先日痛烈なKO負けで世界ウェルター級の壁に跳ね返された佐々木尽。 

担架で病院送り、一時的な記憶喪失に陥り心配させたが、そこは強靭な佐々木だけに早くも動画で「再起宣言」 

 

「ウェルター級の世界の強さを感じた。ノーマンは無茶苦茶強かった」 

ただポジティブシンキングの佐々木 

 

「自信は失っていない。スピード、パワーは通用すると思った」と佐々木節。 

 

23歳とまだ学ぶことは沢山ある。今からの伸びしろに期待したい。 

 

ただ間違いなく深いダメージを受けたのでしばらくは休み、再起戦は二線級の相手と調整で全く構わない。 

 

よく外野は世界戦に負けても国内強豪との対決に言及するが、これは思考停止と言うか盲目的発想。 

 

その対決に意義やある程度のステージを用意せねば単なるつぶし合い。 

 

そんな対戦観たくもない。 

 

23歳佐々木はボクシングに専念するため、定時制高校を選択し「ここ5年間は友達と遊んだことがない」と修行僧の様な生活を課して来た。 

 

その兄の背中を見て弟も日本で言う「重量級」で奮闘している。 

 

佐々木尽がいかにボクシングに打ち込んでいた事が分かる。 

 

冷静に考えれば体格を鑑みて下のクラスが適正とも思う(体重オーバーは別にして) 

 

また基本タフなのだが、脳がダウンを覚えてしまったのでは?の心配もある。 

 

狙うクラスがクラスだけに二度目の機会が巡ってくるかはわからない。 

 

ただあの熱い佐々木尽の事。 

 

石にかじりついてでも世界へクリンチしていくのだろう。 

最後、期待が大きかったのでこの敗戦で失う物も有るだろうが、負けてもそばにいてくれる人達を大切にしてボクサー人生を歩んで欲しい。 

極真空手家として一時代を築いた山崎照朝氏逝去。 

 

頑強なイメージしかなかったので逝去が結びつかないが、残された家族によると「闘病中も一切弱音を吐かなかった」と山崎氏らしい最後だった。 

 

「空手バカ一代」世代の自分にとり山崎氏はエンディングテーマの歌手! 

 

「男が命かけた拳」を「男が命かけた健」と思い同級生の健君をいじっていたものだ。 

 

そして氏はワールドボクシングや中日スポーツ紙で健筆をふるった。 

 

昔は日本人ボクサーが世界戦に勝つとスポーツ紙全紙購入し、切り抜いていた。 

 

渡辺二郎が全盛期防衛に成功した時、山崎氏は渡辺のストイックさを称え 

「渡辺二郎は未だ※※だ。決して※※※を知らないはずだ」と山崎節全開。 

 

当時流石に突っ込んだが・・・。 

 

同じ武道家(渡辺は日本拳法出身)として渡辺に思い入れがあったのだろう。 

近年ではあの力石徹のモデルとしても注目された山崎氏。 ※休日もう一度拝読します。

 

昔記者席で見かけた時もサムライ然としたオーラを感じたものだ。 

 

生涯武道家としての人生を全うした山崎氏。 

 

実にアッパレな人生でした。 

 

本当にお疲れ様でした。 

 

ご冥福をお祈り申し上げます。 

 

日本拳闘界悲願世界ウェルター級王者誕生ならずで世界王座挑戦6連敗となった。 

 

1988年~90年当時の暗黒時代(21連続失敗)と背景は違い現在JBC傘下の世界王者は、6名を数え計11王座を有している。 

 

基本世界王座は高い頂に有るもので、この連敗も真っ当な形と捉えたいが、6連敗の内、期待の大きかった選手が大半を占め、フェザー、スーパーフェザー、先のウェルターとクラスの壁を感じさせられている所は課題であり、危機感を持ちたい。 

 

井上尚弥が火をつけた国内配信バブルだが、提供するコンテンツが渇水すれば、持続的発展は望めない。 

 

帝拳ジム、大橋ジムは有望なアマ選手に多額の投資をしている為、戦力には事欠かないだろうが、次のフェーズはやはりフェザー級以上の世界王者誕生が必須。 

 

とにかくアフター井上時代を見据え、中量級以上の選手育成へ注力して欲しい。 

 

今は世界を席巻する日本軽量級だが、歴史を振り返ってもこの隆盛が続くとも考えにくい。 

1990年大橋秀行が21連続失敗を止めた時には一躍時の人になった。 

 

この6連続失敗を止めるべく「ライトフライ級の切り札高見亨介」がリングに上がる。 

 

(1976年と90年と)背景は相当違うのだが、具志堅が圧巻の奪還劇を起こしたグスマン戦の再来に期待したい。 

 

また近い将来「鉄の拳中野幹人」が世界フェザー級戦で暴れて欲しいものだ。