名古屋に行く時、家族にはボランティアでおにぎりを握って、炊き出しに参加して来るとだけ言ってありました。
帰って来た時、母親に「でさ、おにぎりって一体誰にあげたの」と聞かれ、ズコッとなりました ( ̄_ ̄ i)
炊き出しって、震災のイメージしか無かったようです。
「大勢のホームレスの人に渡して来たんだよ」と答えると驚きの顔
苦労知らずの母には、全く想像ができない世界なのでしょう。
母はテレビショッピングが大好きで、すぐに洗脳されて何でも買おうとします。
その度私が「んなものいらない」と止めます。
母を、おにぎりを握った時の教会に連れて行きたくなりました。
シスターたちの着るサリーは3枚しかない事を、ボランティアに来ていた方から聞きました。
ポットも古い型のものが大事に使われていました。
おにぎりに巻くのりも、一枚あたりを計算して一番安いものを買ってくる様です。
自分たちの生活は質素に切り詰めて、安い食材を使って、おいしくて愛情のスパイスが効いたお料理を、路上生活者の方たちの為に週2回作っているのです。
自分たちは、いかに贅沢に慣れてしまったんだろうと身につまされました。
この記事を書いている間もコメントが入りました。
みなさん、この状況を何とかしたいのに、どうする事も出来ずもどかしい気持ちでいるのが分かります。
本当に国は、献金問題とかあさっての方向にばかり労力を使っている様に思います。
肝心な困っている人たちへの政策に力を尽くそうとしていません。
折しも昨日は、スイスのノバルティス社から輸入した新型インフルエンザワクチンのうち、約30億円分に相当する234万回分が使用期限を迎え破棄されたのです。
同社製のワクチンは使用期限が製造から半年と短いため、今夏までに順次期限切れとなり捨てられていきます。
解約できた約257億円の経費を含め、計9900万回分を1126億円で購入していたのです。
私たちでさえ、ワクチンの危険性を知っていたのに、どのような思惑で輸入したか知りませんが、大きな失態となりました。
こんな無駄にするお金があるなら、路上生活者の為の支援に使っていただきたかったです。
国は何も見えていませんね。だから、国や行政を当てには出来ないのです。
私たちのひとりひとりが変えて行かなければ、何も変わらないのでしょう。
でも、身動きが取れないし何も出来ないと思っている方も多いのではないでしょうか。
気負わなくても、何でも自分に出来る事でいいのです。
周りを見渡して困っている方、一人ぼっちの方に声をかけるだけでいいんです。
「今日は誰かに親切にするぞ」と朝、思うだけでもいいんです。
その気持ちがたくさん集まれば、世界が変わっていく気がします。
それから、路上生活者の方たちを、何とか支援したいと、もやもやした気持ちの方も多いと思います。
その思いを直接伝えてみてはいかがでしょう
こちらは、私がおにぎりを握った教会です。
こちらは皆さまの善意をそのままの形でおじさんたちに渡してくれる信頼できる所だと、今回の体験で感じました。
連絡先を記しておきます。
神の愛の宣教者会
〒497-0011
愛知県海部市七宝町大字安松1-15 TEL:052-441-5141
寄付はこちらへお願いします
いちい信用金庫 114 1000089 神の愛の宣教者会
洋服は洗ってあってきれいなもの、そして保管場所がないので、これからすぐに着れるものが良いそうです。
靴下や下着は新品なものがあったらお願いします。
分からないものがあったら、オールドボーイさんに聞いてもらいますのでメッセージ下さいね。
他にもあちこちカンパを募集している所はありますが、知っている所から始めたいと思います。
皆さまの愛をよろしくお願いいたします。
読んで下さってありがとうございました