2日連続七大世界戦+那須川天心 

 

DAY2 

10月14日有明アリーナ 

WBOアジアパシフィックバンタム級王座決定戦 

那須川天心(帝拳)VSジェルウィン・アシロ(比国) 

進境著しい那須川が5戦目にして初めてのタイトル戦へ挑む。 ※セミファイナルにセットされた。

 

先日JBC規約が変更され、「WBO-AP王者は他団体王座(WBA、WBC、IBF)への挑戦資格を得られるという事となった→「各団体の世界ランキング15位以内かつ元世界王者か指名挑戦権を得た選手、日本、OPBF、WBO-APのタイトル獲得経験者、五輪メダリスト、アマチュア世界選手権3位以上経験者」は世界挑戦可能に。 

 

正に那須川の為の規約変更といえるが、基本的には賛成。 

 

同規約は「暗黒の21連敗」時代当時の名残。 

 

当時は日本王座に就かなければ世界ランカーでも原則挑戦者として認められなかった。 

 

粗製乱造の時代と今は違うし、挑戦したくとも地方ジムでは交渉すら覚束ない。首を傾げるような挑戦者が生まれる土壌はない。 

 

また活性化という面では規約変更も悪くない。選手としては一番戦いたい旬の時期に挑戦できる可能性が高まる。 

 

但し他団体がWBO-AP王者挑戦を良しとするかは別。 

 

邪推だがポイントも有利に働くことは無いかな?? 

 

ところで試合予想だが、那須川が完全試合で完封する。 

 

国際式にフィットして来た那須川の技巧、アジリティはバンタム級世界トップレベル。 

 

個人的にはじっくりと行って欲しいが、今回の内容次第では年末武居への挑戦待望論が巻き起こるかも? 

 

武居自体が長期政権が想像できないだけにこのゴールデンカードを早期実現させたいという拳闘ファンの気持ちも理解できる。 

 

予想は那須川の完全試合の末の中盤ストップ勝ち。 出来ればボディーブローも見てみたい。

 

今の那須川は世界リング規模で見ても「年間最高プロスペクト」レベルだと思う。 相手のアシロもよくまとまったテクニカルなボクサーだが、那須川異次元の動きに面食らう事だろう。

 

試合が楽しみだ。

 

那須川:4勝(2KO)26歳 

アシロ:9勝(4KO)23歳

2日連続七大世界戦 

 

DAY1 

10月13日有明アリーナ 

WBA世界バンタム級タイトルマッチ 

井上拓真(大橋)VS堤聖也(角海老) 

 

初日のメインは井上拓真VS堤聖也の日本人対決。 

 

拓真は2戦連続日本人相手の防衛戦だが、前回は1位石田との指名戦。 

 

今回の3度目の防衛戦相手は大橋ジム主催の「モンスタートーネメント」覇者。 

 

自らの手で世界挑戦を勝ち取った堤は、挑戦者として相応しい。 

 

海外ランカー招聘よりも実力、素性が知られている堤相手の防衛戦の方が俄然興味が沸く。 

 

堤はスイッチヒッター。 

 

イメージ無いかもしれないが、速いフットワークも有し、前半は細かい技術も感じさせる。 

 

パンチはKO率ほど一発パワーはないが、旺盛なスタミナで手数を繰り出しKOへ結びつけるタイプ。 

 

一番の武器はハートの強さ。 

 

スタミナを出し惜しみせずに攻め続ける。

 

これはフィジカルはもとより気持ちが強くなくては敢行出来ない。 

 

ただ相手の拓真は数々の国内強豪選手との手合わせに「完勝」してきた選手。 

 

日本人選手相手との対戦で拓真が競り負けるイメージが湧かない。 

 

前半は堤が積極的な攻めでポイントを挙げるだろうが、中盤~後半はキャリアと技術で上回る拓真の独壇場となるだろう。 

 

やはり地力差は大きいと言わざるを得ない。 

 

後半になるとかなりラフで防御力も目減りする堤に対し、拓真は面白いようにポイントを積み重ねるとみる。 

 

ハートもフィジカルも強い堤を倒すことは困難かもしれないが、連打でストップ勝ちの絵も充分に浮かぶ。 

 

予想は拓真の明白な判定勝ち(117-111位)で、中谷潤人との統一戦へ駒を進めると予想する。拓真はとにかく左! 

「ポルシェ高輪」とスポンサー契約! 

 

座間ならGTR一択だけど😂 

 

井上:20勝(5KO)1敗 28歳 

堤:11勝(8KO)2分 28歳 

 

2日連続七大世界戦 

 

DAY1 

10月13日有明アリーナ 

WBC世界フライ級タイトルマッチ 

寺地拳四朗(BMB)VSクリストファー・ロサレス(ニカラグア) 

 

2団体のLF級王座を返上した拳四朗が即2階級制覇へ挑む。 

WBOにはそのような規約が有ったが、WBCも王座返上、即次階級1位にランキング。 

 

拳四朗にとり幸甚だが、ライトフライで無双を誇った拳四朗に相応しいポジションでもある。 

 

相手は2位のクリストファー・ロサレス。 

 

体重オーバーの比嘉大吾から番狂わせで王座を奪ったのは、既に6年前のこと。 

 

チャーリー・エドワーズに王座を奪われた後、2019年12月フリオ・セサール・マルチネス(メキシコ)とWBCフライ級王座を争ったが、9RTKO負け。 

 

以来の世界戦となる。 

 

一方拳四朗は2017年5月に世界王座に就いてから15戦連続世界戦。14勝(9KO)1敗と1階級下という事を加味してもロサレスとは段違いのキャリアを歩んできている。 

 

ここ数年減量に苦しみ、まさかの激闘派への転身&拳の怪我(今年1月に手術) 

 

フライ級転向は良いタイミングだ。 

 

ロサレスも正統派。またナチュラルなフライ級選手なので、無理にKOを狙わず持ち前の距離感を活かした戦法に終始して欲しい。 

 

ここは怪我無くまずフライ級王座に就くことが求められる。 

 

ライトフライ級上がりとはいえ、パワー、当然技術でも数段上回る拳四朗。 

 

KO戴冠も激闘オプション発動で十分可能だが、自分は完封判定勝利を求めたい。 

 

大差判定で拳四朗の手が挙がると予想。キーパンチは左ジャブだが、倒すとすればボディー。 

 

但し綺麗なロサレスのスタイルを崩すのは例の激闘スタイルという戦法も解かる・・・。 

 

ロサレスも打ち合いを好む傾向もある。 

 

ということは・・・。 

 

またも我々が心配になる展開かも?するとKO戴冠で会場は盛り上がるだろうが、是非ここはクールに上質スタイルの拳四朗を観たいものだ 

 

寺地:23勝(14KO)1敗 32歳 

ロサレス:29勝(20KO)5敗 30歳