こんばんは
♪( ´▽`)
第4ビルB1店


ご来店いただきまして
ありがとうございました

さてさて
なかなか進まない
恋はひと夏の花火のように

第1話

第2話

の続きをアップします

ケンジ氏が
まさかの…
ビールが欲しいなんて理由つけて
ミオちゃんを
引き留めちゃいました
が…


宝石ブルー宝石紫宝石赤宝石白宝石紫宝石緑宝石ブルー宝石白宝石紫宝石緑宝石ブルー宝石ブルー

素敵な女(ひと)

瓶ビール片手に部下の肩たたき
「御苦労さま」と声をかけながら
順番にビールをついでいく

「ホント頑張った甲斐ありました」
と言うものもいれば
「この1年必死にかけぬけました」
皆それぞれの思いを口にしていた

部下をあまりつかまえるのも
かわいそうだと思い
ひととおり言葉を交わしたのを
確認して
同期のサトシたちがいるところへ
向かった

ビールを配っている
ミオの姿が
目に入る

向かいに座るサトシが
「おーいミオちゃん!」
と呼びとめると
「課長!」
振りかえりながら
小さく手をあげた
どうやらサトシは知ってるらしく
「ミオちゃんって…
知り合いか」
と聞くと
「知り合いも何も。
彼女元営業企画部で
オレの課にいた部下なの」
と言う
今はなき営業企画部
営業部に吸収合併になったとき
オレは人事部にいて
面談も実施した


思わずサトシに
「彼女は営業部希望しなかったのか」
と聞いたら
「ミオちゃん仕事できるからなぁ
もちろん営業部希望だったよー
オレも推してたしなー」

「お疲れ様です」
サトシに声をかけて
視線をオレに向けると
「先ほどはどうも」
と会釈してきた
途端サトシのジト目が痛い
「何、知り合い?」
とミオに聞くと
「さっきそこの裏で座ってたときに
少しお話ししたんです」

「ふーん…さすが仕事ができる男は
抜け目ないねぇ」
意味のわからないことを言いだすサトシ
ミオはだまって
オレとサトシに酒をついでくれた

「おーい!橘!」
誰かが彼女を読んでいる
愛想のいい彼女
相当な人気者らしい

「はーい」


「じゃあ!行きますね!」
空き瓶を持って去っていく

なぜか目が離せなかった
そんな気を使ってばかりでしんどくないのか
さっきから
ほとんど食べてる様子がないのだ

キラキラナゼダキラキラ
キラキラメガハナセナイキラキラ


営業企画部は
入社当初、その当時配属された部署で
タッグを組んだ
同期のサトシがいることもあり
人事部にいる頃
オレが面談を
かってでたくらいだった
だが…
サトシの課にいるのであれば
オレが面談をしてるはずだが

確かに全員を営業部に配属はできない
だからこそ
営業部へ移動できない人が
いたことも事実なのだが

キラキラナゼダキラキラ
覚えていないのだ

面談があったのは3年ほど前
その頃
オレは昇進がかかっていたこともあり
ガムシャラに仕事をしていた


あまりに忙しい毎日に

妻に
「ちょっとは家庭や子どものことにも
関わろうって努力してよね!」


なんて言われ居心地が悪い
毎日に
爆発しそうになりながら
出社してたことを思いだす

覚えているのはそれだけだ




品のあるいでたち
サトシいわく
取引先のウケもよく
営業企画部のサトシの課では
密かにアイドル的な存在だったらしい




こんな気持ち今までなったことがなかった
気がつけば
彼女の存在を目で追っている自分

キラキラオレハイッタイ…ドウシチマッタンタキラキラ


「オオシマ君!」
部長に呼ばれて我にかえる
「あー…ハイ」
「そろそろお開きだ」


4話へ続く


あとがき
すごーく時間のかかる3話のアップでした
何せデータがなくなっちゃったから
また作るところから状態なので
アップにすごく時間かかるかも…
ですが楽しみにしていただけたら
とても嬉しいです


霊感タロット
ソウルライフアドバイザー
Aria♪