POTPエリータ１！その1

　小さな男をエネルギーにする女！

　POTPよりエリータ１のレビューだ！

◆TRANSFORMERS GENERATIONS POWER OF THE PRIMES ELITA-1

（トランスフォーマージェネレーションパワーオブザプライムエリータ１（ワン））

　出ましたエリータ１！

　エリータ１は初代アニメ『戦え！超ロボット生命体トランスフォーマー』の第41話「アルファートリンを捜せ！」に登場した女性型TF。その後も『エリータ１』の名前は受け継がれ、アニメイテッドブラックアラクニアの元々の名前として登場したり実写玩具におけるアーシーやクロミアのリカラー枠として発売されたりと色々ありましたが初代アニメのイメージでの玩具化はありませんでした。ボットコンにてGFクロミアのリカラーでそれっぽいのが出たことはありましたが、今回めでたくリカラーではなくほぼ新規造形で玩具化！　POTPスタスクのリデコという形ではありますがこれは非常に嬉しい展開。ありがとうパワーオブザプライム……

　ちなみに見て察した方もいるかもしれませんがつま先パーツが左右逆に組まれてましたｗ　ドライバーで直せる構造でよかった…

　パケ裏のバイオ。「機知に富んで献身的なオートボットの戦士はどんな風にプライムの力を振るうのかな？」とムーンレーサーと同じ感じで書かれてます。どう活躍するかはキミが決めろ！的なこのバイオ大好き。

　付属のカードにはパケイラストの全身版が！　キュッと締まったくびれ＆腹筋とツヤツヤのふとももがエロい！　デザインも玩具準拠で非常にいい感じ。肩幅の広さに嘘をついてないのがいいですね。

　開けて、ロボットモード！

　もとはスタースクリームでありながらも大量の新規パーツによりだいぶエッチなトランスフォーマーに！　各部のガッチリムッチリ具合と散りばめられた繊細な女性性とのハーモニーがなんともエロかっこいい雰囲気を醸し出しております。女傑って感じ！　エリータはアニメだとウーマンサイバトロンのリーダーだったのでこの実力者的な風体はイメージ的にマッチしてます。

　後ろから。見る角度次第で膝の内部アームがチラ見えしてしまうのがたまらなくセクシー。丸みのあるふくらはぎもかなりのエロポイント！

　横から。主翼と機首をすべて背負うので背中が重たい…かと思いきやぜんぜんそんなことはなく、このガッチリしたカカトのおかげで自立は大安定！　女はカカトで立つものよ♡　男はどこで立つのかしらねオホホホ！

　正面から。スタスクのリデコゆえ肩幅の広さなどはそれなりにありますが、ロボットモードの体を構成するパーツはほとんどが新規！　撫で肩になった首元、丸く膨らんだ胸、くびれのあるウエスト、つるっとまろやかなふともも、ハイヒールのようなつま先など女性的表現にあふれたナイスバディとなっております。男性型のリデコであることを打ち消すためにわかりやすい女性要素が盛り込まれており、そのわざとらしさ、露骨さがむしろ浮き彫りとなってリデコもの特有の色気が生まれてます。MPロードレイジやパイラマグナに近いエロさ！　

　顔アップ。このインベーダーみたいなヘルメット！これぞまさにエリータといったデザイン。それでいてアニメのままにはせずきちんと立体ロボとしてのアレンジも加えられていて普通にカッコイイ。

　顔そのものも切れ長の目、通った鼻、シュッと鋭い顎などかなりの美人顔！　エロいしカッコイイ！　顔には白の塗装があり美白美人になっており、目の周りの未塗装部分がアイラインの役目を果たしているのがニクイ。

　胸アップ！　双丘造形というよりも胸部全体が膨らんでおり、『豊かな胸筋』といった感じ！　柔らかそうなボインボインのボインももちろん好きですが、こういった筋肉質の胸もこれはこれで大好きなタイプの胸でございます。圧殺されたい！

　胸の上方裾野には『ARIEL EVOLVED』のシール！　これはおそらくアニメでのエリータの転生前の名前が『エイリアル』だったことを拾った小ネタなんですがそれよりあんた胸にメタリックシールとかすっごくエッチ。淫紋的な何かを感じずにはいられません。

　そしてこの引き締まった腹筋！　中央に縦のラインが通っているのが腹筋表現としてめちゃくちゃセクシー。そのうえ艶やかな白塗装も乗っているので常にテカテカと光を反射するのでだいぶ性的なエリアとなっております。

　腕はこんな感じ！　合体ジョイントを兼ねているので前腕がポパイのように太くなってますが前腕アーマーとして捉えられるデザイン。ナナメのライン模様と肩のマークはシール。

　手の造形は5mmの握り拳…ではなく親指と人差し指がギリギリくっついていない開き手！　何かをエアで握っているような、もしくは指先で何か細く小さいものをつまんでいるようなこの造形に、我々ユーザーはは～～～リデコ箇所指定した人最高～～～と感謝するほかありません。

　そしてふともも！　変形時に膝下内部に格納する関係上かそこまでボリュームはないものの、そのつるつるすべすべな質感となだらかなメリハリを描く形状は非常にスケベ！　特に裏腿から膝裏にかけてのごく緩やかなＳ字輪郭線が最高にセクシーです。股関節の幅が広めなのもナイス！

　膝下はゴトッとしてますがハイヒール状になったつま先がかなりセクシー！　赤白の塗り分けも色気ありますがなんとなくガンダムっぽい。そりゃパイロットもイキまーすって叫ぶわ……

　側面のくびれも妖艶な感じですばらしいポイント。

　男性型のリデコで生まれたボイジャー（相当）の女性型TFたちと比較！

　MPロードレイジやパイラマグナと比べるとエリータのリデコ箇所の多さはダントツ。ロボットモードのほぼすべてが新規造形！　要所要所のリデコで最大限の効果を生み出していたロードレイジやパイラマグナももちろん最高でしたがエリータの豪華さもすばらしい。それにしても３体とも共通して胸がリデコされているあたり、おっぱいつけときゃ男どもは喜ぶわよね～的な選択が見え、その通りでございますと頭を垂れるのでございます。

　大きさ比較！　エリータはボイジャークラスなのでムーンレーサーやクロミアよりだいぶデカいぞ！　アニメではエリータは他のウーマンサイバトロンと同じくらいの大きさでしたが、ウーマンサイバトロンのリーダーなのでこの大きさは個人的にはかなり嬉しい。司令官や大将軍は平均よりデカいのだ！　というか単純にデカい女が好き！

　メガエンプレスとの大きさ比率もだいたい同じなので対戦相手としてもベストマッチ！

　男をいたぶるのもいいけどたまには女同士の大迫力ドンパチもいいよね！

　可動の話！

　まずは頭部がボールジョイントで可動！

　左右はもちろん、上も大きく向かせられるので…

　こら～！いつまで寝てるの！起きなきゃダメよ！　的な前のめりパイオツ強調ポーズがバッチリとれるぞ～っ！　自動的に体の一部分だけ起き上がってしまうこと必至だ！

　首元のパネルを跳ね上げれば下にも向けられるので…

　小さき存在である我々を見下ろしていただくことが可能だ～っ！

　こんだけでかい胸しといて煽り構図からのカメラ目線ＯＫというのはかなりの武器だぞ！

　肩は軸で前後左右に可動！　横には水平まで、前後には主翼に当たるまで。合体モードでの股関節になるのもあってかなりガッチリしたクリックが入ってます。

　肘は軸で90度！

　アチョーなアクションポーズもお手のものだ！

　上腕にロール軸もあるので、後頭部に両手をやるグラビアポーズもなんとか可能！

　その鍛えられた美しい肢体をさらけ出し、巻頭グラビアのトップを飾れ！

　腕の可動は基本的に肩も肘も90度で標準的というかそこまでわー動く動くっていうタイプではないんですが、もともとのスタイルがいいのでポーズ付け自体はかなり楽しい。がっぷり四つに組む前のポーズなどをとらせて遊ぼう！

　また手が握り拳一歩手前の開き手という珍しいタイプなので、なにかをつまむような動きができるのも嬉しい。

　哀れな下等生物のオスをつまんで持ち上げるポーズができるんだ！　握り潰さないようにしないとね！

　脚の可動。付け根は2軸で、前後にはこのくらいまで可動！ホッ！

　左右には水平ちょっと越えくらいまでガバッと開く事が可能。

　巨体エリータの開脚ストレッチは、オリガワルプロミンたちが総出でヨガマットになってもとても面積が足りない！　こんなマットしか用意できなくて申し訳ありませんと土下座をする男たちを、エリータは穏やかな微笑みで見下ろすのだった……

　もちろんそれぞれの軸を使ってこのようなセクシーダイナマイトおっぴろげ開脚を披露することもできるぞ～～っ！　白くまぶしいふとももはもちろん、股関節の軸構造が尻のピンすら丸見えだ！　さらに尻の中央部にはスタンド用の3mm穴が淫靡に口を開けているという衝撃の光景！　そして豊かな下乳の向こうから首可動を活かしてこちらに視線を送ってくるエリータ……この玩具どうかしとる！

　尻のスタンド穴はほんとマジで絶妙な位置に開いていて、しかもただ穴が開いているだけじゃなく穴の周辺がぷくっと盛り上がっているのがその、とてもすごいというか……とても……すごい！！　とてもすごい形！！

　膝は軸で90度ほど可動！

　その安定感のある巨大なハイヒールで男達を踏み潰すぞ！　弱点を探る必要？　全身をいっぺんに踏み潰すので必要がないのだ！

　ふとももにロール軸もあるので内股気味の両膝立ちもできるんだ！

　献身的なエリータはセクシーポーズもバンバンとってくれるぞ！

　脚組みポーズもできる……といったらちょっとできてるかこれ？って感じはするもののできないことはないぞ！　最高でゴザル！

　つま先は変形機構を利用して上にスイングさせることが可能。

　それにより、このように脚を後ろに流したときにつま先で接地することができるので……

　つま先を意識してくねくね歩く、いわゆるモデル歩きのポーズで飾れるんだ！

　露骨にオンナ感を出したその歩き方に我々の会場も大盛り上がり！

　総合的に可動はなかなか。

　そこまで「動く！」という感触はないんですが、前腕と膝下が大きい末端肥大的なデザインなのでアクション映えするというかそういう感じがあります。例の穴を使っての空中ディスプレイもＯＫ！

　腰の回転もなく四肢の動きも平均的なものですが首のパネル可動により様々な角度からカメラ目線になれるのも嬉しい。結果としてポーズの幅が増えている感じです。

　ただこのエリータの魅力は可動よりも「立たせたときのかっこよさ」だと個人的に思います。ポーズづけも勿論楽しいけど立ち姿がとにかくカッコイイ！　プライムやアニメイテッドほど露骨にS字立ち構造だったりはしないんですがなぜかそっち系のスタイリッシュさをビンビン感じます。

　ちょっと俺変形。

　背中の主翼は広げたり向きを変えたりが可能！　こうするともうほとんどビークルモードのシルエットに。もうこれで空飛べそう。

　女傑エリータも女の子！　朝の身だしなみに時間がかかって変形する暇がなくなったときはこの緊急ビークルモードで慌てて出発するんだ！　

　さらに機首は横向きにもできるので…

　というように横滑り飛行モードとしても遊べるぞ～～っ！

　また、主翼は手前方向にも折り曲げることができるので…

　夜道でバァ―――！とコートの前をおっぴろげる露出狂プレイができるんだ！　少年期にこんなもん見せられたらもう人間の女の子では興奮しない体になってしまうね！

　付属武器の話。まずは小さい銃が2丁！

　5mmジョイントで手に装備！

　見てくださいこのエリータさんの白魚のような手に握られる短小の銃を！　この付属品を握らせるというのが公式で想定された遊び方のひとつというのが正直とてもエロい。

　2丁拳銃でおしおきよ♡

　もうこの武器をそっとつまむような感じで握ってること自体がおしおきならぬご褒美です。

　そしてなんと銃身の部分を握らせることも可能！　ワオ！　イッツアベリベリビッグサービス！

　といっても想定された遊び方ではなく偶然引っかかっているようなものであまり押し込むと手に負荷がかかってしまうしムラムラしてきて玩具遊びどころではなくなるのであんまりやんないほうがいいかもしれません。

　空中からの射撃でメガエンプレスと決着をつけろ！

　銃は上腕の5mm凹に付けておくことが可能。というよりこの状態がデフォのようでパケイラストもこれで描かれていました。ここから変形も可能で、ビークル時の武器としてもいい位置に来る計算。ただ合体モードの際にはここからは外さないといけません。

　そして付属品その２！　合体モード用の足パーツだ！　ツヤツヤの黒塗りがオトナの香り！

　裏側に可動式の5mm凸があり、そこなどを手に持たせることが可能！

　あくまで合体時の足パーツなので特に武器になるとかそういうのはないんですが、カカト側に5mm穴が開いているので銃口のように見立てて遊ぶことも一応できます。

　TLKやMBのリーダーメガトロンのエフェクトパーツを挿せばお手軽に火炎放射器になるぞ～っ！

　カカト上にも5mm凹。銃を取り付ければ……特に何になるわけでもないけどとにかく取り付けて遊べるぞ！

　足パーツは主翼裏などに付けておくことも可能。ピンクの5mm凸が2つ前を向くのでなんだかちょっとドキドキしてしまうね！

　もちろん付属品以外でも5mmジョイントがあれば各所に付けたり手に持たせたりできます。

　というわけで同シリーズのプライムマスターのクラウドバースト武器モードを装備！…といきたいところなんですが、前腕アーマーが干渉して持てませんでした。(追記：ちょっとナナメにすれば持てます)

　しかし画像左手のように垂直になら持てるので……

　と、一人で玩具遊びに高じるエリータの勇姿を表現することができるぞ！

　戦いやつらい仕事の疲れを癒してくれる、それがTF玩具というわけだね！

　さて変形！

　エリータは戦闘機に変形します。

　エリータ１、トランスフォーム！

　基本的には寝るだけ変形！　ロボットモードのどこがどう移動してビークルのどこになる……といったパーツ移動の妙はありませんが、畳んでいた戦闘機のガワを展開してツライチにしていく作業はなかなか楽しい！　それぞれのジョイントもわりと強固で、見た目よりずっとガッチリ変形します。ジョイントを合わせるのには結構コツがいりますが。

　エリータ１、ビークルモード！　美しい戦闘機に変形完了！

　ロボットのパーツとビークルのパーツがあまり共通していないいわゆるガワ変形（包んでいるわけではないので厳密にはガワとは違いますが）だけあって表面部分の完成度は結構なもの！　機種のモチーフは不明ですが、初代のスタスクはF-15だったのでPOTPスタスクも同じならエリータもそうなのかな？　よくわかりません。