本日開催の有明アリーナ興行 

 

流石にメインカードは勝負論とはかけ離れているが、他カードを見ると実力拮抗や「番狂わせ」の予感も漂う対決が多い。 

 

武居世界戦中止は痛いが、こと興行としてはマニア好みのラインナップ。 

4団体世界スーパーバンタム級タイトルマッチ 
井上尚弥(大橋)VS金芸俊(韓国) 

 

先日記した様に井上尚弥前半KO防衛一択。   

 

東洋太平洋・WBOアジア・ウェルター級タイトルマッチ 
佐々木尽(八王子中屋)VS坂井祥紀(横浜光) 

 

特に波乱の予感が漂うカード。 

 

佐々木丸に乗船している自分は、この難敵を倒し世界戦へ名乗りを上げて欲しいと願っているが、佐々木が倒し損ねると中盤~坂井の罠にハマってしまう可能性も有る。 

 

佐々木が長丁場も想定してリングに上がれば、予想通り倒しきると思うが、佐々木の防御技術、タフネス、インサイドワークは実に不気味。 

 

予想は中盤までに佐々木が倒すとみるが、実にスリリングな展開となるだろう。 
  
日本スーパーフェザー級タイトルマッチ 

奈良井翼(RK蒲田)VS WBOアジア王者・渡邊海(ライオンズ) 

 

激闘も繰り広げてきた奈良井のキャリアは侮れないが、新鋭渡邊の勢いを買いたい。 

判定で渡邊が二冠達成と予想。 

 
日本スーパーバンタム級タイトルマッチ 

下町俊貴(グリーンツダ)VS平野岬(三松) 

 

メインを除き唯一実力差が有るカード。 

下町の技巧に平野は空転濃厚。 

ここは下町は倒さなくてはいけないカード。 

終盤TKOで下町。 

 

 
WBOアジア太平洋ミニマム級タイトルマッチ 

小林豪己(真正)VS高田勇仁(ライオンズ) 

 

WBA2位と格上の高田が小林へ挑むという構図。 

王者小林も基本に忠実で実にまとまった選手。 

スピードも技術も有る。 

王者の立場では強みを発揮するスタイルだ。 

 

ただ高田は、過去この手のボクサーを野性味あふれるスタイルで攻略して来た。 

 

また何気に左で差し勝つというシーンも数多く演出。 

 

高田の隠れた武器だ。 

 

高田が左でペース掴み、判定で戴冠と予想。 

 

オープニングカードから激しい攻防が観られそうだ。 

24日に迫った井上尚弥4団体防衛戦。 

 

近年でも稀な紆余曲折が有っただけに無事ゴングが鳴らされることを望む。 

井上尚弥(大橋)VS金芸俊(韓国) 

 

やはりこの漢字表記が座りが良い。 

 

いつの頃からかカナ表記となった韓国人ボクサー。 

 

幼少の頃友人とボクシングマガジン記載のOPBFランキングを眺め、韓国人ボクサーは「金」だらけだねと語り合った事を思い出す。 

 

さてこのカードは予想云々とはかけ離れたもの。 

 

経緯を鑑みると致し方ない。 

 

金にはよくぞ名乗りを上げてくれたと感謝したい。 

 

急遽代役として王者に挑み番狂わせを演じたのは、マニー・パッキャオ、ローランド・ナバレッテなど比国ボクサーが多い。 

 

やはり負けてもともとの心意気から恐れることなく強打を繰り出す比国ボクサーは、番狂わせを起こす素因が有る。 

 

その観点では負けてもともとポジションの金の捨て身攻撃は警戒すべきだが、井上尚弥の事だ。 

 

当然ラッキーパンチ的なアクシデント、金の裏ワザ(バッティング)対策への心持も万全だろう。 

 

自分の予想は以前記した様に2RKOで井上。 

 

但し本番リングでしか試せない術も多々あるので、尺を伸ばす可能性も有るのかな?? 

 

アラン・ディパエン(タイ)戦の様に相手の打たれ強さに試合時間が伸びることは、井上尚弥の評価損につながりかねない。 

 

ここは瞬殺で格の違いを見せつけて欲しい。 

 

 

 

24日、金芸俊との防衛戦へ挑む井上尚弥。 

 

グッドマンの怪我で当初予定より1か月間延期された為、2025年度井上尚弥は3試合を行う事となりそうだ。 

まずは金戦へ注力だが、今年のスケジュールが漏れ伝わって来た。 

 

今回のキム戦クリア後は、4月下旬米国でWBC1位のアラン・ピカソ(メキシコ)との防衛戦。 

 

この防衛戦挙行でWBAが王座剥奪(=ムロジョン・アフマダリエフが正規王者へ昇格)も想定の範囲。 

 

そして早ければ秋頃、来年サウジアラビアでWBA正規王者に就いている?ムロジョン・アフマダリエフとの「王座統一戦」 

 

ムロジョンは、立場的にはピカソ戦へ駒を進める井上を口撃するだろうが、エディ・ハーンも含め、より報酬の多いサウジアラビアでの対決は願ったりかなったり。 

 

そして日本拳闘界史上最高の対決(中谷潤人)との対戦は、2026年5月? 

 

しかし再来年の対決でも順調に実現しそうなのが恐ろしい。 

 

如何に二人の俊才が抜きんでている証。 

 

まずは1月の井上、2月の中谷防衛戦のパフォーマンスに注目したい。