60代後半くらいだろうか。
お腹は大きく、チョロっと長い後ろ髪を小さく縛っているのが印象的であった。
挨拶を交わして、早速色々と質問された。
神父「キミはスウェーデン語は喋れるのかね?」
私「はい、少しだけ。」
神父「喋るのは英語の方がいいかな?」
私「英語もちょっと自信がないので、スウェーデン語で結構です。」
神父「私だって英語に自信はないさ。
でも、スウェーデン語でコミュニケーションは取れるのかい?
これは大事なことだから、コミュニケーションがお互いに取れないとまずいだろ?」
この言い分はとてもよくわかるが、
気分が優れなかったこの日は多言語を聴く集中力も少し欠けている上、
神父さんの英語にも独特のアクセントがあり聞き取りづらかったので、
やんわりとお断りすることに。
私「はい、でも大事なことだからこそ、彼と神父さんで100%通じるスウェーデン語で話された方がいいと思って。
私もわからないことは勿論聞きますし、それでも理解できなければ彼に後で聞き返せますので。」
神父「… …あ、そう。
え!?
いきなりそっけなくなっちゃったけど!?
怒ったの!?
怒っちゃったの、神父のおっちゃん!?
んー、なんだか気難しい感じの人っぽいなー。
あ~、早く帰りたい…。
と思いつつ、心身共に疲れ切っていた中、なんとか頑張ってリスニングに集中した。
「何か質問はあるかね?」
という神父の問いに、
「ドレスコードは決まっていますか?
私が着ようと思ってるドレスは白ではなく薄ピンク色で、靴も白の靴を持っていないのですが…。」
と私。
「いや、特に決まってないよ。
そのドレスは日本から持って来たのかい?」
と尋ねるう神父に、
「はい、母が昔結婚式に着たドレスを着る予定です。」
と私。
すると今まで冷たい印象だった神父の目が急に変わった。
私「はい、でも大事なことだからこそ、彼と神父さんで100%通じるスウェーデン語で話された方がいいと思って。
私もわからないことは勿論聞きますし、それでも理解できなければ彼に後で聞き返せますので。」
神父「… …あ、そう。
… … …。」
え!?
いきなりそっけなくなっちゃったけど!?
怒ったの!?
怒っちゃったの、神父のおっちゃん!?
んー、なんだか気難しい感じの人っぽいなー。
と神父に対して少々恐い印象を持つことに。
その後相方と、仕事は何をしているのか、
どこに住んでいるのかなどと世間話をしたり、
聖書を一緒に読み、式の段取りを色々説明する神父。
そしてちょくちょくこんな顔で↓、
どこに住んでいるのかなどと世間話をしたり、
聖書を一緒に読み、式の段取りを色々説明する神父。
そしてちょくちょくこんな顔で↓、
「Förstår du?:言ってることわかる?」
と私に尋ねる神父。
この顔…、もっと普通に聞けないのかね…?
それとも、これがこの人の普通?
と、神父の態度に少々嫌気がさす私。
この顔…、もっと普通に聞けないのかね…?
それとも、これがこの人の普通?
と、神父の態度に少々嫌気がさす私。
あ~、早く帰りたい…。
と思いつつ、心身共に疲れ切っていた中、なんとか頑張ってリスニングに集中した。
「何か質問はあるかね?」
という神父の問いに、
「ドレスコードは決まっていますか?
私が着ようと思ってるドレスは白ではなく薄ピンク色で、靴も白の靴を持っていないのですが…。」
と私。
「いや、特に決まってないよ。
そのドレスは日本から持って来たのかい?」
と尋ねるう神父に、
「はい、母が昔結婚式に着たドレスを着る予定です。」
と私。
すると今まで冷たい印象だった神父の目が急に変わった。
目をキラキラと輝かせて、
「それはとても素晴らしいことだと思うよ!
キミと親御さんの気持ちを私はちゃんとリスペクトするからね!」
と熱弁。
そこからなんとなく私への対応も変わったような気がした。
古き良きものを大事にするタイプ。
もしかしたらそこまで悪い人ではないの…かな?
と私の神父への警戒心が少し解けた瞬間であった。
「それはとても素晴らしいことだと思うよ!
キミと親御さんの気持ちを私はちゃんとリスペクトするからね!」
と熱弁。
そこからなんとなく私への対応も変わったような気がした。
古き良きものを大事にするタイプ。
もしかしたらそこまで悪い人ではないの…かな?
と私の神父への警戒心が少し解けた瞬間であった。