松本圭佑オーバーウェイトの為 メインカード昇格となった

 

阿部麗也(KG大和)VS清水聡(大橋) 

 

清水聡は何と20ヶ月振りのリング。 

 

相手も世界戦敗退からの再起ロードを歩む阿部。 

 

構図的には敗退即引退のサバイバルマッチ。 

 

1R、左同士の対決 

 

清水は硬い右を放ち、相変わらずナックルを当てる意識が高い右フック。 

 

左から右を回すが、阿部の右フックを食らい、追撃の右も貰う。 

 

10-9阿部 

 

 

2R、阿部は良く動き、飛び込み様の右フック。 

 

清水打ち下ろしの左は強いのだが、バランスが良くない。 

 

阿部は良く動いて攻撃。予想通りだが、清水の序盤が硬い。 

 

10-9阿部 

 

 

3R、清水得意のヘタウマで行くが、阿部の動きが速い。 

 

清水は阿部の突っ込みをマタドールの様に捌くシーンも。 

 

10-9阿部 

 

 

4R、清水はやや重心を下げ、強い右。 

 

阿部は左下&右フック&ステップ。 

 

清水は左ストレート連発に右フックカウンターでポイントを抑える。 

 

10-9清水 

 

 

5R、清水は良く動く阿部へ右を当てるが、ロープへ詰められ連打を浴びる。 

 

ブロックもしていたが、ロープを背にする時間が多く阿部のラウンド。 

 

10-9阿部 

 

 

6R、清水は意識して手数増やす。 

 

阿部も動いて対応するが、左ストレートを当てた清水のラウンド。 

 

やはりパンチは硬いな。 

 

10-9清水 

 

 

7R、清水はこの回さらに手数を増す。 

 

ワンツー→右フック。 

 

左当て動いて右ジャブ。 

 

終盤ワンツー3連発。 

 

10-9清水 

 

 

8R、阿部は動くが、清水の硬い右にペース奪われる。 

 

清水は右ジャブを出し良いリズムに乗る。 

 

右回りと右ジャブ。 

 

清水スロースターターだが、もう少し早く仕掛けたかった・・・。 

 

10-9清水 

 

 

9R、阿部もまだ速い動きが出来る。 

 

右フック、アッパー好打。 

 

飛び込んでの右フックがまた当たり始める。 

 

清水の左を頭上で躱す。 

 

10-9阿部 

 

 

10R、この回を取った方が勝ち? 

 

心得ている阿部は開始から良く動きプレッシャー。 

 

左ヒットから連打も見せこの回を抑えた。 

 

10-9阿部 

発表された採点は1-0(97-93、95-95X2名)で引き分け。 

 

自分は96-94で阿部。 

 

3月決算期、社畜全開の為、20時から喫茶店視聴だったので少し採点への集中度が目減りしていたのかも? 

 

(3Rを清水へ付ければ)ドローも理解は出来るが、97-93清水は驚きだな。 

 

試合を作っていたのは良く動いていた阿部。 

 

清水も中盤~盛り返したが、勝利までは届いていない印象。 

 

何はともあれ生き残った両者だが、なかなか厳しいな。 


ところで松本圭佑には1年間ライセンス停止という重い処分が下された。日本王者だからこそだが、生活権をも脅かす厳しさ。抑止力にはなるのだろうが、若い選手には酷だな。

昨今の事例である程度の耐性が付いてきたとはいえ、これは残念なニュース。 

 

25日自身の持つ日本フェザー級王座防衛戦(対1位大久祐哉) 

 

を控えていた松本圭佑(大橋)が前日計量の朝、けいれんを起こし病院へ搬送。 

 

試合自体が中止となった。 

 

相次ぐ水抜きによる減量失敗。 

 

こと知名度があるというか現役日本王者の失敗は影響が大きい。 

 

大橋ジムは希望者にはチケット払い戻し。そして当然のことながら松本は王座返上。 

 

過日減量失敗から悲劇的な選択をしてしまった若者がいるだけに、殊更に個人を攻める気にならないが、とにかく残念。 

 

ところでJBCが今年から導入するとした「事前計量報告」はどうなったのだろうか? 

 

試合30日前:リミットの10%  

  

同15日前:リミットの5%  

  

同7日前:リミットの3%とWBCルールに準拠  

 

本当にこのままではボクシング興行新規参入プロモーター&配信局に悪影響しかない。 

 

23日さいたまスーパーアリーナで行われたONEは選手に実質的な「過度な水抜き減量禁止」を課している。 

※計量と共に「ハイドレーションテスト」クリアが出場への条件。 

 

現状ボクシング各団体が取り入れるとは思わないが、ONEのこの取り組みは、未来に「打撃系競技」を残すためのヒントにはなり得るものだ。 

 

今回ミスを起こしてしまった松本。 

 

才能がある事は間違いないので、転級を視野に入れまたリングへ戻ってきてほしい。 

 

これは詳細不明だが、王座返上した高山涼深にも言える。 

松本不在だが、興行自体は素晴らしい内容。大橋ジムの面々が盛り上げてくれるだろう。 

 

 

元世界ユース王者、全日本も制した堤麗斗が待望のプロ入り。 

 

21日に行われたプロテストに合格。A級デビューとなる。

 

兄と同じ志成ジム所属となるが、実にプロ向きのスタイル。 

自分は拙ブログで堤麗斗がプロ入りすれば、

「将来この選手は世界のボクシングファンを熱狂させる選手になるかも知れない」と記したことがある。 

 

好戦的でテンポの良いサウスポースタイル。 

 

単なるファイターではなく、好調時には川島郭志のような動きの切れ味も披露することがあった。 

 

狙うクラスは激戦区だが、兄と同じく世界王者候補であることは間違いない。 

 

早速サウジアラビアが食指を動かしてきた。 

 

トゥルキ・アルシェイク長官が自身Xで 

「堤麗斗さん…私はこのボクサーの才能と技術が好きです。彼にはぜひ私や私のチームに連絡してもらい、今後の計画について話し合いたいと思っています」と日本語で投稿。 

 

デビュー前の選手に異例且つ最大限のラブコール。 

 

過去日本拳闘史で数千万の契約金が発生した選手はいたが、競技の特性上プロ野球選手並の契約金を手にした選手はいない。 

 

堤麗斗陣営がどの様な判断をするか未定だが、アマボクサー達に夢を与える為にもこのオファーを受けない手は無い。 

 

堤麗斗22歳(アマ戦績59勝(15KO、RSC)2敗) 

 

世界を魅了するファイターを目指し、激戦区フェザー級へ殴り込みだ!