昨日気持ちのセンサーと感覚のセンサーと書いたが、本当にセンサーは違うように思える。
気持ちのセンサーは頭に、感覚のセンサーは胸にあるのじゃないかと…
気持ちはいわゆる感情で頭で考えてしまうもの。対して感覚は頭に入る前に心で何かを感じてしまうように思える。だから無意識に涙が出てくる。
笑ってるのに涙が出る…もちろん大笑いして泣いてるわけじゃない。いつの間にか涙が出てる。
そう考えると、感情が泣かせてるわけでもなく、ましてや考えてるわけでもない。頭では感じない、五感でも感じてないものが自然に胸のセンサーが感じてるのでは?と。
これは厄介だ。涙が出てから、ふと、なぜ涙がと思うと、自分の感覚に入ってくる彼女の感覚がある。以前にも書いたがアホらしいと思われる方も当然いるだろう。
が、これは幻想や妄想ではないとハッキリ言えることだ。
それにしても、最近は彼女と出会った頃のことばかり思い出しては考えてしまう。
車でナンパされたのは初めてと言っておきながら、なぜ2回目には乗ったのか?2回目の偶然があっただけでも不思議な縁なのに、まるで以前から彼女を知ってる者同士のような会話ができたのか?
初対面だったはずなのに、彼女からはまるで警戒心が感じられなかった。むしろ何でも答える彼女に無防備とさえ感じた記憶がある。
こっちも不思議と下心を持てなかった。ナンパの本来の目的は最終的に関係をもつこと…なのに彼女と話してる間にそういう相手ではないと感じてしまったから。
なぜ自分はそう思ったんだろう?そして、なぜ彼女に警戒心はなかったのだろう?
自分の答えはわかってる、大切な人を自分なんかが汚したくないと思ったから…
じゃあ彼女は?
その答えは再会できる日があるまで聞けることもない。
再会できる縁があるなら、もしかすると、真っ先に聞く質問なのかもしれない