子供たちは、若ければ若いほど細胞分裂が活発な為、放射能に対する感受性が高く被曝すると大人たちよりガンになりやすいのです。
今回は、別の方面からの危険性を訴えていきたいと思います。
《なぜ子どもを被曝させてはいけないのか》
http://blog.livedoor.jp/tokiko1003/archives/2701962.html
より
【女子の場合】
女の子は、母親のお腹の中でまだ胎児でいる時期から既に、卵子のもとになる卵母細胞という細胞を、600万~700万個持っています。
それは、出世時に100万~200万個まで減少し、思春期までには約30万個とさらに減っていきます。
女性は、初潮から閉経までに平均で約400個排卵すると言われており、閉経後に残った卵母細胞はそのまま退化していきます。
卵母細胞は、毎月1個ずつ成熟し、卵子となって排卵され、受精を待ちます。
その他の排卵されない待機中の卵母細胞は、卵母細胞のまま細胞分裂を止めた状態で卵胞内に存在し続けています。
待機中には、DNAの修復はいっさい行われない為、年齢を重ねるごとに卵子の損傷の可能性は大きくなり、同時に不妊の可能性も高まるわけです。
つまり、女性は生まれたときから卵母細胞を持っていて、出世後に自分で新たに生成することができないということです。
ですから、幼少期に被曝して、卵母細胞にダメージを受けたとしたら、損傷した卵母細胞を一生持ち続ける事になります。
女性では、650~1500mSvくらいから一時的な不妊症が起こり、2500mSvを超えると永久不妊になる事が多くなります。
【男子の場合】
男子についても同じ事が言えます。
精母細胞は放射線の感受性が高く、低線量でも細胞死が起こります。
150mSv以上浴びると精子の元になる精母細胞がダメージを受けて細胞死し、一時的な不妊になる可能性があるのです。
さらに、多くの放射線量を浴びると、精子をつくる大もとの精原細胞が細胞死することになり、永久不妊となってしまいます。
http://trhome.med.u-tokai.ac.jp/contents/hibaku/hibaku05.html
<引用終わり>
おそらく、上記の数値は外部被曝を想定したものでしょう。
恐いのは内部被曝です。
しかも、原発はまだ放射能を出し続けているのです。
子ども達に20mSVまで我慢させる事が、どんなに危険なことかお分かりになるでしょうか。
私たちは、子供だけでなく、孫やひ孫の顔を見ることが出来なくなるかも知れません。
そして、放射能の影響は福島だけの問題ではないのです。
http://prayforjp.exblog.jp/13594347
≪東京、一部で高濃度 土壌セシウム、茨城超す≫
東京23区内の土壌を4ヶ所計測したところ、千代田区1900ベクレル、江東区3200ベクレル、新宿区や世田谷区からも2000ベクレル前後と、すべての場所で高濃度のセシウムが検出されたと「朝日新聞」が報じています。
子供たちの被曝を我慢させ、放射能濃度が高い地域の住民たちを避難させない理由は、それだけ多くの賠償金が払えないからに他なりません。
お願いですから、長崎大学の山下俊一教授の安全だと言う言葉にだまされないで下さいね。
どうか子供たちを守って下さい。
子供たちを避難させる勇気を持って下さい。
子供たちを守るのは、私たち大人の使命です。