今日は、母校M音楽大学大学院の声楽科の試験のピアノ伴奏でした。最近は、コンサートや拍手が来るようなコンクールの演奏ばかりしていたので、入試の実技試験のあの緊張感は、久しぶりに新鮮なものでした♪
もちろん、私は小さい頃から本番で緊張しないタイプの人間なので、緊張していたわけではないのですが、控え室にいる受験者（学生さんや大人の方）は神妙な面持ちで神経質オーラがブワ～っと出ていて・・・。
何だか緊張がうつりそうで、控え室を抜け 自分の出番まで学内の喫茶でコーヒー飲んでいました・・・。
一点を見つめ笑顔もなく、ブツブツと歌詞を復習しているのであろう姿がたくさん見える空間はとても息苦しかったです^^;
みなさん真剣だということはわかっていますが♪
おもしろいことに、声楽家の本番前というのは、本人確認がちょっと難しいのです。
なぜかと言いますと、
菌が入ったり乾燥しないように大きいマスクをつけ、喉を冷さないためにマフラーを口が隠れるほどグルグル巻き、体を温めるためにコート着用。真剣だから、眼が怖い。
この集団・・・実に怖いです・・・
慣れてしまえば平気なんですけどネ。
そういう裏話はともかく、今日の演奏は無事に成功でした♪
Naoko