ヨーテボリを離れる際、いつもは全然寂しく感じない私。
「どうせ２週間後には会えるし…。」
「どうせ１か月後には会えるし…。」
と、過去帰国する度に思い、泣いてる相方を見て、
「泣かなくてもいいじゃ～んﾍ(ﾟ∀ﾟ*)ﾉ」
と笑ってなだめていた。
しかし、今回の帰国はなんだか少し寂しく感じた。
出発前日に大ゲンカをしたせいだろうか…。
お互い涙目になりながら、
「寂しくなるよ。」
なんて言いながら、相方２カ月間、しばしのお別れ。
ふと横を見ると、カップルがかたいハグをしていた。
女性の目には大粒の涙。
男性も少しｳﾙｳﾙしている。
遠距離恋愛の方たちだろうか。
私達の遠距離時代を思い出し、遠くでまだ見送ってくれている相方に再び大きく手を振った。
寝不足だった私は、ヘルシンキまでの道のりでまず寝ようと考えた。
しかし、隣の席は赤ちゃん連れの方。
「あちゃー、寝れないな…。」
と思ったが、私もいつか子供と共に里帰りしたとき、こういう風に思われるのだな。
赤ちゃん連れの先輩、ごめんなさい。
最初はただ黙々と本を読んでいた私であるが、
後半になって赤ちゃんがこっちに興味を示し始めた。
いないいないばぁをするとキャッキャと笑う。
か、可愛い…(*ﾟｰﾟ*)♥
ママと少し話すと、ママはタイ人で赤ちゃんと共に里帰りをするらしい。
ヘルシンキで２時間待った後に、８時間ほどのフライトでタイへと帰るようだ。
「私２時間の飛行機待ちで９時間ほどかけて日本に帰るんだよ～。
同じだね～。」
なんて話しながら、ヘルシンキまで飛んだ。
ヘルシンキから日本への飛行機では席はなんと窓側。
いつもはネットで席の予約ができるのに、今回はできなかったので仕方なくヨーテボリの飛行場へ早めに行って席を取ることにしたのだが、
後部の窓側しか空いていなかった。
いつもはトイレへ行きやすいように真ん中通路（両側の席はなるべく避けたい）の廊下側を取っていたのであるが、仕方ない。
「隣の人が頻尿でありますように、頻尿でありますように…。」
と願い続けた私。
しかし願いもむなしく、隣の席の日本人女性は頻尿ではなかった。
彼女が席を立った時をねらって、私も１回トイレに行ったのだが、
トイレから帰ってきて席につこうとしたとき、
彼女は席を立ちあがることはせず、深く座り直すだけだった。
立ってくれんのか～い！
と思ったが、しょうがない。
彼女をまたぐしかない。
「すいません。」
と言いつつまたいだが、またいだときに私の足が彼女の膝に当たってしまい、
また、
「すみません。」
と一言。
そして、完全に無反応な彼女。
怒ってるのか、はたまた気にしていないのか…。
めっちゃ気～使うわ…。
その後彼女の体臭が気になって眠れなかった。
マスクはしていたものの、マスクの隙間から微妙に体臭が香ってくる。
２時間ほどしか眠れず、映画で時間をつぶした。
女性はかなり爆睡しており、
その間にトイレに行きたかったが起こすのも悪いし、なんかちょっと変わった感じの方だったので、
とりあえず彼女が起きるまでトイレは我慢することにした。
彼女が起きたのは朝食が出る少し前。
それを見計らってすかさず、
「ちょっとすみません。」
と席を立った私。
相変らず腰を深く座り直すだけの彼女。
そして彼女の膝に私の足が当たらないように、慎重にまたぐ私。
が、しかし、膝に足が当たらなかったものの、彼女の荷物を踏んづけてしまった。
そして再び、
「すみません。」
と詫びる私であった。
飛行機の中は少し微妙だったが、
JALとフィンエアーの提携便だったため、
帰りはJALの手厚いサービスと美味しい機内食が食べられたので良しとしよう。
やっとのことで成田に到着し、
寝不足ながらもそのまま酒々井のアウトレットへGO！
70～80％ほど値下げされている小物と服を5点と、和食器を2点買って、
合計11000円で済んだ。
上手に買い物できたなぁと、自画自賛。
夜は10時には就寝。
12時間寝たが、まだ寝られる。
今日は姉と再会し、姉宅でのんびり過ごす予定だ。
日本でもちょくちょくブログを更新していきたいと思います。
相方が日本に来た時の事など書いたことが無いので、
それを今更ながら紹介していこうかなぁなんて思っております。
何をしたのかとか細かいことは覚えてないので、写真だけになりそうですが(^_^;)
