歳を重ねて行くにつれ、本当にいろんなハプニングも増えていきますね。
今日お話しするのは、すごい恥ずかしかった思い出です。
娘が幼稚園の年少さんだった時に、受け持ちの先生だった方が、横浜で結婚式を挙げる事になり、そこに行った帰りの出来事です。
娘が、5才の時に私たちは、実家に引越しましたから、みなさんとは数か月ぶりの再会でした。
楽しいひと時も、あっと言う間で、私と娘だけ、みんなとは反対の電車で帰るのでした。
駅のホームに降りて行くと、ちょうど私たちが乗る電車が来ていました。
お母さん方に、お別れの挨拶をしていると、発車のベルが鳴り始めました。
それではと、振り返ると、娘は、タッタッタと走って、電車にピョンと飛び乗っていました。
私もあわてて乗ろうとしたのですが、なんと、目の前で、ドアが閉まってしまったのです ((>д<))
とっさに、私は肩口を、閉まりかけたドアの隙間に差し込みました。
エレベーターのように、異物を感知して開いてくれると思ったのです。
でも 開かない 抜けない
その当時、新幹線でもドアの事故があったばかりでした。
その方は、三島駅で、ドアにはさまれて、そのまま引きずられて亡くなったのでした。
もしかしたら、私も ((゚m゚;)
瞬時にいろんな事を考えました。
仮に、肩がひき抜けたとしても、母をホームに残したまま、電車が発車してしまったら、娘は気が狂わんばかりに泣き叫ぶ事でしょう。
娘の方は、と言うと、
電車に飛び乗り 後ろを見たら、母が外で、ドアにはさまっているわけですよ
そりゃー びびりまくりで おかーさん って叫ぶわな、ふつー。
そしたらですよ
ひとりの50代くらいの男の人がですね
ドアの隙間に両手を入れて、ググーッと押し開いてくださったんですうー
そりゃーもう、まるで スーパーマンのように、かっこよかったー
お陰さまで、母娘は、離れ離れにならずにすみました。
あの時の、スーパーマンさま、本当にありがとうございました。
こうして、無事に生きているのも、あなたさまのお陰です。
このご恩は、一生忘れません って この事件の事もあやうく忘れかけてましたが f^_^;
でもですね、お礼をして、席に付いてからが、気まずい空気なんですよね (//・_・//)
そんな時は、寝たふりしかないのでした。
家に帰ってこの事を、両親に話すと、なんで肩じゃなくて、荷物にしなかったんだ、と怒られました
だって、両手の荷物は、結婚式の引き出物だったしー。
本能的に、おいしい物とか、犠牲に出来なかったのかな (;^ω^A
でも、本当に無事に帰って来れて良かったと、今でも しみじみ思う出来事でした。