第3回カワベリング | 環学連通信

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各地の生物多様性に関心のある若者が中心となり環境保全学生連帯会議が発足しました。
日本中の水辺の再生を目指し日々活動中!


第3回カワベリング---川辺の未来を作る社会実験---





“「カワベリングー筑後川の未来を作る社会実験ー終了しました( ´ ▽ ` )ノ」

筑後川という素敵な川辺空間を、参加者の皆さんと楽しみながら感じて、触れて、楽しんで、音楽に揺れて・・・本当に素晴らしい社会実験を開催する事が出来ました( ´ ▽ ` )ノ

Good Newsのゴミ拾い活動には釘崎 誠治 (Seiji Kugizaki)さんを筆頭に久留米の釣り人の皆さんが参加して頂き、船に乗って水上のゴミを拾う活動を行って頂きました。釣り人の皆さんとお話させて頂き、筑後川への思いの深さに感動しました。今回のゴミ拾いの参加者は190人と、過去最高になりました。

また、NPO法人 くるめ日曜市の会の皆さんも出店して下さり、筑後川の恵みを受けた野菜や久留米絣の小物、くるめウス近くにある窯元さんのお店、松きのこ屋さん、0942Tシャツなど、「街」という舞台で、筑後地域の未来に向けて頑張っている皆さんが「川」に来て頂きました。福山直子さん、栗原 咲子 (Sakiko Kurihara)さんというとっても心強い仲間のバックアップのおかげで、カワベリングは実現しました。ありがとう( ´ ▽ ` )ノ

スターバックス コーヒー 久留米上津バイパス店さんの皆さんはいつもより更にオシャレに、素敵に参加者の皆さんにコーヒーを振る舞って頂きました。川辺で珈琲を中島 幸弘 (Yukihiro Nakashima)さんが作って頂いた素敵なサトイスに座って頂く、こんなに贅沢な時間を筑後川で過ごせるなんて。みなさん、思わず笑顔が沢山零れていました。

筑後川河川敷に流れる素敵な音楽の数々、BiMyさんの歌の数々は、今や筑後川には無くてはならない存在になりました。心地よく流れる上田 ユミ (Yumi Ueda)さんと三好 敏 (Satoshi Miyoshi)さんの歌声が聞こえると、皆さん花壇に腰掛けて音楽に酔いしれたり、子ども達は踊ったり、誰かさんは涙したり(笑)

エイサーの皆さんも、筑後川に登場「エイヤーサーサー!!」と参加者の皆さんと一緒に大声で掛け合いしながら、エネルギッシュで元気な踊りを披露して頂きました。

山田 智絵 (山田 さえ)さんの似顔絵ワークショップでは、小さい子では2歳のお子さんが、一生懸命お母さんの似顔絵を描くという微笑ましい姿がみられました。

「筑後川の雫」というオリジナルノンアルコールカクテルを作って、おそらく久留米で初めて筑後川BARを出店した山口 航平 (山口航平)のCraicHouse JAM、こいつ、マジで何処でお店出しても格好よくやっちゃうんだよな♪クールな筑後川の河川敷を見せてくれました。

小宮春平くんは、1mを超えるソウギョやウナギを柳川から運んで来てくれました。子ども達は目を丸くして、ウナギのつかみ取りに挑戦したり、ソウギョに触れたりして楽しんでいました。

Good Newsスタッフの桑田浩明ちゃんが発案し、企画してくれた「ゴミ釣りゲーム」。ゴミを釣って疑似分別作業も行うなどして子ども達に楽しみながら学んでもらう取り組み。桑ちゃんが初めて企画も内容も考えて取り組んでくれた企画。嬉しかった〜。

河川敷では、アウトドア店「ゼビオ」さんがSUPやハンモック、カヌーなどの体験活動を参加者の皆さんに提供して頂きました。筑後川の真ん中から見る景色って、本当に最高なんです。子ども達はどきどきワクワクしながらSUPやカヌーに乗って目をキラキラしながら楽しんでいました。筑後川って、楽しいね!

最後は筑後川SUNSETを見ながら、BiMyさんのライブに酔いしれながらBBQ。もう最高だよ。

Good Newsという活動も9年目を迎え、「いつか・・・」と描いてきた夢のカタチが垣間見れたそんな1日でした。

僕らの、まだまだ荒削りな夢を受け入れて下さり、「社会実験」という舞台に大きな気持ちで挑戦させてくれた、国土交通省九州地方整備局筑後川河川事務所の皆さん、いつもいつも背中を押してくれる久留米市河川課をはじめとした職員の皆さん、

そして何より「筑後川防災施設くるめウス」にて、誰も行った事が無いような数々の取り組みを受け入れてくれた川嶋さ・・・福々亭 金太郎 (Fukufukutei Kintaro)さん

1日、カワベリングの舞台を支えてくれた久留米大学災害ボランティアネットワーク「ゆめくる」。夜遅くまで本当にお疲れ様。ゆめくるの皆の力が無かったら、昨日はあんなに素敵なイベントにならなかったよ♪

カワベリングに関わってくれた全ての皆様、本当に本当にありがとうございました!!

幾つもの垣根を越えた皆で「川辺の未来を考える、世界一愛される川辺を世界中に作るプロジェクト=カワベリング」は完成しました。

主役は参加者の皆さん、筑後川の河川敷で様々な「川辺の過ごし方」で遊んだり・楽しんだり・守ったり、川辺の過ごし方が広がる事でマナーアップにも繋がったりしていく、そんな素敵な未来がこれから広がりますように。

写真はGood NewsのFBページで順次あげていきますのでお楽しみに!!

心から、心から感謝申し上げます。楽しかった!お疲れ様でした♪”
(主催者 中島重人氏のFacebookより引用)







ということで、環学連(有明海支部)は、筑後川の生き物と触れ合うブースを設けてさせていただきました!





今回の目玉である筑後川の巨大魚ソウギョ(外来種)を搬入しました。


<ソウギョ>
コイの仲間の1mを超える巨大魚。戦時中に食用目的で、戦後は除草目的で移入された。その巨体故に大量の水草を根こそぎ捕食し、その食害が各地で問題になっている。




ソウギョの他にも、ウナギ、ギンブナ、ザリガニ等も動員しました。






結果は大盛況!
実際に触れることで初めて分かる経験があります。子供たちが外遊びができない世の中(例えば小学校で配布される夏休みのプリントにはほぼ必ず“水辺に近づいてはいけません”と書かれています)だからこそ、こういった体験が必要なのだと考えます。

また、市民イベントの1ブースとして出展することにより、幅広い方々が訪れます。また、水辺体験などよりも、保護者が安心して体験させられるハードルの低さも、功を奏したようです。

このような体験をきっかけに、自らの興味の種を育てていって頂きたいものです。自然への興味、生き物への関心は、環境問題に接する基礎になるからです。

さてさて、そういうことで私たちにとっての社会実験も上手くいったようです!


次回は6月4日の久留米市環境フェアを予定しています。