どこへいってしまったの?(涙) | Moose Nose ~スウェーデンから日本へ~

Moose Nose ~スウェーデンから日本へ~

8年のスウェーデン生活を終え、家族で日本に引っ越して来ました。

先週、母がスウェーデンへと荷物を2箱送ってくれ、それが昨日届いた。

スウェーデンでは、荷物が届きましたよ~という通知がポストに投函され、
それを持って近くのポストオフィスまで行き、荷物を受け取るという仕組みである。
私の元に来た通知は勿論2枚。
相方と一緒にポストオフィスへと向かった。

通知を職員のおばちゃんに渡し、おばちゃんは荷物を取りに中へ入った。
しかし出てきた彼女の手には荷物は1つだけしかない。
どうやらもう一つが見つからないらしい。
コンピューターで調べてみると、
二つの荷物はこのポストオフィスに同時に来たのだが、
その一つを、どういうわけか誰かが配送センターへ送り返す処理をしてしまったという。
おばちゃんはすぐさま配送センターへ電話。
電話が終わるとこう言った。
「明日にはまたこっちに送り返してくれるみたいだから、
明日また来てくれる?」

「特に問題はない?」
と尋ねる相方に、

「大丈夫、明日にはこっちに届いてるはずよにっこり
とおばちゃん。


そして今日、仕事帰りの相方が再びポストオフィスへと向かったのだが、
問題発生。
配送センターにも荷物がないというではないか。
ポストオフィスでは『配送センターに送り返した』とデータに残っているが、
配送センターには『ポストオフィスから荷物が届いたという通知はない』らしい。
要するに、行方不明、紛失状態

「おばちゃんが電話した時は、配送センターにはあったんじゃなかったの?」
と私が相方に尋ねると、
「ううん、その時も配送センターにちゃんとあるのかはわからなかったみたい。」

はい~~~?
そんなあやふやな状態で、
「明日には届くはず」、
とか、
「大丈夫よ!」
とか、そんな適当なことを言ったんか~
ん怒る怒るぉ!


相方が予想するに、誤って送り返す処理はしてしまったが、
モノはポストオフィスのどこかに残ったままなのでは、とのこと。
あぁ、そうであってほしい。
土曜日にポストオフィスで棚卸があるらしく、荷物も全てチェックするらしい。
その時に見つかれば、アパートまで届けてくれるとのことであった。

見つかっても見つからなくても、すぐに電話をしてくれるだろうか。
見つかった場合、土日でも配送サービスはしてくれるのか?
きっとしてくれないだろうなぁ。
週明けまで待たなければならないだろう。
あぁ、電話がくるまで気が気でない。
ポストオフィスにもなかったら、どうしよう。
しかし、スウェーデン側と日本側の郵便局で紛失のレポートを出すほか、私達にできることは何もない。

こういうことが起こるたび、つくづくこの国の適当さに苛々するわぁ。

どうかどうか、荷物が無事に見つかりますように
泣く

============================

2つのうち、無事に届いた方の荷物。

image

やきのりが入ってたことに地味にテンションが上がった。
こっちで売られてる海苔は、買ったばかりでも開けてみたら湿気てたってこともあるので、
これは嬉しい。


白玉粉も嬉しい。

image


そして本も。
左下のカバーがかかってる二冊は小説。

image

InRedを見て脱おっさん、頑張ろう。


ちなみに私達が日本へ送った荷物は無事に届いたようだ。
甥っ子たちへのプレゼントの他に、両親、兄・姉夫婦にはお揃いのトムテ(サンタ)の置物、
そしてちょっとしたお菓子や雑貨をプレゼント。

image

このトムテ、スーパーのクリスマスコーナーで買ったのであるが、
そこにはこんなものも売っている。


トムテの飾りなんだけど、

image

なんだか生首がぶら下がっているようにしか見えない…。


トムテの仮面。

image

ずらっと並んでるとまた怖い…。


スウェーデンでは大人たちがこういう仮面をかぶってトムテに扮する。
これがまぁ、ちょっとしたホラーだ。
相方家のトムテ↓。


相方親戚家に出てきたトムテ↓。

写真は去年の様子。
(過去記事『トムテ アゲイン』、『ユールトムテ』参照。)


今年は多分相方のおじいちゃんがトムテになると思うので、おそらく仮面いらず。
ほんわかとした優しいトムテになってくれるに違いない。