RING誌最新レイティング 

 

1位:オレクサンドル・ウシク 

2位:井上尚弥 

3位:テレンス・クロフォード 

4位:ドミトリー・ビボル 

5位:アルトゥール・ベテルビエフ 

6位:ジェシー・ロドリゲス 

7位:カネロ・アルバレス 

8位:中谷潤人 

9位:デビン・ヘイニー 

10位:デビッド・ベナビデス 

 

上位TOP3は不動だが、4位にビボル。 

 

そのビボルに敗れたとはいえベテルビエフ高評価は変わらず。 

特筆すべきは中谷が8位へ。レイティング外へ転落したジャーボンテイ・デービスよりも上の評価とは驚き。 

 

この井上、バム、中谷ら計量級ボクサーらの高評価が、いずれサウジアラビアリングに登場という形で是非フェーズを変えて欲しいものだ。 

先日世界戦計3カードが発表された。 

5月28日横浜BUNTAI 

【WBO世界バンタム級タイトルマッチ】 

武居由樹(大橋)VSユッタポン・トンディ(タイ) 

 

【IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦】 

エドワルド・ヌニェス(メキシコ)VS力石政法(大橋) 

5月24日インテックス大阪 

【IBF世界フェザー級タイトルマッチ】 

アンジェロ・レオ(米国)VS亀田和毅(TMK) 

 

武居2度目の防衛戦は、自身怪我で延期となったユッタポンとの仕切り直し戦。 

 

無敗だが無名の下位ランカー。 

 

ブランク明け&大一番へ落とせない状況。

 

まぁ妥当な相手と表現したい。 

 

一方力石の相手は27勝(27KO)1敗の戦績を誇る1位ヌニェス。 

 

強打だけではなく技術も有る強敵。 

 

ある意味前王者カカーチェよりも危険な武器を有している。 

 

これぞ中量級の世界戦。

 

実にスリリングなカード。 

 

力石のインサイドワークに期待したい。

 

 

亀田和毅は待望の世界戦(約6年振り) 

 

その間冠戦(WBA挑戦者決定戦)に勝ちながらもタイトル戦までたどり着けず、試練の時を過ごしてきたが、昨年8月IBF世界フェザー級挑戦者決定戦に勝ち、アンジェロ・レオへの挑戦が実現した。 

 

レオは狂い咲きの様にルイス・アルベルト・ロペスを倒し2階級制覇を果たした。 

 

全ての項目が及第点だが、怖さはない。 

 

全ランカーからは狙い目の王者として映っている。 

 

待った甲斐が有り亀田和毅にとり絶好のチャンス。 

 

勝ちに徹した時の亀田和毅は負けない。 

 

この試合国内実現に向け3150FIGHTは両者への報酬計1億円を用意したとか? 

 

是非各位の期待に応えフェザー級のベルトを手にして欲しい。 

 

その後は・・・。今は記すことを控えます。 

先日英国リバプールで行われたWBA世界フェザー級タイトルマッチ 

井上尚弥の標的とされるニック・ボール(英国)の防衛戦とあって日本国内でも注目を集めた一戦。 

 

相手は昨年井上尚弥に敗れているTJドヘニー(アイルランド、豪州) 

 

前日行なわれた計量でひと悶着。 

 

両者の間で小競り合いが勃発。 

 

試合を盛り上げる演出とは異なる空気感があった。 

 

ここで北アイルランド、宗教問題を出すことに気が引けるが、両国には我々が伺い知れない怨念めいたものがあっても不思議ではない背景がある。 

 

試合も前日の雰囲気そのまま激しいというかとんでもないことが起きた。 

 

1R、鬼増量のドヘニーは重い体ながら良く動き、左強打を放つ。 

 

一発パンチの重さではドヘニーが上に見える。 

 

対しボールも突貫小僧よろしく突っ込んでいく。 

 

時に両手が同時に前に出る程、セオリー無視のアタック。 

 

コーナーへ詰まったドヘニーがボールの首を巻き込むようなクリンチ。 

 

怒ったボールがゴング後ドヘニーも裏ももあたりを蹴り上げるという蛮行。 

 

ドヘニーは(アピールもあろうが)倒れ込み、反則負けでもおかしくない仕業。 

 

ドヘニーも気を取り直し、ノーガードで前の手使い動き2Rも悪くない流れのまま終えたが、徐々にボールの激しいアタックに削られていく。 

 

硬いガードとフィジカルで肉薄するボールは時にサウスポースタイルになり、ドヘニーをロープへ追いやり続ける。 

 

その後もボールがドヘニーを投げ飛ばし、ドヘニーは肘打ちを交えるなど粗い攻防。※9Rは相手を投げ飛ばしたボールに減点1 

 

正直ボールも芸がなく正面突破の繰り返しだが、38歳ドヘニーも想定通りに音を上げて来る。 

 

10R、ボールは激しい攻めでドヘニーをロープへ詰め、左スタイルから右アッパー三連打。 

 

この猛攻を受けドヘニーは11Rゴングに応じる事は出来なかった。 

 

カシメロのサウナ(出場停止)、先日のクリス・ユーバンクJr卵投げつけにやたら厳しい措置(1900万円罰金)を科す英国コミッションは、ボールから相応額の罰金を取るべき。 

 

全く王者の気品など微塵もない港町の不良少年のまま。 

 

井上尚弥が挑めばスピード差歴然、スタミナ配分が下手なボールに完勝すると見ていたが、新たに「悪童退治」というエッセンスが加わった事は歓迎。 

 

早速井上も自身Xで 

「ボール君面白いやつだ とりあえず蹴っちゃダメだよ!!」とポスト するとボールが「126ポンドで戦う準備(キック)が出来たら教えてくれ」→「俺には両拳で充分(井上)」→「本番で確かめてやる(ボール)」と応酬。

 

1980年代名王者ペドロサを王座から引きずり落したバリー・マクギガン。 

 

アイルランドに生まれた彼は違う宗派の妻を持ち、試合前のリングに歌手である父親が 「ダニー・ボーイ」を歌い上げ、会場が一体となり宗派を超えていた。当時は対立真只中。 

 

正にスポーツが一時の平穏をもたらせる感動的なシーンであったことを覚えている。 

 

ダニー・ボーイやU2の「サンデー・ブラディ・サンデー」を聴くとあの頃を思い出す。 

 

とにかく年末予定?のボールVS井上が楽しみになって来た。