであればお金はほどんどかからなかったものをわざわざお金を使うようにしてしまったんですね。

そしてそのお金は現在の水道料金という名目で支払っているわけです。

話を戻しますと、この昔ながらの「緩速ろ過」を利用した田んぼがあります。

それが岩澤さんが提唱している冬期湛水(とうきたんすい)という、

冬の間も水を張りっぱなしにした田んぼのことです。

この田んぼは一年中水を田んぼに張っています。池のような状態です。

田んぼも不耕起で耕しません。

どんなメリットがあるのでしょう?

一年中水があるので、先ほどの「緩速ろ過」の水道のように生物の循環が起こり、水を浄化します。

例えばこの冬期湛水の田んぼのお米を10kg食べるとすると水を100トンずつ綺麗にしている計算になるそうです。

凄いですよね。

この方式の田んぼが増えれば、増えるほど、その地域の河川や湖沼を浄化していくことになります。

現状は田んぼをすればするほど、河川、湖沼を汚しているわけです。

ですのでこの冬期湛水の田んぼを近い将来やりたいと計画しているところです。

お米を食べれば食べるほど、河川を汚すのが良いのか?

お米を食べれば食べるほど、河川を浄化するのが良いのか?

どちらを選択されますか?

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<転載終わり>

トビーさんのブログから、たくさんの学びがあります。

草や虫や鳥や他の生き物すべて、地球に存在しているものでいらないものなんて何もないのです。

みんな上手に共存して生態系が成り立っているのですから。

害虫や雑草などと、勝手に邪魔扱いしているのは、人間サイドの受け取り方です。

彼らから見たら、生態系を乱し環境を破壊して、やりたい放題の人間ほど邪魔なものはないでしょうね。

地球にとって、「害人」にならないようにしたいものです。