「外から見えちゃうよ~(°д°;)」
と言う私に、
「大丈夫、見る人なんていないよ。」
と言い切る相方である。
先日、スポーツ用品店でトレーニングウェアの試着をしていたときのこと。
「ろびまろ、どう~?」
と扉の向こうで聞いてくる相方に、まだ下着姿だった私は、
「あ、ちょっと待って~。」
と答えた。
しかし、それが聞こえなかったようで、
ガチャ(ドアを開ける)
「え?なんて?」
と相方。
ちょちょちょちょ~~~い!
何勝手にドアを開けてんの!!
私「ちょっと、待ってって言ったんだよ!
下着姿なんだから勝手に開けないでよ!」
相方「おっけ~!
ちょっと待ってって聞こえなかったからさ~。」
はい、出た~、言い訳。
聞こえなかったらドア越しでもう一度聞け~い!
試着後、
「本当勝手に開けないでよ。
誰かに見られたら恥ずかしいじゃん。」
という私に、
「大丈夫だよ、僕が壁になってたから誰も見てないよ。」
と相方。
「そんなの100%だなんて言いきれないじゃん!」
と言うと、
「(馬鹿にしたような笑い方で)100%だよ笑。」
と返してきた。
更に、相方が続けた。
「ろびまろだって僕に同じことするじゃん。」
馬鹿やろっ!(ビートたけし風)
私は必ず扉を開けていいか聞いてるっつーの。
しかも同じ下着姿でも男と女じゃ全く違うわ!!
と言っても、
「ふっ(半笑い)。
オッケーオッケー、ごめんなさいね。」
と、相方には私の言い分はいまいち伝わっていない様子であった。
え、スウェーデン人に恥じらいってもんはないわけ?
そう思っていたとき、昨日あることを目の当たりにする。
昨日は上の甥っ子、アルビッドの誕生日会であった。
5歳になるアルビッド。
今までの5年間の成長を皆で見ようと、フォトムービーを流した。
しばらくすると生まれたてのアルビッドの姿が出てきた。
分娩室にいるのだろうか。
ヨハンナがアルビッドを抱っこしている。
しかしその姿は裸。
パイがぽろりんちょだ。
皆がそれを見ている。
自分の家族、祖父母、そして旦那の両親もである。
うっそ~~~んΣ(~∀~||;)!
と内心動揺する私。
生まれたての子供を抱いているとはいえ、兄にだって父にだって見られたくない自分の裸。
ましてや義父に見られるなんて、私なら失神するレベルである。
しかし周りは至ってごく普通。
私のように動揺している人なんて誰もいない。
「可愛いわね~。」
なんて言いながら、皆終始にこやかにフォトムービーを観ていたのであった。
結論、スウェーデン人に恥じらいはない。
昨日の誕生日の様子。
クリスマス並みにプレゼントをもらうアルビッド(右)と、兄のプレゼントで早く遊びたいメルケル(左)。
スケートボード、キックボード、沢山もらってご満悦。
デザートタイム。
アイス、生クリーム、出来合いのメレンゲ、そしてバナナを乗せただけのものだった。
こんな簡単でいいんだね。
見た目とかはあんまり気にしないんだね。
お菓子の日(毎週土曜日)以外でデザートが食べれて、アルビッドも嬉しそう。
キャンディーフラワーが可愛かった。
このキャンディーを取ろうとしたアルビッドにアルビッドパパが言った。
「アイスクリームも食べたし、今日はお菓子の日じゃないから我慢しなさい。」
じゃあ何故に飾った?
と心の中で思った私である。
アルビッド、5歳のお誕生日おめでとう!!