先日、力石政法に完勝し、IBF世界スーパーフェザー級王者に就いたエドゥアルド・ヌニェス(メキシコ)
早くも「怪物誕生」と世界ボクシングシーンを騒がせている。
ハーン率いるマッチルーム傘下なのでプロモーションに乗れば、ムーブメントを巻き起こすかもしれない。
ヌニェスにとっても力石はジョーカー的存在で決して楽な相手ではなかったが、戴冠戦で片付けたのは、今後の防衛ロードを進むうえで、間違いなく幸運なことだ。
さて今後ヌニェスはこのクラスを怪物的強さで席巻していくのか?
それとも過去のサンプル例でも見られたように一度の躓きで神通力を失い消えていくのか?
フィジカルは強いが耐久性は未知。
攻撃型強打者に有りがちな打たれ脆さはある様な気がするが、総じてタフなメキシカンだけに自分の杞憂か・・・。
実際生でヌニェスを観て戦績に見合う実力は間違いなくあった。
開始からの圧力は相当な物。
パンチも硬く、細かい技術(強弱、相手を追い詰める身体の使い方)も有り、何と言っても旺盛なスタミナ、フィジカルの強さは、「怪物」の異名に恥じない物があった。

正に「小型ベテルビエフ」
我が国の切り札堤駿斗以外IBFランカーに怖い選手は見当たらず、WBO王者ナバレッテとの殴り合いは大歓迎、WBC王者フォスターの技巧は粉砕するとみる。
現時点ではWBA王者ローチの技巧としぶとさには苦労するだろうが、ヌニェス不利と言う雰囲気もない。
ヌニェスに勝つには、シャクールの様な塩職人だろうが、既に転級。
今後のヌニェスの戦いが楽しみだ。
果たして我々は5月28日に怪物を観たのかそれとも・・・。