星漢燦爛を見ました | 山楂(さんざし)の華流な日々

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ウー・レイ(呉磊)くん&チャオ・ルースー(趙露思)ちゃんの人気ドラマ、『星漢燦爛』を元日に見終わりました。

ラスト2話の見終わりが2023年中に間に合わなかったので、2024年視聴完了ドラマ、となります。

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若手人気俳優二人の、評判よし、のドラマですが、誠に勝手ながら二人ともお顔が全くタイプではないので、もともと見るつもりがないドラマでした。なぜ急に見たかといえば・・・「ダンルン出演ドラマを全部見る会」のために、呉磊くん主演の『奇星记之鲜衣怒马少年时』(2017年1月公開。全51話)を見て、あまりのとんでもなさに辟易し、これを呉磊くん主演ドラマ(ほかには見てないので)の標準イメージしては気の毒かな?と思ったからです。

 

↓ とんでもないぶりは、過去記事で。

 

家族が加入しているWOWOWのオンデマンドで見始めたところ、もう、見やすいのなんのって(笑)普通に面白くテンポよく、これがドラマだよね、という感じにすいすい進み、あっという間に20話くらいで公開ペース(週に2話ずつ)に追いついた、のですが。

 

始まりの数話で、気づいてはいました。

これもまた、呉磊くん主演ドラマの標準イメージとしては気の毒かな、と。

 

だってさ、これは、ルース―ちゃんのドラマだよね。

元は苦手顔だったけど、『偷偷藏不住』を見終わる頃には、彼女の実力やかわいいといわれる理由は理解していたので、このドラマでも彼女の魅力と演技力、声や発音の良さはいかんなく発揮されているのがわかる。

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しかし、呉磊くんはどうなんだろうか?『琅琊榜』の飛流はかわいかったけど、これはどうなんだろうか。

めっちゃカッコいい、女子が皆競って嫁ぎたがる憧れの将軍役なんだけど、これはカッコいいの?

堅物の役だから?

この子はかわいい笑顔の方が似合ってる気がする。という意味では、『星漢』よりもむしろトンデモ『奇星記』の方がハマリ役だった、ドラマはへんてこでも彼の魅力は出ていた、という気がしてならず。

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(このシーンはその中でもカッコよく見える方です)

 

ついでながら、もともと興味がなかったために何にも知らずに勝手に全36話くらいだと思っていたら、なんと56話。22話くらいでもう半分超えた気でいたのに、全然まだだった・・・それならばちょっとペースがおかしくないか?と思ったら、やっぱ私としては後半間延びというか・・・同じ内容ならもう少し全体のペースを整えて40話くらいにまとめた方がよかった感じ。

そもそも凌不疑(呉磊くん)は復讐のために生きていて、何よりそれを優先するつもりだったんなら、少商(ルース―ちゃん)に恋をするのはしかたないとしても、結婚を進めようとしてはいけなかったのでは?結局、直前に態度を翻して深く傷つけてるし。そっからの復縁まで何回も死にかけていくところ、ドラマ的には盛り上がり、表現はよかったけど、なんか釈然としない。。。

以前から嫉妬やら恨みやらの筋違いな感情を抱いている女性たちの仕返し合戦が、最後の最後に再び大掛かりに続々とやってきたのもなんだかな。

 

とても評判もよく、ハマった方も多いドラマだと思うので、なんだか言いにくい感想ですが💦

 

恋愛要素も多いはずのドラマなのに、結局全くトキメキを感じなかったのも残念でした。

呉磊くんファンの方は、がっつりトキメキを感じられたのでしょうか。まぁ・・・好みの人ならたやすくときめくものだし。

 

昨秋『星漢』を見始めてすぐは「キュン」を感じないのは、呉磊くんが全くタイプじゃないからかな、と思ってたけど、「キュン」のセンサーが発動するのは、タイプかどうかとかキスシーンかどうかだけではないということに気づいたのが『雲之羽』でした。

さらにその後『冰糖炖雪梨』では、そこそこ「キュン」があったので(自分で気づいてないだけで実はタイプなのか?と思ってしまうほどに。→こういう場合、ドラマが終わると目が覚めます。)、私が鈍っているだけではないはず。。。

 

「キュン」についての私の勝手な考察はこちら↓


映像も演技レベルも、基本的に文句なし。なのでやはり好きな方はハマるのかも。

でも、私としては、ストーリーや回数、魅せ方に「もう一声」と思ったドラマでした。