長女からお世話になっているN塾。
通算、10年お世話になった。
次女の受験が終わる来月で
その通塾も幕を閉じる。
N塾の先生は決して
チャレンジ受験のような
あまり無謀な受験は勧めてこない。
かと言って、学校にあるあるな
とにかく受かりさえすればいい
と言った高校を勧めてくることもない。
N塾の先生たちは、高校受験を
ゴールとは見ていないからだ。
常にその先にある大学受験を
見通した進路指導をしてくださる。
その学校にギリギリに入学できた
としても、後が大変であるため
ある程度の位置以上で入学できる
高校を勧めてくださる。
とにかく一か八か突っ込むみたいな
感覚ではないので、全員通したい!
そんな思いが伝わる。
まぁ、それでも
やはり受験に何が起こるか
分からない。
うちの長女もそうだった。
だからなのか、当時担任だった
Y先生にとって長女は忘れられない
生徒の1人となってくれている
ような気がする。
ずっと大学受験まで相談に
乗ってくださった。
本当に有り難かった。
今の次女の担任のN先生は
さらに慎重なイメージで
受験校のアドバイスをしてくださる。
同じくあまり無茶な受験は
勧めない。
でも、そんなN先生にも忘れられない
生徒がいるようだ。
次女は今の志望校は大丈夫だろうとは
N先生も言ってくださってるが
それでも何が起こるかは分かりませんよね?
と聞くと
受験に絶対は無いんで…のあとに
話が出るのがその忘れられない生徒。
絶対に受かると思っていた子が
公立文理学科校の1つに落ちて
しまった。N先生は全く心配して
いなかっただけに未だに何度も
その話をするので相当ショックだった
んだろう。
私はそれが誰なのかは分かっていた。
長女と同じ年の子である。
けれどいつも知らないふりをする。
長女と同じ、数学ショックからの
英語でやられたらしい。
そうやっていつまでも
その事を胸に進路指導を
してくださっている事が
とても有り難く思う。