紆余曲折有った平岡アンディ世界初挑戦。
2月21日米国ネバダ州ラスベガスTモバイルアリーナ

【WBA世界スーパーライト級タイトルマッチ】
ゲーリー・アントゥワン・ラッセル(米国)VS平岡アンディ(大橋)
当然ながら王者有利。
平岡にとり危険なチャレンジとなるが、番狂わせ戴冠となれば(コアクラスの為)得るものは非常に大きい。
ただこれはラッセルも同じ。
王者は当然シャクールやキーションらとのビッグマッチに進みたい為、モチベは高く、世界的には無名の平岡のことも舐めた様子はない。
デビュー戦~17連続KO内、1R決着8回の速攻派ファイターラッセル。
世界と名の付く試合では2連続フルラウンド判定勝負となっているが、逆を言えばスタミナ面証明済という事。
予想は昨年記した通り(一部加筆)
過去日本ボクサーで同級王座に就いた選手は三名。
藤猛※米国籍、浜田剛史、平仲明信
何れも文字通り王座を強奪。衝撃的なKOで王者となった。※三名の要したラウンドは計4Rという瞬殺劇。
敵地ということもあり平岡も倒さなければ王座は望めない。
短期勝負は平岡の土俵ではないが、相手は開始から仕掛けてくる短期速攻型。
ラスベガス観衆の前で王者は殺傷本能全開で迫ってくる。
また「サウスポー同士の対決では右が良い方が勝つ」との格言があるが、ラッセルの右は意外に早く、隠れた武器だ。
また左相手への左アッパーも当ててくる。
このラッセルの野性味あふれる攻撃を平岡独特の距離感で分断したいが、時として強気カウンターを放つことも必要。
ラッセルに幸甚な勝利を収めたアルベルト・プエジョ(ドミニカ)は強気にパンチを返していた。
左同士対決だとある程度相手の右をブロック出来る側面もある。平岡はブロックリターン!
とにかく雰囲気にすくみ、何も出来ないまま飲み込まれてしまうという事が平岡の負けパターン。
親子で磨き続けたブレードの切れ味を出さぬままに試合を終えることは慙愧に堪えないだろう。
ある意味の開き直りが活路を開く為の条件だ。
海外挑戦はハンディだが数少ない利点は開き直れること。
王者は超攻撃的な反面、攻撃時の防御に不安がある(=被弾覚悟で正面から潰しに来る)。
アゴにカウンターが入れば番狂わせも可能だが、予想となればラッセルのKO防衛。
身体ごとぶつかるが如く攻め入るラッセル。第三のパンチ(頭)も平岡を精神的に削るだろう。
平岡を応援する身では辛いが、特に前半に注意したい。