アッシー君 | Moose Nose ~スウェーデンから日本へ~

Moose Nose ~スウェーデンから日本へ~

8年のスウェーデン生活を終え、家族で日本に引っ越して来ました。

昨日の夜、島に住む義弟ステファンからボーに電話がきた。

 

「兄貴、明日の夜って暇?

マチルダ(奥さん)が、夜に同僚とシティーで会うみたいなんだけど、

兄貴、シティーまで送ってやってくれない?

子どもたち二人を置いていけないから、僕は家にいないといけないし…。」

 

電話が終わった後に詳しく聞くと、23時頃に、フェリー乗り場からマチルダをピックアップして、シティーまで送って欲しいとのことだった。

 

マチルダが夜に同僚と会う→わかる。ママもたまには休息は必要よね。

子どもたちを置いていけないからステファンが送ることができない→わかる。

だから兄貴送ってやって→なんで?

 

私達はシティー寄りの場所に住んでいる。

それをわざわざシティーから反対方向のフェリー乗り場まで、23時にマチルダをピックアップするために片道20分かけて車を走らせる。

そこからシティーまでは30分ほどかかるし、

行って戻って家に帰って…、短くても往復1時間はかかるだろう。

帰ってくるのは0時近くか、もしくは過ぎるかもしれない。

※追記&訂正

シティーからアパートまでは約10分です。

なぜに15分にしてしまったのか、表記した本人も謎…σ(^_^;)


これって、こっちじゃ普通なの?

てか、島にはボー家族やマチルダ家族も住んでるわけだし、

親族に子守を頼んで、ステファンが車で送ってやることはできなかったのだろうか。

それとも、皆、たまたまパーティーや次の日早朝から用事があって無理だったのか…。

それでも私はわからない。

なぜボーに頼むのか顔??何故

だって、フェリー乗り場のすぐ近くにはバス停があって、シティーまで一本で行けるバスが出てるのよバス2

夜はフェリーとバスの乗り継ぎはあんまり良くないけれど、

それでもせいぜい待って10分くらいだ。

それ乗っていけばよくない?

私達がまだ車を持っていなかった時、島から家に帰る時はいつもそのバスを利用していたけれど、

夜遅くなってしまった時も、寒空の中バスを待った。

島にいる誰かに、「家まで送って」、なんて言わなかったし、

シティーにいるボー友人に、

「ちょっとフェリー乗り場まで来てピックアップしてくれない?」

なんて言わない、言えない。

 

車を持った今、私達が家に帰るついでに、

「夜勤だから仕事場まで送って」

とか、

シティーに住んでいる親戚が

「一緒に帰ってもいい?」

って言われて乗せてったことはあった。

そういうのは全然いいと思うし、もちろん!ってなる。

ついでだしね。

でも、今回のことは…。

だって、彼女の個人的な娯楽だよ?

その娯楽の為に、23時にわざわざシティーから呼び出して、ピックアップさせるって…。

正直、意味不明~吐血

 

「なんか…変なの…。」

と微妙な反応をした私にボーは言った。

「まぁ、僕も、え?とは思ったけど、

予定はないし、その時間は眠くもならないし、まぁいっかなと思って^o^

 

あんた、本当ええ奴やなっ!!笑い泣き

 

そうして23時前に、アッシー(死語)となったボーは、フェリー乗り場へと車を走らせていった。

 

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まぁ、でもこんなこと言っといてあれだけど、
フォローすると、二人とも良い人達なのです!
マチルダは明るくて優しくて、いつも話しかけてくれるし、
ステファンはシャイだけど、体育会系の優しい男性です。
ただ、今回のことはこっちに移住してから上位にあがるくらいビックリした出来事でしたあせ
日本じゃね、こんなことない…よね?
 
でも、ボーが文句も言わずに車を走らせてるのを見ると、
私って、まだまだだなと思います。
仏の心を持つボー、私なんか足元にもおよびませぬごめんなさい