米国ネバダ州ラスベガス Tモバイルアリーナ
【WBA世界スーパーライト級タイトルマッチ】
ゲーリー・アントゥワン・ラッセル(米国)VS平岡アンディ(大橋)
日本拳闘界世界戦史の中でもトップクラスのゴタゴタに巻き込まれた平岡世界初挑戦。
1R、試合直前の渡米だが、平岡は調子良さそう。
定石通りの右ジャブは速い。
ラッセルも工夫して入って来る。
クリンチ際でも激しいアクションのラッセル。
右フック強振。怖いパンチだ。
10-9ラッセル
2R、ラッセル入って来る。一見平岡も巧くさばくが王者の攻勢ラウンド。
10-9ラッセル
3R、ラッセルは平岡ジャブをブロックし、出てくる。
右フックで飛びこみ平岡をロープへ。
平岡も左カウンター狙うが、ラッセルの激しいボディー攻撃。
下→上(返し右フック当てる)
ラッセルの右は怖い。
10-9ラッセル
4R、前半右の差し合いでは平岡負けていないが、挑戦者として仕掛けないとポイント獲れない。
ラッセル攻め上げ右入れる。
またロングレンジからの平岡の左は躱す。
ショートレンジの打ち合いでは回転力がある王者が断然上。
10-9ラッセル
5R、平岡左長距離砲は見られ躱されているのでボディーへ持っていきたいが、ラッセルの低い体勢からの入りが激しい。
そしてやみくもに出るわけでもないラッセル。
この戦法ならスタミナも持つ。
終盤ラッセルの右フックで平岡がぐらつく。
このままでは敵地で大差がつきそうだ。
10-9ラッセル
6R、ラッセルは入っての右フック狙い。
中盤平岡はラッセルへのボディーに手ごたえ掴み攻めるが、ラッセルも巧くやり過ごす。
10-9平岡
7R、平岡ラッセルの入りに左カウンター。タイミングは初めて?合った。
ただラッセルは決して右を止めないのでペースは渡さない。
平岡は徐々に詰めていく。
クリンチ際でも負けずに左右パンチをボディーへ突き刺していく。
ラッセルの反撃も雑になるので左カウンターの好機到来。
仕掛け遅いが挑戦者らしさを見せたラウンド。
(終盤はラッセルも反撃右アッパー入れる)
10-9平岡
8R、平岡は左パンチタイミング合ってきた。
小柄なラッセルへ有効な打ち下ろし。
ラッセルも右を忘れずにペース戻そうとするが、平岡は出てくる。
ラッセルも巧く動くが平岡攻勢点。
10-9平岡(公式はラッセル?)
9R、ラッセルも速いコンビ復活。
巧く迎え打つ。
速いコンビ当て脚と地元の利を活かす戦法。
後半平岡ボディー攻撃で下らせ右アッパーもアゴへヒット。
10-9ラッセル(割れる?)
10R、開始早々平岡のボディーがローブローになり小休止。
再開後前へ出てくる平岡を巧く迎え打つラッセル。
またこの試合の生命線である右ジャブでペース握る。
ここで平岡右ボディーがロー判定で減点1
これは大きな失点。
10-8ラッセル
11R、ポイント不利の平岡は出ていく。
ラッセルは付き合わずにパンチ即クリンチや単発パンチ&ムーブ。
平岡もフルスイング系のパンチで攻撃姿勢は見せた。
10-9平岡
12R、勝つにはKOしかない?平岡は開始からパンチ放っていく。ラッセルはクリンチ分断後、最終ラウンドの為、動き復活し、良い左当てる。
平岡もスタミナ残量はあり、終了間際ブレードパンチを惜しみなく放つが、ゴング。
10-9平岡
ラッセルが3-0(117-110、116-111X2名)で初防衛に成功。※自分のTV画面採点では115-112でラッセル。
諸々ハンデがありながら平岡はよく対抗したと言いたいが、やはり仕掛けるのが遅かった。
5Rまでの失点が大きく、6R~ボディーを起点に挑戦者らしさを見せるシーンもあったが、時すでに遅し。
10Rの減点で勝敗が決定的となった。
平岡は12R攻め立てたようにスタミナ残量が有ったが、それなら序盤に気概を見せて欲しかった。
ラッセルは最後まで生命線の右ジャブを忘れなかったのが勝因。

要所で戦う王者の片鱗をみせた。
平岡は一定程度の耐久性も感じさせ、攻撃力でも対抗で来た。
やはりあとはハートだ。この試合もハートの強さの違いが勝敗を分けた。
この経験が活きるか否か。クラスがクラスだけに世界再挑戦は困難な道だろうが、この内容でラストファイトという選択はなかろう。