今日 昨日行った美容室のカット&カラーが気に入らなかったみたいでアールジーネに来店されたお客様がいました。
昨日染めた髪色が思っていたより暗くてもう少し明るくしたいと言う希望でした。
前回説明した髪の明るさで言うと8レベルぐらいに染められた髪。
9〜10レベルぐらいにしたいようです。
そこでブリーチを勧めてみるとブリーチするのは嫌と言うことでした。
それなら暗い所のにウィービングでハイライトを入れると言うブリーチでも使用量を抑えたやり方はどうでしょう?
と提案してみたのですが、あまり乗り気ではなさそうでした。
説明するよりテストしてみたほうが確実だと言うことで髪を一筋取って12レベルに染めるカラー剤を塗ってカットをしている間様子を見ることにしました。
結果は昨日染めたばかりの染料が髪の中にたっぷり充填されているため明るさが上がってきていませんでした。
結局自然に明るくなってくるまで待つと言う選択をして当日はカットだけにしました。
このことは白髪染めを頻繁にやって毛先が黒くなっている方の髪の色は染料がしっかり髪に入っているので簡単には明るくならないと言う事例と同じです。
無理に明るい色を使って白髪染めをすると毛先は黒くて根元が明ると言う非常に不自然な状態になってしまいます。
人は髪の明るさは根元の部分よりも、そのほかの長い部分をみて感じます。
明るく染めている人が根元の部分が少し伸びてプリン状態になっていても2cmぐらいならば違和感を感じるのは少ないと言うことにも通じていると僕は思います。
染めてある髪を2レベル以上明るくするにはブリーチをするほうが効率が良いです。
何種類か方法がありますのでダメージの軽い方から列記してみます。
1 ブリーチシャンプー
シャンプー剤ととブリーチ剤を混ぜてシャンプーをして15分ほど時間を置く方法。
少し髪の毛に入っている染料を壊して明るくさせるやり方でダメージは軽いです。
2 ブリーチ剤を使ったスジ
明るくする必要のある所にブリーチ剤を使って細い線、パネル状に色を抜く方法。
スジの太さを調節することで明るさをコントロールすることができます。
他人から見えるところだけ明るくすることでダメージを軽くすることができます。
上の写真を分かりやすく明るく処理しました。
3 フルブリーチ
全く違う色にしたい時にはする必要があります。
技術と経験が必要なため料金が高くなります。
一番ダメージレベルが高くなるやり方です。
以上3つの他にアッシュ系限定でやるスペシャルな方法がありますが、それについては今回は省かせていただきます。
この写真はグラデーションカラーと言って若者に人気のあるカラーリングなのですが、これは2番のスジを入れる方法とバレイヤージュと言う方法のミックスです。
肩下の部分はかなりしっかり抜いてありますが、この部分をもっと少なめにコントロールするとミセスの方にも充分やっていただけるスタイルになります。
肩上の部分が明るいスジが黒髪を明るくしているのがわかると思います。
外側から見える部分だけブリーチを使えば、もし月日が過ぎてダメージがひどくなった時はカットすれば良いので安心してできます。
こんなヘアスタイルにもチャレンジしてみませんか。
今日のまとめです。
暗く染まっている髪を明るくするにはブリーチという作業が必要。
人は髪の明るさは根元の部分よりも、そのほかの長い部分をみて感じます。
ブリーチは技術と経験が不可欠。
ブリーチをうまく使うことで立体的な魅力的なヘアスタイルが出来ます。
明るいヘアカラーを楽しみたいと思っているあなた、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
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