24日に迫った那須川天心VS井上拓真

 

実力拮抗のカードを盛り上げるため、セミにも魅力的なカード、選手が登場。

 

IBF世界フェザー級挑戦者決定戦

中野幹土(帝拳)VSライース・アリーム(米国)

 

坪井智也(帝拳)VSカルロス・クアドラス(メキシコ)

 

増田陸(帝拳)VSホセ・カルデロン(メキシコ)

何れも好カード。

 

帝拳主催だが予定調和とは一線を画す対決揃い。

 

とくに坪井はプロ三戦目でキャリア50戦を誇る元世界王者で(現WBC-SF級1位)試合巧者クアドラスと対峙

するとは何かの罰ゲームかと思うが、逆に帝拳陣営の自信のほどがうかがえる。

 

中野も構図的には同様だ。

 

35歳とはいえアリームはフェザー級でもトップクラスの技巧派。

 

バランスは良く攻防技術はほぼ完ぺきでスピードもある。

 

最近はスラッガースタイル封印?で判定決着が多いが、パワーもアベレージクラス以上にある。

 

やや身体が硬いかなと感じる中野にアリームの強打は脅威だが、逆に長丁場想定しマネジメントしてきたほうが怖い。

 

顎とボディーはさほど強くないため、中野の鉄の拳が当たれば倒れるのは間違いないのだが、乗るとワイルドなパンチを繰り出すアリームがコンパクトパンチと危険回避に全振りすると逃げ切りの可能性もある。

 

こと技術では数段アリームが上回っている。

 

中野は序盤からパンチの強さを相手へ植え付け、バックギヤを踏ませたい。言葉はあれだが「ビビらす」こと。

 

ただ予想としてはメイン含めて帝拳が全勝と予想(増田中盤KO、坪井小差判定勝ち、中野後半ストップ勝ち)するが、予断を許さないカード揃いだ。

 

帝拳軍4名のうち1名でも星を落とせば衝撃の結果となる。

 

正にサバイバル興行だ。

 

 

上野広小路亭

「三遊亭円楽、昔昔亭A太郎二人会」

 

前座:桂しゅう治「やかん」

三遊亭円楽:「真田小蔵」

 

昔昔亭A太郎:「夢金」

今夜から寒くなったので冬の噺。

落語CDで初めて手にしたのが志ん朝の夢金。

寝る前に聞くと実に心地よい。

中入り

昔昔A太郎:「NASA噺(ナサバナ)」

 

三遊亭円楽:「木乃伊取り」

かなり長い尺で熱演。

大師匠を意識しているような・・・。

 

はねた後A太郎がお客様をお見送り。

 

地道な努力が贔屓筋を増やしていくのだろう。

 

 

 

11月24日トヨタアリーナ東京

 

【WBC世界バンタム級王座決定戦】

那須川天心(帝拳)VS井上拓真(大橋)

2025年度日本拳闘界最高のカード。

 

本来なら拓真は他団体統一戦で楽に王座を手にすることが出来たと思うが、兄尚弥の後押しもあり、あえて天心戦へコマを進めた。

 

この男気により最高の技術対決が実現した。

 

しかし予想がこれほど難しいカードも稀だ。

 

業界での予想もまさに五分五分。

 

自分は直感的に天心の判定勝ちが浮かんだが、リアルに引き分けも十二分にあると思う。

 

但しWBCルールで途中採点もあり、3人のジャッジ(日本人?)はなるべく白黒をつけたいという力学が働く。

 

するとAサイド天心へポイントが流れると思われる。

 

流れの中で地味にポイントを拾っていく拓真に対し、派手なアクションと見栄えの良い左ストレートがある天心。

 

この辺が勝負を分けそうだ。

 

序盤2-2でいけば後半強い拓真の目もあるが、序盤3-1、中盤2-2、終盤も天心が動き五分で逃げ切り。

 

115-113で天心の手が挙がると予想。

 

拓真は前半から仕掛け乱戦へ持ち込み、観客を味方につけたい(天心の攻撃より拓真が積極的に攻めれば会場は沸く=ジャッジに格好のアピールとなる)

 

またフックの打ち合いになれば拓真に一日の長がある。

 

当然ボディを狙う拓真だが、天心異次元の動き(攻撃をせずとも身体の動き、忍者の様な足)を詰められるかというと・・・。

 

引き分けの予感もあるが、予想は天心の判定勝ちとみる。

 

高度の技術戦を堪能したい。