八王子市無形民俗文化財指定の「どんど焼き」を見学
八王子市恩方地区にある「夕やけ小やけふれあいの里」でおこなわれた「どんど焼き」を見学してきました。
ふれあいの里でのどんど焼きは、平成12年からおこなわれ今回で14回目。八王子市の無形民族文化財にしていされています。
家を出るときは風がかなりあったので、火をつけることができるのか、行ったものの中止ではがっかりなどと考えながら会場に向かいました。
会場の駐車場には日陰の部分に雪がうっすら残っていました。
会場は、まわりを山に囲まれているせいか、風はそれほどでもなく、予定通り行われるようで一安心しました。
会場ではすでに大勢の人が、配られる団子と竹竿を求めて並んでいました。
会場中央には、約70本の竹で組まれた直径2メートル、高さ15メートル、重さ2トンの塔に「賽の神」が祀られ、周りには焚き上げする正月飾りが置かれていました。
点火前には消防が、万が一の事態に備えて周辺の林に放水をし、スタンバイしました。
点火してからは、瞬時に炎が大きくなるため、塔から四方にはられたワイヤーロープを利用して早めに倒されました。
生竹なので、燃えながら「パン、パン」と大きな音を立て、会場内からは「オーッ」という歓声があがっていました。
消防の方たちが火勢を整えるのを見ながら、観客は「今か、今か」と待っていました。
イベント開始から概ね1時間ほど経って、まゆ(繭)玉と呼ばれる団子焼きがOKされました。まゆは昔養蚕が盛んだった八王子ならではのものでしょう。
山梨でも子どものころ「どんど焼き」で団子を焼いたことを思い出します。山梨もかつては果樹栽培より養蚕が一家の収入源でした。やはりこの時期に道祖神が祀られた広場で稲わらを燃やし、正月の書初めを燃やした後、繭玉(団子)を焼いたものでした。
書初めが燃えて空高く上がれば上がるほど腕前が上達するなどと言われたものでした。
「その火で、まゆだまを焼いて食べると風邪をひかない」とか、「今年1年間無病息災で過ごせる」御利益があるとも言われました。
夕やけ小やけふれあいの里では年間を通していろいろなイベントが行われています。
初春の一大イベントを見学し、気持ちを新たに帰路につきました。













