次世代スター候補アブドゥラ・メイソン 

 

WBC世界ライト級ランクも7位に位置づけ、今年中に世界挑戦へと虎視眈々。 

 

アブドゥラ・メイソン(米国)VSカルロス・オルネラス(メキシコ) 

 

相手のオルネラスは28勝(15KO)5敗のサウスポー。 

 

1R、メイソンは広いスタンス、重心を下げ右ジャブをボディーへ刺し、更に上へ散らす。 

 

メイソンはサパタ的身体の柔らかさ。また右肩もブロックに使う。 

 

パワーよりも技。目も良くオルネラスのパンチが当たる気がしない。 

 

10-9メイソン 

 

 

2R、メイソンは相手攻撃をブロックで受け止め、打ち返す逞しさもある。 

 

ショートレンジでもアッパー、フックと自在。まるで中谷潤人だ。 

 

ボディーで相手を下がらせ、打ち合いにも応じる。 

 

その後ステップで距離を取り、左カウンター→右でダウンを奪う。 

 

ここは時間なく無理せずゴング。 

 

10-8メイソン 

 

 

3R、メイソンはフェイント駆使し右と丁寧。 

 

右ジャブで弾き、左を突き刺す。 

 

右は強くコンバ―テッド?実戦で色々試すメイソン 

 

10-9メイソン 

 

 

4R、メイソンは入ってくるオルネラスに左アッパーから連打。 

 

右で回し左ストレート。 

 

コーナーへ詰め、自身上体動かしスペースを作り、左カウンター炸裂。 

 

追撃打を避ける為、座り込むオルネラス。 

 

10-8メイソン 

 

 

5R、メイソンは左右へステップし、相手に追わせる。 

 

この回は手数を抑え、さばくスタイル。 

 

10-9メイソン 

 

 

6R、メイソンはスピーディーな右に変えて来る。 

 

重心を上下に動かし、サイドへステップ。 

 

左ヒットから連打仕掛け、追撃の左打ち下ろしでまたも膝を付くオルネラス。 

 

右目から出血し、心も折れている。 

 

10-8メイソン 

7R開始前にドクターも入り、試合終了(6R終了TKO) 

 

大差も鑑みての妥当なストップだが、先日の矢吹正道らの出血は一体何だったのだろうとモヤモヤ再浮上。 

 

メイソンは完璧すぎてシャクールやヘイニーの様に塩職人になる可能性も有るが、才能は疑う余地はない。 

 

クラスにおいてのパワーは中谷だろうが、スピードは圧倒的にメイソン。

 

数年後中谷潤人の上位互換になっているかも?

 

未だ21歳と前途洋々。

 

世界は急がずにじっくりと育てたいな。 

 

メイソン:18勝(16KO) 

この戦績みんな大好きロイヤル小林さんの18戦時点と同じ😆 

WBO世界ウェルター級王者ブライアン・ノーマン 

我が国からの視点では、24歳若きチャンピオンは佐々木尽のターゲット。  

その佐々木も会場へ駆けつけた初防衛戦(3月29日米国ネバダ州ラスベガス フォンティンブルーラスベガス) 
 

【WBO世界ウェルター級タイトルマッチ】 
ブライアン・ノーマン(米国)VSデリック・クエバス(プエルトリコ) 

1R、ノーマンは開始から持ち前の攻撃力を出し惜しみせずに強め目のパンチ。

 

左ジャブにも力感を入れている。  

ただローランカー(13位)とはいえ、クエバスも曲者だった。 

左フックを下から上へ返すとこのパンチでノーマンが一瞬足にくる波乱の幕開け。  

即座にごまかし攻め入る姿勢のノーマン。

 

また右ガードを高く掲げるが、クエバスの長いリーチを活かしたパンチは伸びている。 

10-9クエバス 

 

2R、左の差し合いではノーマン。 

その左に左フックで入るパターンも織り込む(クエバスも反応) 

ノーマンは身体に力入れているのでクエバスのパンチが怖い。  

ノーマンは左フックカウンターから右左とつなげクエバスをロープへ後退させる。  

終盤のシーンだった為、ゴングに救われるクエバス。  

10-9ノーマン 
 

3R、ノーマンは相手パワー健在の為、慎重。 

じわじわとプレッシャー。クエバスもワイドオープンで正面突破と雑な攻撃。 

カウンターの格好の餌食?  

案の定ノーマンの左フックカウンターでグラつき、左右左をフォローされ、ニュートラルコーナーへ飛ばされダウン。 

即座に立ち上がり続行かと思われたが、継続意思を示さずに主審(トム・テイラー)は試合終了を宣告(3R2:59TKO) 

敗者は盛んに目を気にしていたが、サミングではなく目直撃だと思うが・・・。  

初防衛に成功したノーマン。  

選手紹介で全階級の世界王者の中で最も若いと紹介されたが、24歳。 

その昔今回の挑戦者と同じクエバス(ホセ・クエバス)がWBC世界ウェルター級王座に就いたのが18歳7か月。  

アマキャリア卒してからプロキャリアを開始する現代と状況が違うが、24歳が最年少とは驚き。 

※ノーマンはジュニア五輪金メダリスト 

さてリングから降りたノーマンへカンペ&英語で対戦をアピールする佐々木尽。 


正直ノーマンは「Who?」状態だったが、「日本に行くよ」と返答。

2位の佐々木相手へとの対戦義務はなく、ハイリスクローリターンの相手だが、何とか挑戦を受けて欲しい。


ノーマンのスピードある攻撃力は高い頂だが、好戦的な選手&アゴに不安が有るので佐々木のパンチャーズチャンスは確実に存在する。  

文字通り倒すか倒されるか試合の尺は短くともスリリングなカードであることは間違いない。 
 

5月4日米国ラスベガスでメインを務める井上尚弥興行にOPBFフェザー級王者中野幹士(帝拳)が登場。 

 

デビュー以来12戦全勝(11KO) 

 

対戦相手の多くをタイ、比国勢が占め今ひとつ力を測りかねていたが、その硬質なパンチでOPBF王座迄駆け上がった。 

 

強豪揃いのジム内での評価も高いと聞く。 

帝拳ジムは浜田剛史を源流とし、山中慎介、三浦隆司、西岡利晃ら多くのサウスポー強打者を産んできたが、中野の左拳もその系譜に値するほど強く硬いものがある。 

 

大言壮語をしない中野。

 

性格だろうか試合運びも慎重な上、ジム内ライバルである天才藤田の様な華麗さはなく、シンプルなスタイルだが、好機に畳み掛ける連打全てのパンチにパワーを込める事も出来るどう猛さがある。 

 

流石に狙うクラスがクラスだけにまだまだ学ぶことは多いし、ラスベガスで戦うプエルトリカンがお家芸のサイドステップを駆使する選手なら、レッスンをつけられてしまう可能性も有る。。 

 

トップランク興行初登場。 

 

是非鉄の拳全開でアピールしたい。 

 

海外リングだけに少し勝ち味を早くしたいかな?