キリスト教文化圏で育った私のクリスマスへの想い+金剛さんサンタ(のつもり) | ありあのブログ

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クリスマス、何した? ブログネタ:クリスマス、何した? 参加中

ちょっと愚痴なんですけどorz

先週からツイッターで友人達に「クリスマスの二次絵、何がいいかな~」って相談してたんです。「ゴシック」や「魔界王子」なんかいいかなーってやり取りした後に、21日に映画の「永遠の0」を観て(名作でした!)、艦コレ脳としては赤城やらゼロ戦に心を奪われてしまって「もう赤城さんの二次絵しか浮かばない!脳内がクリスマスにならない!」とやり取りしてたんです。

そしたら、全く面識のない方から会話に入りこむような形で
「クリスマスはキリスト信者に任せて、23日の天皇陛下のお誕生日をお祝いしましょう!日本人なら当り前!」
というメッセージを頂きました。

たぶんこの方は私が天皇誕生日を知らずに、クリスマスモードなのが心配で(でもこれ、21日の話なんですけどね)、悪気なくおっしゃったとは思うのですが、やっぱりちょっと傷つきました。

確かに12月23日は天皇陛下のお誕生日であり、そして残酷にもわざわざこの日を選んで東条英機元首相ら7人が処刑された日です。
だけどそれとは別に、長い間キリスト教文化圏で育った私には、キリスト教信者でなくともクリスマスは大事な日です。

私の育った地域では、11月になると学校で聖歌の練習が始まります。ソプラノ、アルト等4パートに合唱、合奏ともに分かれて放課後一生懸命練習します。
そして12月に入ると手作りの簡素なアルミの受け皿にろうそくの火を灯し、雪の中をご近所の老人ホームまで練り歩き1時間ほど歌を捧げます。
極寒の中で楽器を演奏するのは本当に辛いのですが、ホームの方が笑顔で一緒に歌って下さるのを見ると、とても心があたたくなったのを覚えてます。
日本人学校でも全く同じ事をしました。
特に日本人学校では、ほとんどの生徒がキリスト教信者ではないのですが、教会や福祉施設で歌を捧げても「キリスト教信者じゃないのに」とか「信者になりなさい」とは言われた事がありません。
お互いに線引きをせず、日本人が地域の文化を重んじて一緒に祈りを捧げるというような小さな努力が、世界で日本人の民度がが認められている結果にもつながっていると思います。

聖歌はイエス様やマリア様をたたえる歌が多いですが、歌っている人は平和への祈りや鎮魂の意味を込めて歌っている事がほとんどです。
私にとっても楽器を演奏する事は奉納という意味合いが強いです。

23日、天皇陛下のお誕生日をお祝いし、先人達を想うとともに外国の楽器で外国の鎮魂歌を奏で、日本の敵国だった人間や文化を懐かしく愛おしむ中途半端な日本人の私。

でもきっと、日本の八百万の神はこんな私を怒らないと、勝手に思っているのです。

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そしてなんとなくクリスマスが終わった感が周りであるのですが、私にとっては今日がクリスマス本番!
昨日が前夜祭で明日がプレゼントを開ける日(boxing day)!
そんな大事な日に何をしていたかというと・・・仕事、そして金剛さんのサンタさんを描いてみました・・





金剛さん、いいですよねー!
子どもの頃、デ―ブスペクターみたいな日本語しか話せなかった私にとって、とても親近感の持てるキャラです・・。

高暮さんが水着サンタにしろ~とか手ブラがええな~とかずっと言ってたのですが、さすがにブログ内容がまじめなのにそれは・・・orz
ここら辺がぎりぎりですかね~。

そして、クリスマスの日に萌え絵を描いて盛り上がる二次元好きの人のことだって、日本の八百万の神様たちは生温かく見守ってくれていると・・・思うんだい!