有明アリーナ興行2日目3大世界戦+那須川天心観戦へ
【WBO世界フライ級タイトルマッチ アンソニー・オラスクアガVSジョナサン・ゴンサレス】
個人的には予想が難しいカードで楽しみだったが、何と1R偶然のバッティングでノーデシジョンとなってしまった。
ただオラスクアガは自身の距離を早くもキープ。
パワーの差もかなり感じられたので、KOの予感が漂っていた。



再戦?オラスクアガが倒しそうだ。
【WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ田中恒成VSプメレレ・カフ】
序盤田中の出来は悪くなかった。

速い左を放ち、右も入れた。
またカフの弱点のボディーにも狙いを定めていた。
ただ5Rこの一発が全てを狂わせた。

カフの右カウンターを浴び、まさかのダウンを喫する田中。
6、8、9Rと焦って出る田中へカウンターを放ちポイントを奪うカフ。
10Rは田中もハートの強さを発揮、カフのボディーに連打を集めポイントを奪う。
ただリード確信しているカフもガード固め、打ち返すというパターンを捨てない。
11Rもカフがポイントを奪い勝負を決定付ける。
最終12R田中も意地を見せ、カフをロープへ追いやり連打でポイント奪うが、僅かに届かず。

2-1(114-113X2名、113-114)でカフが番狂わせの王座獲得(私採点は114-113でカフ)
田中はクロスレンジでもダックでパンチを躱し、接近戦を挑むなど防御面も冴えていたが、右カウンターを食らいダウン負け。
正直カフは打たれ脆く狙い目王者だが、敵地で諦めずに戦い抜いたことは称賛に値する。
ただ数回肘打ちを見せていたのはね・・・。
【WBO-APバンタム級王座決定戦 那須川天心VSジェルウイン・アシロ】
那須川の相手アシロはサウスポー那須川へ踏み込み右を叩きつける思い切りの良さが有った。
強引な攻めに珍しくよけ損ねるシーンも有ったが、冷静にさばいた那須川の完勝。


那須川は冷静にカウンターを決め、アシロの弱点(ボディー)を狙うシーンも多かった。
また相変わらず静から動への動きは速い。
採点的には幸甚なダウンも奪い大差。私の採点は99-90
フルに10R戦ったことは良い経験。

いよいよ来年世界へ挑む那須川。ボクシング界の救世主の活躍に期待したい。
【WBC世界バンタム級タイトルマッチ中谷潤人VS ペッチ・ソーチッパタナ】
中谷が盤石のKO防衛。
76勝(52KO)1敗の世界1位選手に何もさせなかった。
サウスポー同士の対決だが、スピードが段違い。
また右の使い方もレベルが違った。
ペッチは4Rにジャッジ一人の支持を受けた(多分)以外は、ポイントを挙げることなく完敗。
中谷はクロスレンジでは右アッパーダブル、トリプル。
左同士対決のセオリーの右を巧く使う。



そして左の長距離砲を当てたら全てが終わるという予感のまま試合を進め、 予感通り6R左からの連打でダウン。
最後もライフルの様な左をミートし、試合を終わらせた(6R2:59TKO)
中谷のパンチのタイミングは並のボクサーとは違うタイミング、角度で飛んでくる。
巧く下半身のバネを使いタイミングを変えている。
ただでさえパワーのある左。相手からするとたまらないだろう。

もうバンタムでは敵はいない。
(マッチメイクの関係も有り)統一戦を受けてくれる対抗王者もいないと思われる。
来年、遂に日本拳闘史上最高のカード実現か?