会食パーティー | Moose Nose ~スウェーデンから日本へ~

Moose Nose ~スウェーデンから日本へ~

8年のスウェーデン生活を終え、家族で日本に引っ越して来ました。

「緊張の糸がやっとほぐれたよ。」
結婚式を終えた相方がボソッと言った。
確かに第一の難問はクリアしたので、それなりに安堵感はあるが、
私はこれからの会食パーティーに向けて、まだまだ緊張しっぱなしであった。


業者にオーダーしたブッフェはこちら。

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結構な量で翌日のお昼にも相方家族と食べたのだが、それでもかなりの量が残ってしまった。


薔薇のように見せたバター。

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料理はまぁまぁ美味しかった。


ちょっとしたミニゲーム。

お互い背を合わせて座り、互いの靴を持ち、質問に答えていくというもの。
例えばこの写真なら、
「どっちが一番料理を作っているのか?」
と言う質問に、
私は、相方だと思い、相方の靴をあげ、
相方は、私だと思い、私の靴をあげる、
と言った感じだ。
私も相方も、それぞれどっちの靴をあげているかわからない。
周りが見て笑って楽しむ、といった感じだ。
後々私達もビデオを見て楽しんだ。


ちなみに最近だと相方の方が料理を作ってくれることが多いのであるが、
相方は私の方をあげてくれていたので、内心ホッとしたりして(笑)。


相方パパからは、
「ろびまろ、私たちの家族へようこそ。
家族の一員になってくれて、とっても嬉しいよ。」
という、とても嬉しいお言葉を頂いた。


ケーキ入刀&ファーストバイトもし、これは世界共通なのか、と笑顔の奥で思う私。


姉ヨハンナによる、相方の小さい頃の思い出を語るタイム。

私はちょっとジーンとしながら観ていたので、
相方両親はさぞ感慨深いものがあるのではないか、とチラっと彼らを見たのだが、
めっちゃ笑ってる。
涙ひとつぶも流していない。

そう言えば、彼らの泣き顔は見ていない気がする。
相方に、
「パパとママ、泣いてないね。
息子も結婚か~って、なんかしんみりしたりしないのかな?」
と聞くと、
「う~ん、泣かないんじゃない。」
とアッサリした答え。
続いて相方が言った。
「スウェーデンの結婚式は、しんみりっていうよりも、
楽しんでお祝いするって感じだから。」


そうなのか~。
でも私はいつか自分の子供が結婚するってなったら、
泣いちゃう自信あるわ~。


姉と弟と3人で。

相方、この時シレっとおならをしていたのであるが、
臭いでばれて、3人で爆笑しているの図。
良い写真(^O^)


夜9時をまわったところで、音楽は爆音になり、ダンスタイム。
毎回毎回思うが、こんなに爆音でよく近所からクレームが来ないな、といつも不思議に思う。

皆かなり、かな~~~~~り酔っぱらっておりました。
ろれつが回らないほど…。
相方(中央)の隣にいる、従姉妹のキムも勿論泥酔しており、
とろ~~んとした目で、
「ろびまろ、あなた、と~~~~っても綺麗よ♡」
と、5回程同じことを言われた。
弟彼女のマチルダも、
「ろびまろ、私はパーティーガールなの!
と~~~~っても酔っぱらってるの!
でも、いいの、私はパーティーガールだから♡
きゃはははははは~♡」
と漫画に出て来そうなくらいの酔っ払い具合。
訳の分からないまま、私も合わせて
「はははははははは~~~(*^▽^*)」
と笑っておいた。
私は殆どお酒も飲まなかったので、シラフの状態だったにも関わらず、
この酔っ払いの中、誘われるがままにダンスをし、酔っぱらったフリをしながら踊ったのであった。
我ながらよくできた演技だったと思う。


23時半をまわったところで、私達は相方弟宅を去った。
まだ何人かパーティーを楽しんでいるというのに、
主役の2人が先にいなくなるという…笑。
「え?いいの?」
と言う私に、
「うん、最後までいる義務はないから。」
と相方。
どこまで自由なんだ、スウェーデン。


こうして15時半から始まった結婚式&会食パーティーを終え、
相方自宅へと帰っていった私達であった。
緊張した中でも、それなりに楽しめ、大笑いをし、
そして周りのあたたかさに支えられた1日となった。



※私達の結婚式は規模が一般的なものより少し小さ目です。
規模が大きい結婚式であれば、もっと多くの余興があると思います。