授業 | Moose Nose ~スウェーデンから日本へ~

Moose Nose ~スウェーデンから日本へ~

8年のスウェーデン生活を終え、家族で日本に引っ越して来ました。

1月の半ば、それまで通っていたSFI学校のフルタイムコースをやめ、レギュラーコースへと移った。
理由は授業についていけなかったため。
そして毎回毎回出される莫大な宿題を毎日4時間かけて片づけるのに疲れてしまったためである。
レギュラーコースはフルタイムコースよりゆっくりとしたペースで授業が進められ、
宿題も莫大な量を出されないので、
自分の時間を持つことができ、心に余裕が持てるようになった。


そのレギュラーコースのクラスメイトが・・・すごい。
毎回出される宿題や授業中に配られるプリント。
その答え合わせを授業中に先生と一緒にやっていく。
「じゃあ、問1の問題は?」
という先生の質問。
すると生徒が一斉に叫びだす。


「A!A!!エーーー!!!!」
「B!B!!ビーーー!!!!」

小学生か\(゜□゜)/

そんな中、先生が言う。
「じゃあ…ミシェル、問い2の答えはなんだと思う?」
しかし他の生徒がまた先走る。


「C!シーーー!!」


すると先生が言う。
「今私はミシェルに聞いているのよ~(^▽^;)みんなはちょっと静かにしていてね。」
そしてまた先生が言う。
「じゃあ、問3の答えを・・・ウェンフェン、、なんだと思う?」
するとまた他の生徒が、
「B!」
と答える。

人の話聞けや!
お前じゃなくて、ウェンフェンが答える番なんじゃ!


そして先生がまた注意する。
「今はウェンフェンの番よヽ(;´ω`)ノ。」
「じゃあ、問四をパリサ、答えて。」
パリサは少し考えていた。
その3秒後、またもや違う生徒が
「B!」
と答えた。


ちったぁ待ってやれや!!

私のイライラは最高潮へ。
先生も、やれやれまたか・・・といった表情。
「今はパリサの番だからね(゚ー゚;」
そして、先生は
「じゃあ、次の問題を、ろびまろ、答えてみて。」
と私を指した。
すると私の後ろの席の女の子が、小声でブツブツ。
「A。A。A・・・」



聞こえとんじゃ~~ヽ(`Д´)ノ!!!


皆20代~30代のいい大人である。
自己主張が強く、人の話を聞かない。
しかし、こんなことで果して自国の社会でやっていけたのであろうか。
そして、スウェーデン社会でやっていけるのであろうか。
と、いらぬ心配をするのは、日本的すぎる考え方なのだろうか。
いや、いくらスウェーデンでも、こんなにも人の話を聞かない部下が一人でもいれば誰だってイライラするはず・・・。




お前ら、ちょっとは黙らんか~~い(`(エ)´)ノ!!