10月の国内外の試合でいわゆる番狂わせが連発。 

 

堤聖也VS井上拓真、ブメレレ・カフVS田中恒成、極めつけはバフラム・ムルタザリエフVSティム・チュー 

 

何れも自分の予想とは真逆だったが、敗者も所々に意地を見せ、試合自体はレベルの高い攻防が観られた。 

 

この3名の敗者の内、2名(田中、チュー)は早くも再起を表明。 

 

進退を明らかにしていない拓真もこのままでは終われないだろう。 

 

同期の田中の想いに応え、再びリングに上がると思われる。 

 

まだ拓真自体は底を見せていない。 

 

やや心配なのはティム・チュー。 

 

ダメージの深さから間隔は充分にとり、調整試合を挟み本格再起すべき。 

 

無双チューの構図は崩れた為、これから対戦相手もかなり踏み込んでパンチを放ってくる。 

どちらかと言えば小柄なチュー。今後は相手からすると打ち下ろしパンチの的にも映る。 

 

我々は過去一度の敗戦から一気に怪物度が薄れ、転がり落ちていったグレート達を何度も見ている。 

 

オールドファンからするとあの偉大なコンスタンチン・チューの息子という事でティムへの想いも強い。 

 

中量級の貴重なタレントのチューの世界戦線復帰&田中恒成、井上拓真の再起も見守りたい。 

 

 

井上尚弥次戦が正式発表された。 

 

12月24日有明アリーナ 

相手はIBF、WBO1位のサム・グッドマン(豪州) 

 

予定通りの相手だが、WBA1位ムロジョン・アフマダリエフも対戦アピールを続けており、WBA王座の行方も気になるところ。 

 

グッドマンを退けた後は、ムロジョンとの対戦がほぼ決まっていると思われるので、多額の承認料が入る井上尚弥を切り捨てる気はないとみるが、暫定王座決定戦などの悪政がないことを望みたい。 

 

グッドマンは堅実な技術が有るが、火力に欠け地味な選手。 

 

井上の敵ではないが、防御&逃げに専念すると試合の尺は長引くだろう。 

 

セミは武居由樹の防衛戦だが、現時点で対戦相手未定。 

 

那須川戦に辿り着くため、上位のメキシカン二人は避けるかな? 

 

アジア勢だとバン・タオ・トラン(ベトナム)、健文トーレス、レイマート・ガバリョ(比国)らがいる。 

 

健文は亀田との雪解けは早過ぎる。

 

ただ西田の王座を狙いたいのならここで手を組むのもありかな? 

 

その健文に1RKO負けしたガバリョやボクシング後進国のトランでは役不足。 

 

個人的にはマロニーとの再戦が興味深いが、実現の意義を見出す事が出来ない。 

 

同興行にセットされた佐々木尽VS坂井祥紀は好カード。 

 

タフでインサイドワークに優れている坂井を倒すことが有れば、佐々木の攻撃力を更に証明できる。


この対決が裏メインだな。 

ところでサウジアラビア娯楽局議長アル・シェイク氏が来日! 

 

これは来年サウジリングに井上尚弥&カネロ・アルバレス登場だわ! 

ネクストモンスターとしてトップランクと契約する中谷潤人。 

 

試合前トレーニングは米国主体で本人も海外リング思考。 

 

実は前回の試合でも米国リングを模索していたが、国内開催となった。 

 

本田会長曰く

「潤人(の対戦相手)がどうなるかが一番問題。いつも言っているけど、今回もそうだけど、もう全員に断られている。だから相手選びは難しい」

 

バンタム級統一戦も拓真敗戦で大いに遠のいている。 

陣営は本人の「ストレス解消?」も兼ねて次戦(2月)に米国リングを用意する模様。 

 

相手は選択試合になるが、格好の相手がいる。 

 

現在WBC世界バンタム級1位はファン・フランシスコ・エストラーダ。 

 

米国でのネームバリューは中谷よりも上の元PFPボクサー。 

 

前戦でキャリア初のTKO負けを喫しており、中谷との対戦に名乗りを上げるかは微妙だが、エストラーダも34歳と残りは金の生る試合しか行わないと思われる。 

 

その観点では、バンタム級王者の中では中谷との対決一択。 

 

ジェシー・ロドリゲスとの対戦もしており、帝拳&トップランクとの試合に支障はない。 

 

中谷潤人。ここは是非ロドリゲスの首を狩り、スーパーバンタム級への転向を加速して欲しいものだ。

 

そんな中、井上尚弥が自ら中谷との対戦に関し口を開いた。 

 

「PFP1位になりたい若者(中谷)がいる。その若者が上がってくるのを待つしかないのかな」 

 

「これだけボクシングファンが言うなら(自分で)もう口に出してもいいのかな」 

 

 「(中谷が)1位を目指したいというのは、もうそういうこと(自分と対戦したいということ)じゃないですか。バンタム級で1位を目指したいのか、どこ(の階級)で1位を目指したいのかわからないですけどね。(14日の試合は)やっぱり強いなと思いました。だからこそ、自分も興味がある」 

 

流石井上尚弥。 

 

時が来るのを待とう!