霧雨に包まれた朝。今日は雅安から成都へ戻り、成都から九寨溝へ向かう、ほぼ一日がかりの移動日。

九寨溝までの道のりは長い。移動だけで一日が終わる予定だと思うと、少しだけ覚悟がいる。

 

朝食会場に行くと、例のおばあちゃんが今日も元気に近づいてくる。楽しそうに話しかけてくれるのだけれど、四川弁はやっぱり手強い。それでも自分の電話を見せながら、「それは3000元?4000元くらい? 私のは100元よ!」と、誇らしげにレトロな携帯を披露してくれる。その仕草がなんとも愛らしくて、言葉はあまり通じなくても、どこか心が通い合っているように感じる。

最後にしっかり耳に残ったのは、「漂亮」と「帅哥」。お世辞だけは、なぜかきちんと聞き取れるのが不思議だ。

 

 

 

DiDiは安いけれど、ここまでの小トラブルがじわじわ効いており、今回は宿のオーナーにタクシーを手配してもらう。雅安駅まで70元。安心には代えられない。

12:00発の列車で雅安を出て、13:15に成都東駅着予定。列車のチケット等も全て前もってTrip.comで予約済。

駅で牛肉筋抓饭(35.90元)をさっと食べ、すぐに次の移動へ。

 

 

14:39成都発、黄龍九寨駅行き。到着予定は16:55分。

駅では「外国人はTrip.comで予約時に紐付けしたパスポートで入れるはず」が、なぜかすんなりいかない小さな関門あり。それでもなんとか通してもらい、無事乗車。車内は外国人観光客の団体も多く、ほぼ満席。

 

 

結構快適な列車で黄龍九寨駅に到着。一気に寒くなり、皆ダウンを出し始める。

黄龍九寨駅から九寨溝の近くまでは、さらにバスで約2時間!こちらのバスもTrip.comで予約済み。

事前に予約していたものの、バスターミナルはバスだらけ、人だらけで、もはや軽いカオス。自分のバスを探すだけでひと苦労。

なんとか乗り込み、揺られること2時間強で九寨溝千鶴麗呈ホテルに到着。「アップグレードしました」と言われて案内された部屋は、たしかに広くて立派。けれどバスタブがない。ここ数日の疲れ的に、それは見過ごせないポイントなので、迷わず元の部屋へ戻してもらい、最終的にバスタブ付きの部屋を確保。

 

夕食はホテル近くの、開いている店で軽く済ませることに。

 

 

このビールがまた不思議で、フルーティでアルコール感がほとんど感じない。もはや清涼飲料水のようで、水と言われれば納得してしまいそうな軽さ。

 

ヤクと羊肉の串、それに野菜の串をつまみながら、ビールを数本。

 

 

羊が美味しいと思っておかわりすると、美味しいのはヤクの肉だったことが判明。

 

 

串料理とビールで132元。

あとで改めて計算してみると80元ほどの内容だったので、どうやら少し上乗せされていたらしい。


霧雨の一日、移動に次ぐ移動、そして小さな事件いくつか。それでも確実に九寨溝に近づいている実感。
旅は順調、たぶん。

 

翌日はとうとう念願の九寨溝観光!