残念ながら王者マルティネスがインフルエンザ罹患の為、世界戦は中止となったが、メインを堤駿斗VSレネ・アルバラードの 

「WBA世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦」に据えての興行(於:大田区総合体育館) 

メイン前に井岡一翔がリング上で挨拶。 

 

残された時間が少ないだけに来年前半での世界戦実現を願う。 

 

【堤駿斗VSレネ・アルバラード】 

 

予想はされていたが、両者のスピードは段違い。 

 

アルバラードはスレンダーでフェザー級選手にも映る。 

 

リカバリー増量の堤と対照的。 

 

堤は得意のジャブを放ち主導権を握る。 

 

アルバラードは広いスタンスで時折イレギュラーなパンチを放つが、堤は得意の右カウンターに加え中盤からは左フックカウンターも当てる。 

 

左レバーとこの左フックカウンターが効果的だった。 

※長い右の後にショートの左フックをつなげるのも良かった。 

 

堤は右アッパー、右フックボディーと多彩なパンチで、アルバラードへ全くペースを渡さないのだが、アルバラードも痩身ながらも打たれ強く怯まない。 

こうなれば堤は連打でのストップ狙いしかない。 

 

7Rもあと少しでストップ宣告も・・・の展開。 

次ぐ8Rアルバラードをロープへ詰め連打を放つと池原主審は終了宣告(8R1:55TKO) 

 

堤の完勝だが、35歳アルバラードも元世界王者のプライドだろう最後まで倒れる事を拒否した。 

 

堤はこれで6勝(3KO)で世界挑戦に王手? 

 

同じジムということもあり、井岡を思わせる動きも取り入れているが、井岡のように理詰め戦法はまだ早い。 

 

一気に行く若さも欲しい。 

 

WBA王者はラモン・ローチJr 

 

狙い目の王者だが、7戦目で挑む王者でもない。 

 

堤は世界王者になる選手と確信しているが、もっとキャリアを積ませたい。 

 

本日開催予定だったWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ 

フェルナンド・マルティネス(亜国)VS井岡一翔(志成)は、王者マルティネスがインフルエンザ罹患の為、試合中止。 

 

公開練習、調印式を「発熱」の為、王者が欠席。 

 

嫌な予感も漂っていたのだが、公開計量当日に中止が発表された。 

 

関係各位、何よりもマルティネス本人が出場すべく全力を尽くした末の結果だけに前日の発表もやむなしだが、調印式&健診欠席の時点での発表がされてしかるべきとの論も頷ける。 

 

選手ファーストならギリギリまで決行を模索。 

 

ファン目線であればなるべく早目の発表が望ましい(地方から宿泊込みで観戦の方もいる)。

 

ただパンデミック時のコロナと違い風邪、発熱、インフルエンザに明確な規定が存在しないため、判断が難しい。 

 

大きな金額が動くため、直前まで開催の可能性を探った事も理解できる。 

 

さて仕切り直しは有るのか? 

 

マルティネスはIBF王座を放棄して迄選択した井岡戦はマスト。 

井岡も同様でお互いの想いは一致。 

 

そこをWBAがどの様な判断をするのか? 

 

WBAに変な考えを与えないように早急なリセット日程を発表したいところだが、カード消滅の可能性も高い事は否めない。 

 

12月24日有明アリーナ興行延期に続き何とも言えない年末を迎える事となった日本拳闘界。 

 

急遽メインを務める事となった堤駿斗の健闘に期待したい。 

 

大晦日に行なわれるWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ 

 

フェルナンド・マルティネス(亜国)VS井岡一翔(志成)Ⅱ 

 

井岡にとり文字通り選手生命をかけた再戦。 

 

前戦(7月)は、開始から積極的に攻めたマルティネスが押し切り、大差判定で勝利。 

 

井岡も1Rと3Rにマルティネス攻略へのマストブロー(左レバー)を当てたが、マルティネスは途中アウトボクシングも入れ、終盤は何と井岡の左レバー打ちにカウンターも合わせて来た。 

サイドの動きも入れ、旺盛に動き攻めたマルティネスの完勝だった。 

 

今回は井岡のスペックを体感しているマルティネスも初戦の様なフルスロットルスタートを切らないとみるが、作戦的には前半ペースを取るべく攻め入るのは間違いない。 

 

本来井岡はマルティネスの様な攻めて来る相手には、無類の強さを発揮するのだが、マルティネスの想像以上の圧力、スタミナ、タフネス。そしてサイドへの動きに敗れた。 

 

井岡は前半後手を取らずにより一層アグレッシブに対峙しなけらば初戦の二の舞い。 

 

ただこれは晩年期の井岡のスタイルではなく、敢行できるのかと言うと・・・。 

 

今回発熱を喫してしまったマルティネスも後半スタミナを鑑み、手数は初戦程ではなく攻撃面、耐久性は目減りするだろうが、ほぼ誤差の範囲と考えるべき。

 

マルティネスが初戦の90%ほどに仕上げてきたら残念ながら井岡は勝てない。 

 

再戦に強く策士である井岡の底力に期待も有るが、マルティネスは井岡上質な技巧を飲み込んでしまうスペックを有している。 

 

言葉はあれだが、「井岡の技巧に敬意を払わず土足で踏み込んでいくこと」が井岡攻略のポイント。 

 

その気概がマルティネスには宿っている。 

 

好試合にはなり井岡も見せ場は作るだろうが、マルティネスの判定返り討ちと予想する。 

※追記王者マルティネスは29日の調印式も欠席。(=調印式は急遽中止に)

 

王者の体調不良が深刻??行方が混とんとしてきた。

 

マルティネス計量時の様子を注目したい。