サイエンス・カフェ第3弾! | 環学連通信

環学連通信

各地の生物多様性に関心のある若者が中心となり環境保全学生連帯会議が発足しました。
日本中の水辺の再生を目指し日々活動中!



最近メディアで大活躍中の生物ライター・平坂寛先生をお呼びしたサイエンスカフェを開催しました!





最近は変な生き物を食べるエキスパートとなりつつある平坂先生。

「捕まえる生物学」と題し、生き物を捕まえることで学ぶことを話してくださいました。




クワガタを捕まえることは、実はこれだけ生き物に詳しくなければならないのです。

生き物を捕まえることは、生き物を知る近道というのもなっとくです。





また、食べることでさらに深く分かることもあるそうです。

デンキウナギ、ウナギ、ヌタウナギそれぞれの特性、そしてそれを捌いたことで分かる体の特徴のお話。


例えば爬虫類でも、ヘビ、トカゲ、ワニは鳥に近い味がしますが、カメは違うそうです。カメは爬虫類に括られているけど、実はトカゲやヘビとは全く別の系統から進化した生き物なのだそうです。

カエルは鶏肉に近いのではなく、実は爬虫類に近い味。しかしオタマジャクシは意外と魚に近いなどなど。


見方を変えてみると、実に面白い生物の進化が見えてきます。


生き物を捕まえて、聞いて、嗅いで、食べることで生き物を知ることができます。


それが、自然や環境に関心を持つきっかけになるはずです。



というわけで、夏休み……というか冬休みでも生き物を探しにいきましょう!


非常に分かりやすく、素晴らしいお話でした!





平坂先生、ありがとうございました!