2月1日米国ネバダ州ラスベガス(T-モバイルアリーナ)
世界ライトヘビー級統一戦(WBA&WBC(暫定))
デビッド・ベナビデス(米国)VSデビッド・モレル(キューバ)
無敗同士の統一戦だが、両者のキャリアの違いやラスボス(ベテルビエフ)の存在も有り、頂上決戦の趣は無い。
1R、両者の動きとスピードはライトヘビー級のそれではない。
特にモレルの動きとパンチのスピードは俊逸。
モレルの左は内外からと良く入る。
一旦相手ボディー攻撃で止まったが、最後まとめたモレル。
10-9モレル
2R、モレル右回りで左カウンター入れるが、パワーで上回るベナビデスはコーナーへ詰め早く強いコンビ。
モレルはリング中央へ身を置くが、右を食らう。
10-9ベナビデス
3R、ベナビデス右強打もモレルも速いコンビで反撃。また右アッパーも好打。
ベナビデスもパワー、フィジカルで上回り余裕が有るがモレルのラウンド。
10-9モレル
4R、ベナビデスはパワーで攻勢。右パンチを集中(右連打にアッパー)
しかしモレルの低い体勢からの右フックカウンターを食らい一瞬腰を落とす。
その後意地の反撃(右集中)もモレルのラウンド(トータルダメージはモレルの方が食らっている)
10-9モレル
5R、両者回復に努めるラウンド。
モレルも動きは良いが、終盤パンチを集めたベナビデスのラウンド。
10-9ベナビデス
6R、モレルは脚を使うが、ベナビデスのプレッシャーが強い(右パンチ上下。ガードの上からも効きそうな強打)。
モレルも必ず打ち返すが、スタミナ残量はベナビデス。
10-9ベネビデス
7R、モレルは削られ動きが止まり、ややスピードが落ちる。
10-9ベナビデス
8R、この回もモレルの技術がベナビデスのパワーで削られる。
10-9ベナビデス
9R、この回もパワーと体力でモレルを削るベナビデス。
ガード間へアッパーも入れる。
対しモレルのパンチではベナビデスは止まらない。
10-9ベナビデス
10R、モレルも良く動いたが、自身のパンチでベナビデスは止まらず。
強固なガードの上からベナビデスのパンチを食らい削られるパターンが続く。
10-9ベナビデス
11R、依然とパワフルなベナビデスに対し、モレルも意地でロープへ詰め必死に手数。
時に左がガード間を破るが、ベナビデスは余裕。
しかしモレルが低い構えから右フックカウンターを放つとベナビデスは「ダウン」カウントが入る。
(腕に当たった為)全くダメージは無く、ベナビデスは怒りの反撃。
ゴング後モレルの右フックに対し主審(トーマス・テイラー)は減点を取る(これで勝負は決まった)
9-8モレル
12R、当然開始から仕掛けるモレルだが、やはりベナビデスのパワーパンチに相殺され、最後はやや効かされゴング。
10-9ベナビデス
発表された採点は115-111X2名、118-108でベナビデスの勝利。
※自分のTV採点は115-111

モレルもキューバ仕込みの高レベル技巧の持ち主だが、ベナビデスのパワー、フィジカルに飲み込まれた。
但し試合自体はスピーディで実にレベルが高い好ファイトだった。
モレルもスーパーミドルで戦えば、より一層パフォーマンスを発揮できる。
勝者ベナビデスはベテルビエフVSビボルの勝者との「頂上決戦」へ駒を進めた。
ここはベテルビエフ戦実現に期待をしたい。
ベナビデスが自分よりパワーで上回る相手とどう戦うか興味ある一戦だ。