ブログネタ：年間、映画何本見る？
参加中私は家でＤＶＤ派なので、映画は年間1本ぐらいなのですが、今年は｢永遠の０｣と｢まどかマギカ｣の2本を大画面で観たくて行ってきました！
特に｢永遠の0｣は映画化されると聞いた瞬間から待ち遠しくて指折り数えて待っていたので、初日の朝からはりきって行きました。
朝から混んでいて、一人で観に来ている80歳以上と思われるおばあちゃんから子どもを連れたご家族、カップルそして中高生の団体ーとにかく色んな方がいらっしゃったのが印象的でした。
もうとにかく、映像も内容もすばらしくて、ぜひぜひ海外を含む多くの方に観て頂きたい映画です！
原作と又違ったエピソードがあるのも良かったです。原作を読んでいても、映画をご覧になる事をおすすめします！
ところで映画で航空母艦｢赤城｣が出てくるのですが、本当にリアルで、大きく美しく、母のようにゼロ戦を迎えるその姿・・・！艦コレ脳になってしまっている私には聖母様にしか見えませんでした・・・！
ということでお絵かき
すいません・・甲板とかゼロ戦とか細かいところはチェックしないで下さいね（＞＜）
（ここからネタばれ注意）
原作では主人公の祖父（宮部久蔵）は、色んな人の目線から語られて一人の人物像が出来上がっていくので、本人が実際にどう考えたかやどういう表情をしたのか、というのは読者の想像にゆだねられる部分があり、原作を読んだ人間には少なからず｢自分だけの宮部久蔵｣というものがあると思っていました。正直、映画観てイメージと違ったらがっかりだなあ・・・なんて思っていたのですが・・・岡田准一さん、見事に演じきってました。周囲に聞いても、やはりみんな自分のイメージとあっていたようですので、岡田さんの演技力と、伝聞でありながら読者によってぶれない人物像を描いていた百田先生の力はすごいな～と思いました。
・・・・私、周囲にはジャニーズ嫌いを公言していたのですが・・12月21日をもって撤回させていただきました！岡田さん、すごいわー。
｢永遠の0｣は交錯する｢人生という名の物語｣の集合体だと思います。最後には異なる物語がいっきに頭の中にかけめぐってひとつとなり、ものすごく心を揺さぶられました。
それはまるで、、百田先生が｢至高の音楽｣で解説してらしたバッハのポリフォニーを聞いた時の感動のようでした。物語、映像、言葉、いっきに頭の中で奏でられる感動は映画でしか味わえないものだと思います。
最後に主人公の現在の祖父を演じた、故夏八木勲さんが｢物語を続ける事が大事なんだよ｣と言うシーン、非常に心に残りました。
はじまって間もなくして終わってしまった物語達。その物語がつなげてくれた私の物語。
彼らの物語をなかったように隠すのではなく、広げて読むことこそが供養と未来の平和につながっていくのだと、私は思います。
それでは皆様、良いお年を～！
来年もよろしくお願いいたします＾＾
（あ・・ま、漫画はまだトーン入ってないみたいなんで厳しいですが・・一応6日くらいには、と思ってます～！良かったらまたきてください＾＾）