麻酔 | Moose Nose ~スウェーデンから日本へ~

Moose Nose ~スウェーデンから日本へ~

8年のスウェーデン生活を終え、家族で日本に引っ越して来ました。

虫歯治療のため歯医者へ行った。
麻酔をかけてもらった。

治療後、うまく笑えない。
一体私の顔はどうなっているのだろうか。
そうして相方に写真を撮ってもらうと、





image

左右見事に違う顔!
それはまさに、
ジキル

image


ハイド

image


いや、ジキルと、

image


ハイド

image

どっちでもいいか。


麻痺した部分は辛うじて目は少し笑っている。
とにかくおかしくておかしくて、
相方と終始笑っていた。
そして笑う私の顔を見て更に笑う相方。
うまく笑えない自分に対して更に笑う私。
家までの帰り道はこの繰り返しであった。


家に帰り、うがいをしようとすると、

image

麻酔をした方の口から水がこぼれるこぼれる。
なんとなく、唇も少し膨張しているように見える。


水を飲むときは片方の口から慎重に飲んだ。

image


数時間で切れると思っていた麻酔、
だが、3時間経っても切れる気配はない。
19時半、お腹が空いてしょうがなかったので、麻酔が効いたまま夕飯を食べることに。
慎重に口の中にご飯を入れ、食べた。


しばらくすると、
あれ、ご飯が中々口の中に入らない、
押し込んでも入らない、
という状況に。
なんと膨張した唇につっかえていた。
感覚がないのでつっかえていることにも気づかない。

image


そんな私を見て、相方は、

image

笑いをこらえていた。


麻酔は6時間も効いていた。
歯医者であんなに強力な麻酔をかけられたことは初めてである。