本日ゴングのWBC世界バンタム級王座決定戦(トヨタアリーナ東京)

 

【那須川天心(帝拳)VS井上拓真(大橋)】

 

前日行われた計量

 

天心:53.4kg

拓真:53.4kg

 

両者ともに100gアンダーで一発クリア。

拓真の仕上がりが良さそうだが、天心もバンタムにフィット。よく仕上げてきた。

 

リカバリーに精を出す拓真に対しやや抑えて?スピード重視の天心。

 

当日体重も気になるな。


またジャッジに一人外国人(オマール・ミンタン)が入った。これがどの様な彩となるか。

残り二人は日本人(飯田、田中ジャッジ)

 

【中野幹土(帝拳)VSライース・アリーム(米国)】

 

中野:57.1kg

アリーム:57.1kg

 

※両者ともリミット一杯。

 

IBF挑戦者決定戦ということもあり、IBFルール下での対戦。

 

当日計量で61.6kgまでに抑えねばならない。

 

やはりアリームは雰囲気があるな。

 

中野がアリームを倒せば米国で評判になりそうだが、果たして。

 

 

【カルロス・クアドラス(メキシコ)VS坪井智也(帝拳)】

 

クアドラス:51.8kg

坪井:52.0kg

リミットは52.1kg。両者ともにアンダー。

 

それにしても3戦目で歴戦の雄クアドラスと戦うとは・・・。坪井が競り勝てば世界戦へGOサインが出るだろう。

 

【増田陸(帝拳)VSホセ・カルデロン(メキシコ)】

 

増田:53.4kg

カルデロン:52.9kg

 

リミットは53.5kgなので長身カルデロンは何と600gアンダー。

 

昭和の香りがする増田の左に期待。

 

とにかくメイン一択の興行だが、華を添える3カードも実力拮抗の予断を許さないカード。

 

メインはとにかく前半のペース争いだ。

 

スロースターター拓真がどこまで仕掛けられるかに注目。

 

激戦になれば拓真。

 

天心は(途中採点を聞きながら)冷静に動くこと。

 

シンプル攻撃(ワンツー)に徹すればポイントは来るが、異次元コンビも惜しみなく繰り出すのが天心。

 

ここに拓真の角度付きパンチが作用すれば面白い。

 

ゴングが楽しみだ。

 

 

ジャーボンテイ・デービスの訴訟問題で霧散したジェイク・ポールのエキシビション。

 

割を食う形で平岡アンディ世界初挑戦も「延期」

 

相手を変え仕切り直しとなったジェイク・ポールは、12月19日米国フロリダ州マイアミ(カセヤセンター)に於いて「公式試合」を行うことに。

 

相手は何と元世界ヘビー級王者・アンソニー・ジョシュア(英国)

これが公式試合として認可されたのが不思議というか、ガチ対決なら危険すら感じる。

 

肩書的にはジェイク・ポールはWBA世界クルーザー級14位の「世界ランカー」だが、実力が伴ったランクではなく、金に目がくらんだWBAのかさ上げランク。

 

ジョシュアはタイソン・フューリーと違いガチ路線。

 

今年3月に元UFC王者フランシス・ガヌーを痛烈なKO(2R)でボクシング界から追い出した。

 

この強打ヘビー級選手とジェイク・ポールとの「戦い」が本当に10オンス。1ラウンド3分X8回戦で行われるのだろうか?

 

フィジカルに優れているジェイク・ポールだけに事故の危険はないと信じたい。

 

どうか無事にリングを降りることを望む「対戦」だ。

 

ガチ路線のジョシュアもそれなりに空気読み手を抜くのかなとも思う。

 

気になるのはこの興行に平岡アンディ世界戦が組み込まれるかだが、現状発表なし。

 

果たして?サウジ緊急参戦もあるのだろうか?

 

短いスパンでのリセットなら「延期」も追い風となろう。

 

期待したい。

 

明日に迫った大一番

 

那須川天心(帝拳)VS井上拓真(大橋)

 

試合を前に出場全選手出席の会見が行われたが、主役の二人が独占。

おのおの刺さるコメントを

 

「ボクシング=井上家。その概念をぶっ壊したい」

 

「自分が勝った方がボクシング界が面白くなる」

 

「強い人からベルトを獲りたい。最初から最後までクライマックスで行きたい。僕が勝てば時代を変えることが出来ると思います」と天心。

 

この試合に向けて「(初めてやりきった)という拓真は

「自分はそこまで意識していない」と冷静ながらも

「練習は何一つ抜くことなくやり切れたので、過去一いい状態。世間をあっと言わせたい」

 

最後の水抜き前の為、両者とも雄弁で体調は良さそうなことは何よりだ。

 

「ボクシングの威信を守るために拓真に期待」の声も聞かれるが、個人的にはキックVSボクシングの構図は全く感じない。

 

これが若きボクシングファンの頃なら別だが、時代も変わった。

 

天心の様にボクシング人気復権の起爆剤になる人材がボクシングに来てくれたことに感謝しているし、事実その行動、発信力に尊敬の念を持っている。

 

そんな天心に対し、負ければグローブを吊るす覚悟だと思われる拓真の意地にも当然シンパシーを感じるし応援をしたい。

 

自らの発光がなくとも相手が強ければ強いほど輝く月の様な拓真。

 

競り合いには滅法強く、簡単には主導権を渡さない。

 

一般紙(産経新聞)予想では「拓真が経験で上回り有利」と断言。

 

とにかく前半のペース争いが勝負を分ける。

 

拓真は自分のスタイルを捨ててアグレッシブ一択で前半を互角以上に乗り切りたいが、天心も想定済み。

 

下りながらも鋭いストレートが繰り出せ、相手ボディーにも即リターンを返せる天心。

 

小差判定濃厚のこの対決。

 

ジャッジ、会場の声を味方につけたほうが勝つだろう。

 

この観点では天心が上回る。拓真もそれを踏まえてアグレッシブに出る。

 

高度な技術戦に互いの気持ちがぶつかるシーンも散りばめられる極上の展開に期待したい。

 

ボクシング以外のファンも注目しているこの対決。

 

明日運命のゴングが鳴る。

WBCもこの試合の勝者に向け「サムライベルト」を用意。大きなお金が動いているな👌